総務省の発表した「人口の推移」によると、2050年には日本の人口は9515万人に減少し、高齢化率は39.6%となるとのことだ。2050年というと、わずか27年後だ。何だか、恐ろしい気がする。
人口が一億人を切るということでは「少子化対策」は大切だが、もう一つ高齢化率が40%近くになることを考えると「高齢者対策」も施策の大きな柱に据えられるべきと考える。
その意味では、「元気に高齢者をより元気に!」を掲げて活動する岡山高齢協の役割は大きなものがあると考えている。その岡山高齢協が創設以来取り組んでいるのが「高齢者の主張」だ。以前政府が主催していた「青年の主張」の高齢者版だ。
自分の住み慣れた地域で、人間の尊厳を保ちつつ、心豊かに暮らせるよう、施策がもっともっと充実されるべきだ。そのために、まさにこの国の多数派となっている高齢者が、もっともっと声を上げる必要がある
高齢者のみなさんの日々の暮らしからの思いを「高齢者の主張」に投稿して欲しい。投稿は1600字以内で、投稿料として1000円は必要だが、全ての投稿作品を掲載した「応募作品集」をお届けする。そして最優秀賞1編(賞金1万円)、優秀賞5編(賞金5千円)が贈呈する。
過日ご縁をいただいた80歳台の女性が、昨年の「応募作品集」を読まれて、「90歳を超えられてあれだけ元気に生きている様と出会って元気をもらった」と語られ、今投稿すべく原稿を書いていると話されていた。
是非とも、みなさんもご自身の生き様や思いをご投稿いただきたい。締め切れは7月15日。是非とも、よろしく。