市民劇場「12人の怒れる男たち」、素敵な人間ドラマに刺激をいただいた
今日は、市民劇場の例会日だ。今例会は「俳優座劇場プロデュース」の「12人の怒れる男たち」だ。最近いささか疲れていて、しかも女性が出演しない舞台であり「パス」とも考えたが、映画や舞台で話題の作品だけに頑張って観に行った。
この舞台は、「一人の少年の父親殺しという容疑に、『予備投票で、有罪11票、無罪1票」』で、少年の容疑は動かし難いものに思えたが・・・」という誰もが知っているあらすじだ。
アメリカの陪審員制度をドラマの設定としており、日本で始まっている裁判員制度を想起させる。このドラマは、セリフ劇ではあるがグイグイと引き込まれた。と同時に、大変に考えさせられる舞台であった。
近年、いささか惚け老人となっている身であり、素敵な人間ドラマに刺激をいただいた舞台だった。
ところで、岡山市民劇場はこの10年間・62例会全てで、会員数、サークル数ともに前例会をクリアしている(603サークル、会員数・3971人)。全国どこにも達成していない快挙である。この快挙を祝福するとともに、頑張ってこられた役員・サークル・会員の方々に心からの敬意を表する次第だ。
それにしても、岡山市民劇場と岡山子どもセンターは、全く異なる活動展開をしている。そのとちらも、岡山の文化ステージでは、なくてはならない存在となっている。