地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

いつも訪問してくれてありがとう。 「毎日が日曜日」の日々ですが、好奇心いっぱいに、ミーハー心を忘れず生きていく様や日々の思いを綴っていきたいと考えています。  是非とも、今後とも訪問をお願いします。また訪問していただいたら、足跡・コメントを残してくれたらなお嬉しいです(4桁の数字を半角小文字で入力忘れないでくださね)。 今後ともよろしくお願いします。

今日出版

2010年08月31日 | 歌舞伎・演劇・バレー
 


実に立派な本が完成した、『おかやまの歌舞伎』を是非とも読んで欲しい

 今日の夕方、執筆者である赤木愼平先生とご一緒に、吉備人出版を訪れた。言うまでもない、赤木先生の労作『おかやまの歌舞伎 宮内芝居を中心に』が出来上がったので、その受け取りだ。

 吉備人出版の山川社長と語らう赤木先生のお顔には、無事に出版できて安堵と歓びの気持ちが現れていた。今年のような「戦後最も厳しい夏の暑さ」の中で、頑張り通されたその満足感にもあふれていた。赤木先生のご労苦に対して、深甚なる敬意を表したいと思う。そして、感謝も。

 それにしても、とても上品な本に仕上げていただいた吉備人出版、そして山川社長にも心からお礼を言いたいと思う。「良心的な出版社」という言葉があるが、吉備人出版はそれだけにとどまらず、まさに本に対する愛情に満ちた、つまりだからこそ素敵な本を作りたいという思いにあふれた出版社、つまり「心」を持った出版社だと、今回の出版の過程を見せてもらって確信した。
 もし、ご自身の本を出版したいと考えておられる方があれば、是非とも吉備人出版にご相談されることをオススメする。

 さて今日は、完成した本を赤木先生のご自宅へ運ぶお手伝いをするとともに、「おかやま・歌舞伎・観る会」の事務局、さらには表紙のスケッチ画を描いていただいた日本画家の西崎節子さんのお宅にもお届けに行った。みなさん、たそう喜んでいただいた。

 さて、お願いである。井原西鶴が浮世草子で取り上げられているように、宮島、金比羅と並んで西国の芝居どころとして知られた宮内について、赤木先生が今回膨大な資料を整理して、一冊の本にまとめていただいた。この『おかやまの歌舞伎 宮内芝居を中心に』(1,800円+税)を是非とも手にとって読んでいただきたい、心からお願いする。

 ところで、吉備人出版では、民話などの調査・研究者であり、民話の語り手としてもご活躍中の立石憲利さんとのお会いした。

 来月(9月)18日(土)には、その立石さんの「著作200冊を祝う会」が開催される。私もその呼びかけ人の一人に加えさせていただいている。現存する方の中では、その著書が200冊を超える方はいないと思う。そのご努力と才能に心からの敬意を表しつつ、今回赤木先生の渾身の一冊を出版したその日に、吉備人出版でお会いするのも何かのご縁だと思う。

 「一冊くらいは、自分自身の本を出しなさいよ」、そんな叱咤激励をしていただいた気がした。今日も青空が広がっている。

 
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夕立

2010年08月31日 | 身辺雑記
 
 

やっと激しい雨が降った、昨日の夕立の到来に庭の木々や花々も大喜びだ

 早いもので、もう8月も終わり。小・中学校は明日から二学期が始まる。こんな時期は、例年ならもう朝晩は寒いくらいなのに、今年は昼間は猛暑、夜は熱帯夜が続いている。

 今朝の朝刊には、「8月の平均気温は、1946年以来最高を記録」とあった。私が住む岡山市も平年よりも、2.6度高い、30.5度と過去最高を記録しているとのことだ。まさに、私たちは「戦後最も暑い夏」を過ごしたこととなる。

 そんな暑さに耐えかねて、昨日は親しくさせていただいている方との「語らい」の場として、三野にある「エスプリ」を選んだ。「オアシス」と名付けられているかき氷を食べたいがためだ。

 昨日は最新の「月刊プラザ」9月号が置かれていた。今は我が家には配達されなくなってるので、一冊持ち帰らせていただいた。いつも楽しみに読ませてもらっている。

 エスプリでのんびり、ゆったりとした時間を過ごして車を走らせていると、空には青空とともに、少しだけ黒い雲も見えた。何とか、少しだけでも雨が降って欲しいと祈るような気持ちとなった。

 すると、会議の始まる午後6時頃、待望の夕立がきた。雷が大きく鳴り響き、激しい雨音が聞こえてきた。会議に参加している人たちは、みんな嬉しそうだった。

 しかし、会議を終えて帰宅する際には、我が家のある地域でも夕立はきたのだろうか、雨は降ったのだろうかと心配になった。しかし、心配は杞憂に終わった。しっかりと、降ってくれていた。庭の花々も喜んだことだろう。

 ただ、その夕立と一緒に来た落雷によって、少ない世帯が停電に苦しまれた。ホント、自然は難しい。それでも、昨日の夕立については、素直に喜ばせていただく。自然の神様に感謝した。

 
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短編の名手

2010年08月30日 | 読書
 


「ここに確かで美しい日本語がある」、短編の名手・三浦哲郎さんが亡くなられた

 「毎冬、湯たんぽが欲しくなるような寒夜がつづく今時分になると、きまっていまは亡きおふくろが生前十八番にしていた夜回りのことが思い出される。通常、夜回りといえば(中略)路地から路地を巡るならわしだが、おふくろの夜回りは、それとは大分趣を異にしていた。第一、巡るところが戸外の路地ではなくて、家の中で、しかもみんなが寝静まった夜ふけに家族の寝所を巡るのである。(中略)おふくろは終始無言で、ただひとしきり夜具の上に、ほた、ほた、というちいさな音を遠慮がちに残しただけで通り過ぎてゆく」。

 三浦哲郎さんの生前最後の出版となった随筆集『おふくろの夜回り』(文藝春秋)の書名となっている「おふくろの夜回り」の書き出しである。

 その三浦哲郎さんが亡くなられた。「え、うそー」、昨晩テレビを見ていて、思わず声が出てしまった。「忍ぶ川」の作家三浦哲郎さんが亡くなられたとのことだ。今朝の新聞にそのご逝去は大きく報じられており、その死を実感した。

 去る8月23日付朝日新聞文化欄(岡山市は政令市であるが、全国紙の夕刊は発売されていない)に三浦哲郎が取り上げられ、「小説への気力『戻ってきた』」との記事に接したばかりなので、驚きが大きい。

 三浦さんの死亡を伝える記事で、朝日も読売も「短編の名手」と表現している。まさにその通りである。また、最後の著書となった、先の『おふくろの夜回り』の帯には、「ここに確かで美しい日本語がある」とある。三浦さんに相応しい「一文」であり、その言葉で締めくくられたことを嬉しく思っている。

 それにしても、これまでなんど三浦哲郎さんの小説や随筆(三浦さんにはエッセイではなく随筆が似合う)に慰められ、励まされたことだろう。これから少しの時間だが、三浦さんのご冥福をお祈りしつつ、その著作を読んでみようと考えている。
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くらべない生き方

2010年08月30日 | 読書
 
 

大平光代と鎌田實の対談『くらべない生き方』を一気に読み終え感動した

 「戦後民主主義において、『自立することが大切』だと声高に言われてきました。(中略)でも僕は『自立』という言葉はあまり好きではない。自立することは確かに大事なことですが、それよりも、誰かと一緒に生きていくことのほうが、ずっと大事なこと。夕日を見て感動するときにだって、ひとりではなく誰かと共有できるほうが、人生は豊かです」(鎌田實、『くらべない生き方』・「寄りかかる」より)

 この本には、宝石のようなとても素敵なフレーズがぎっしりと詰まっている。鎌田先生曰く「わけのわからん『濃い』二人」が、「時に自分をさらけだしながら、『生きることの意味』に向き合って」語り合っている。

 本の中の鎌田先生の大平さんについての発言で、「中学2年生のときに、いじめを受けたこと。割腹自殺を図ったこと。非行に走ったこと。16歳で暴力団の組長の妻になったこと。21歳で離婚したこと。新地で売れっ子のホステスだったこと。養父となった、大平のおっちゃんと出会って人生が変わったこと。司法試験に一発合格したこと。大阪市助役で苦労したこと」(筆者注;司法試験合格までの人生については、大平光代著『だからあなたも生き抜いて』に詳しい)と紹介されている。

 そんな大平さんに対して、鎌田先生も捨て子にされ、拾われた親に育てられ、「諏訪中央病院」の医師・院長、名誉院長として活躍し、『がんばらない』など著書も多数ある。

 また鎌田先生は、今年の7月15日から8月21日まで、26回にわたって、読売新聞に「時代の証言者 がんばらない」を連載されている。私はこの連載を切り抜いて、繰り返し読んでいる。

 


 こうした、まさに「濃い人生」を歩んでこられた二人が、「人生で本当に大切にするべき10のこと」として、「くらべない、ゆるす、伝える、無理をしない、繰りかえす、つくりあげる、泣いてみる、さらけだす、寄りかかる、つないでいく」をあげて、各々語り合っている。

 先にも書いたが、豊富な人生経験に満ちたお二人の言葉はとても示唆に富んでおり、どのフレーズも全て書き写したいと思ったほどだ。しかも対談となっており、とても読みやすい。久々に心が洗われた本だ。 「戦後民主主義において、『自立することが大切』だと声高に言われてきました。(中略)でも僕は『自立』という言葉はあまり好きではない。自立することは確かに大事なことですが、それよりも、誰かと一緒に生きていくことのほうが、ずっと大事なこと。夕日を見て感動するときにだって、ひとりではなく誰かと共有できるほうが、人生は豊かです」(鎌田實、『くらべない生き方』・「寄りかかる」より)

 この本には、宝石のようなとても素敵なフレーズがぎっしりと詰まっている。鎌田先生曰く「わけのわからん『濃い』二人」が、「時に自分をさらけだしながら、『生きることの意味』に向き合って」語り合っている。

 本の中の鎌田先生の大平さんについての発言で、「中学2年生のときに、いじめを受けたこと。割腹自殺を図ったこと。非行に走ったこと。16歳で暴力団の組長の妻になったこと。21歳で離婚したこと。新地で売れっ子のホステスだったこと。養父となった、大平のおっちゃんと出会って人生が変わったこと。司法試験に一発合格したこと。大阪市助役で苦労したこと」(筆者注;司法試験合格までの人生については、大平光代著『だからあなたも生き抜いて』に詳しい)と紹介されている。

 そんな大平さんに対して、鎌田先生も捨て子にされ、拾われた親に育てられ、「諏訪中央病院」の医師・院長、名誉院長として活躍し、『がんばらない』など著書も多数ある。

 また鎌田先生は、今年の7月15日から8月21日まで、26回にわたって、読売新聞に「時代の証言者 がんばらい」を連載されている。私はこの連載を切り抜いて、繰り返し読んでいる。

 こうした、まさに「濃い人生」を歩んでこられた二人が、「人生で本当に大切にするべき10のこと」として、「くらべない、ゆるす、伝える、無理をしない、繰りかえす、つくりあげる、泣いてみる、さらけだす、寄りかかる、つないでいく」をあげて、各々語り合っている。

 先にも書いたが、豊富な人生経験に満ちたお二人の言葉はとても示唆に富んでおり、どのフレーズも全て書き写したいと思ったほどだ。しかも対談となっており、とても読みやすい。久々に心が洗われた本だ。

 
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所在不明者

2010年08月29日 | ひとりごと
 


高齢者の所在不明者の多さに驚くばかり、孤独な社会の転換を

 いゃー生きているといろんなことに出会う。「1810年(文化7年)生まれの「200歳」の男性の戸籍が残っている」との記事に接した。それ以前には、江戸時代の1824(文政7)年生まれで、186歳の男性が、山口で戸籍上は生存しているとの記事に驚いたばかりだ。。

 少し前には、「全国で100歳以上の所在不明者が相次いでいる問題で、山口地方法務局によると、同市を含め県内で戸籍をコンピューター管理している17市町では、100歳以上は9,414人に上るという」という記事にも接した。

 私自身公務の仕事をしていたこともあり、決して無謬であるとは思っていなかったが、こうした事態を把握していた職員達は、どんな思いで仕事をしていたのだろうかと考えたりもしている。

 それにしても、住民票がありながら把握できていない高齢者の多さに驚くばかりだが、その一方では年間3万人を超える孤独死をしている「無縁社会」であり、ある意味では当然と思ったりもする。

 戸籍が残っているだけなら抹消すればすむ。問題は今朝の山陽新聞に載っている、「100歳以上だけでも、未だ290人いる所在不明者」だ。

 民生委員のみなさんがお一人暮らしのご高齢の方を訪問したり、ふれあい給食をお届けしたりするなどして、日常的なふれあいを強めておられる。そうした中でも、所在不明の方が結構多くおられることを憂う。

 その一方では、親がどこにいるか知らないという家庭も少なくなく現出している。家庭があれば大丈夫ということは「神話」になっていた。その上、年金受給が絡むから、事態はいっそう難しくなる。

 いつも思うのだが、年を重ねても、貧しくとも安心して家庭・地域で過ごしていける社会であって欲しいと願うものだ。今回の「所在不明者」は、様々なことを惹起している。みんなで、考えてみなければならない課題だと考える。
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雑誌「オセラ」

2010年08月29日 | 身辺雑記
 


「カフェ アマンディア」には雑誌「オセラ」を読んだお客が殺到していた

 空を見上げると、真っ青な空に白い雲がぼっかりと浮かんでいる。そんな日が、梅雨明けからもう一ヶ月以上も続いている。来週も35度とか36度の日が続くとの天気予報だ。何とかして欲しいと思うが、自然の力には勝てない。「なすがまま」、自然の前では、ホント人間は無力で弱いものだ。
 そんな昨日も暑さに耐えかねて、本を片手に「カフェ アマンディア」に行った。持参したのは、大平光代と鎌田實の対談『くらべない生き方』」(集英社刊)だ。「人生で本当に大切にするべき10のこと」との副題が付けられている本だ。この本のことは、後日読み終えた後に書くこととする。
 さて、昨日の「カフェ アマンディア」は、いつものご夫婦は旅行中で娘さんお一人であった。ただ、お友達が応援にきてくれていた。
 そんな中、雑誌「オセラ」の「ランチ特集」に掲載されたこともあり、たくさんのお客さんで賑わっているようだ。昨日もランチのお客さん全員が「オセラ」を見てこられたとのことだ。
 加えて、今週の金曜日(9月3日)の午後4時からのRSKテレビ「いけいけ DonDon」でも、奥富アナが来店して「カフェ アマンディア」が紹介されるとのことだ(生放送ではなく、録画だが)。
 多くのメディアで紹介され、たくさんのお客で賑わうのは嬉しいが、私としては今の静かな雰囲気が気に入っているだけに、少しだけ悩ましいものもある。それでもお店が栄えてこそなので、よしとする。
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不合格

2010年08月28日 | 沢田の柿育て隊
 


我の柿の摘蕾・摘果に「不合格」が出され、滝のような汗を流して頑張った

 柿育てをご指導していただいているKさんから過日、「柿の摘果ができていない、早急にしないと」との指摘を受けた。言わば、我が摘蕾・摘果に対して「不合格」の審判が下されたのだ。

 加えて、Kさんからは「週一回はオーナー木を見回りに」とのご指導も受けている。ま、これは私だけではなく、「柿育て隊」のメンバー全員だが。

 それにしても、昔から「週一(シュウイチ)」の言葉にあまりいい記憶はない。「週一」の前に、多くの場合に「せめて」がつく。「せめて、週一回は・・・」と続く。つまり、叱責や叱咤激励の言葉として聞く場合が、ほとんどだった。

 そんなこともあり、今朝は6時過ぎに家を出て、柿の摘果や枝の剪定、さらには枝の支えなどを8時半過ぎまで頑張った。顔や背中からは、滝のような汗が流れた。

 我がオーナー木を見て愕然とし、指摘を受けるのは当然だと理解した。枝によっては柿が重なりあっていた。そんな枝が多々あった。まったく摘蕾・摘果ができていなかった。前回の草刈りでも私のオーナー木の下が一番草が伸びており、今回の摘果でも私の木が一番よくなかった。反省しきりである。

 「摘果が必要」ということは、一方ではある意味嬉しいことではある。今年の場合には、同じ「柿育て隊」のメンバーの中でも「まびく必要がない」と言われる程着果のよくない木もある中では、柿がたくさん実を付けている証拠なのだから。

 ただ、今年のこの異常な猛暑、そして雨の少なさはお野菜だけでなく、柿の生育にも決してよくないようだ。柿の実は大きくならないし、実が日焼けをしている。

 今後雨が降っても、落果が激しくなり、今年の収穫は厳しいものがあるといったお話しを、柿山のオーナーであるOさんから聞いた。

 それにしても、先週の土曜日のみんなでの作業で、私たちの柿山の下草は美しく刈られていた。美しいと言えば、柿の木の下に「木漏れ日が射す」状態にしておくのがいいと教わっているが、ある木はまさに美しく木漏れ日が射していた。

 今日は2時間くらいは頑張ったが、まだまだ不十分だ。再度来週にでも、柿山に登りたいと考えている。なんでもそうだろうが、愛情いっぱいに、手間暇をかけて育てると、それに応えてくれる。美味しい沢田の柿を食べてもらうべく、頑張って育てようと思う。

 
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モーニング

2010年08月28日 | 身辺雑記
 


柿山で頑張ったご褒美にと、「珈琲館Plus」でモーニングを楽しんだ

 朝、沢田の柿山で頑張ったご褒美にと、「珈琲館Plus」でモーニングとした。日頃は貧しい暮らし故に、モーニングを楽しむなどは我慢している。それでも、今日は朝から頑張ったからと、自分に言い聞かせて贅沢を楽しんだ。
 ただ、日頃からモーニングを楽しむ暮らしでないので、どこのお店が美味しいのか分からず、結局いつもの「珈琲館Plus」とした。このお店とても、いつからオープンか分からなかったが、9時なら開いていると思い行くと、ナント朝7時オープンだった。
 それにしても、モーニングのお客の多いことに驚いた。いろんな方がいらっしゃる。ウォーキング帰りのご夫婦とか、朝のんびり過ごす人など、満席に近い状態であった。
 朝からカフェのモーニングを楽しめる人は、幸せな人生を送っているのだろうなと思ったが、やはり笑顔の裏には各々が人生の悲哀を重ねて生きておられるのだろうなとも思ったりもした。朝から、心地よい時間を過ごすことができた。感謝。
 ところで、「珈琲館Plus」では毎月第一と第三の水曜日に、「はぴふるコンサート」を夜7時から8時15分まで開催している。私も是非とも素敵な演奏を聞かせて欲しいと願っている。
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中国共同映画

2010年08月28日 | 映画・テレビ
 


中国共同映画㈱の50年近い歴史は、まさに岡山の大切な文化の歩みそのもの

 昨日、岡山を中心に中四国エリアで映画配給・上映をしている「中国共同映画㈱」の滝元社長と、少しの時間だがお話しする機会をいただいた。お話しを聞いていて思ったのは、「中国共同映画㈱の50年近い歩みは、まさに岡山の文化の歩みそのもの」だということだ。

 ところで、中国共同映画の誕生は、地域住民の参加により郷土の歴史をともに学ぼうとすすめた「月の輪」方式と言われた1953年の「柵原・月の輪古墳」の発掘作業の「記録映画」づくりに深く関わっているとのことだ。

 そして全国的な共同映画㈱は、「1950年に誕生し、1953年には記録映画『月の輪古墳』(中国共同映画で、DVD化されたものが近く販売されるとも聞く)が作られ、その普及を契機に、教育映画の分野も視野に入れ事業の拡大を図った」とのことだ。

 そして共同映画は、「1966年には埼玉県大宮市の子ども会主催での上映をきっかけに、全国に『親と子のよい映画を見る会』の運動を広め」、この岡山の地でも大きな拡がりをみせたとのことだ。

 中国共同映画と教師職員組合との連携の中で、「親の子のよい映画を見る会」の上映会当日には、市民会館を取り巻く大きな列ができていたことを記憶している。

 そんな全盛期の時代から比べると、今日の自主上映映画や学校などでの映画鑑賞の機会は激減しており、決して楽ではない経営事情にあるとのことだ。

 それにしても、私は中国共同映画㈱のお世話になって、どれだけたくさんの素晴らしい映画を見せてもらったことだろう。滝元社長を始めとする中国共同映画㈱のSTAFFのみなさんの頑張りがあればこそだ。心から、感謝している。

 それにしても、中国共同映画㈱は、近く創立50周年を迎える。「会社概要」によると、「創立:1962年4月 、現法人成立:1966年10月」とある。 従って、2016年が会社創立50周年の記念すべき年となるようだ。

 それまでに、会社の所在地のある岡山の地での、文化の歩みを記録として残すとともに、記念映画(例えば岡山が生んだ詩人・永瀬清子の映画)を製作すべきだと、滝元社長には提言しているのだが。

 ともあれ、厳しい経済環境の昨今ではあるが、中国共同映画㈱にはもっともっと頑張って欲しいと期待する。私個人としては、まずは「無言館」を題材とした記録映画を早く観たいと思っている。

 
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花食

2010年08月27日 | 身辺雑記
 


長い付き合いの友人と、「花食」でランチしながら近況を語り合った

 私の年来の友の一人に、今でも日々ボランティアで頑張っている友人がいる。私よりも少しだけ年齢が上だが、今もある学校では講義を受け持ち、ほぼ毎日のように、ある福祉組織の事務局でボランティアとしてお手伝いをしている。私のような横着者には、とうてい考えられない頑張りだ。
 そんな友人と、今日は「お食事がーでん 花食」でランチとした。その友人とは20歳代からの付き合いであり、結構長く信頼する友人だ。今日もお互いの近況を語り合った。
 加えて私は、私は映画「レオニー」の「試写会の招待状」を手渡すとともに、前売り券の販売を依頼した。逆に言うと、そのために会いに行ったというべきか。
 その友人は、試写で映画を見ることを約束もしてくれた。そんな地道な努力を重ねて、松井久子監督作品の映画「レオニー」を一人でも多くの人に見てもらえたらと思っている。
 と同時に、ボランティアで頑張る友人と会い、私ものんびりゆっくりとばかりはしていられないと、大きな刺激をもらった。さらに、少し通りを歩いていたら、蛭田二郎先生作の「ももたろう」の像があった。「頑張ろうね」とやさしく背中を押してもらった。

 
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