とてもお洒落な雰囲気の古書店「ロンサール書店」が、内山下にオープン
今日は久しぶりにまち中を散策した。田舎に住む身であり、本屋さんに行くのもなかなかに苦労がある。それでも今日は少しだけ時間があり、ぶらぶらと歩いた。
そんな中で見つけたのが、新しい古書店だ。無趣味で根暗な性分の私であり、書店で本の背表紙を眺めて過ごすのが、趣味と言えば趣味なのだろうか。そんな私であり、古書店は大好きだ。だから、歩いていて古書店が目に入れば、必ず立ち寄っている。
そんな今日、とてもお洒落な雰囲気のお店が目に入った。手書きの「古書店」の文字がないと、とても古書店とは思えないお店の構えだ。次にドアを開けて、また驚いた。ナント、スリッパが置いてある。そう、靴を脱いではいる古書店だ。店内は、まさに個人の書斎の雰囲気だ。
従来の「古本屋」さんは、所狭しと本がうずたかく積まれていて、歩くのも大変なお店を連想するが、そんなお店とは真逆な雰囲気だ。周囲は書棚となっており、中央にはテーブルが置かれており、椅子も用意されている。とても整理され、静寂に包まれていた。
私は一度ドアを開けて、その雰囲気に押されて一度はドアを閉めた。でも、お店に座っていた女性のとても素敵な笑顔に背中を押してもらって、お店に入ることができた。
私の人生で、靴を脱いで「古書店」に入ったのは、まさに初めての経験だった。それにしても、素敵な空間が創り出されており、少しだけ心を解放することができた。
先月開店した「ロンサール書店」、店名の通りフランス文学等の外国文学の本が多い。映画と同じく、本の世界でも日本のものしか興味のない私には、書棚構成は少しだけ残念だった。それでも、是非とも一度店内に入ってみられることをオススメする。