政権が交代した歴史的な衆議院選挙の「開票立会人」を務めた
昨日、衆議院選挙の投・開票があり、戦後一貫して政権を担ってきた自民党は大敗(119議席)し、民主党は308議席を確保し、政権が交替した。その一方で、昨日は政令市になって最初の市長選挙が告示された。
さて、そうした中で、私は昨晩は「北区の衆議院岡山二区の開票立会人」となって、開票作業を見守った。以前にも書いたが、岡山市は今年の四月に政令市となり、4区役所に分割され、県議・市議についてはその区割り通りとなった。しかし、衆議院選挙は一区、二区と分けられており、岡山市の政令市の区割りと若干異なる町内がある。それは4区中3区もある。中区だけは、そうした「ねじれ」がない。ただ、次回の衆議院選挙までに、区割りの変更の法案が出されて、この「ねじれ」は解消すると思われるので、私は最初で最後の「開票立会人」役だ。
ともあれ、私が住む所は北区にあるが、衆議院選挙は二区だ。そして、投・開票は、区役所ごとに行われるので、北区の開票所には一区と合わせて、二区の開票も行われることとなる。二区の選挙人は、約3800人弱である。それでも、中区や東区にある二区の開票所と合同できず、北区独自で開票所を設置しないといけない。
そんなこともあり、私に「開票立会人」の依頼があった。横着者であり、かつ今日はテレビでのんびりと開票速報を見る予定としていたが、市には大変にお世話になったこともあり、かつずいぶんと助けてもらった職員からの依頼であり、断るわけにはいかず引き受けた次第だ。
開票作業の会場は、岡山ドームだ。大半が一区の北区と南区の開票場所である。岡山ドームは空調がなく、タオルに飲み物、そしてうちわまで用意していったが、そんなに暑くはなくそれだけは助かった。
ただ、投票総数・1900余票の開票が終わったのは0時を過ぎ、私たち開票立会人が解放されたのは、午前2時だった。職員のみなさんは頑張っていただいてはいたが、それにしてもいささか長すぎる感はある。そうはいいつつも、選挙事務は投開票を無事に終了することが全てであり、その意味で関係者のみなさんにご苦労様と心から言わせていただく。
さて、家に帰ってテレビをつけると、全ての議席は決まっていて、政権交代となっていた。歴史的な選挙となった、その開票立会人を務められたことを幸せに思う。