新型コロナ流行で外出自粛要請が出ちゃったので、春の18きっぷが使いきれない状態になりました。うん、まあ仕方ないのですけど。
さて、1/25-26で関西に行ってきた話の後編です。
1/26の午前中に大阪から京都へ移動し、金閣寺へ行ってきました。金閣寺からはバスと徒歩で京都鉄道博物館へ向かいます。目的は、このときの週末で特別展示が実施されたJR最後の配給電車クモル145形・クル144形です。
こちらは昨年開業した山陰本線の梅小路京都西駅。京都鉄道博物館はこれまで丹波口駅が徒歩15分ほどで最寄りでしたけど、この駅ができてアクセスが良くなりました
京都鉄道博物館へ入ります
入り口のC62 26と80系クハ86001、0系21-1ほか。80系は湘南型電車の先駆けとして一時代を築いたのに、初期型のみの保存で80系のイメージである二枚窓の車両は全部解体されて保存されていないのですよね
広いホームもこの日はあまり人は多くありませんでした。一応まだ日本での新型コロナ流行は本格化する前でしたが
マロネフ59形
80系のモハ80001
20系食堂車のナシ20 24。弁天町時代から、食堂として営業しています
103系クハ103-1。末期は阪和線で活躍していたのでスカイブルーでしたが、大阪環状線のオレンジに塗り直されています
DD54 33。DD54形は1966年から西ドイツ製のエンジン、トルクコンバータ技術をライセンス購入して三菱重工が製造したディーゼル機関車だが、設計と製造技術、メンテナンスの問題から故障頻発して早期に引退した
EF58 150とEF81 103。直流旧型電気機関車の名機EF58形の保存車は複数あるが、意外に国鉄一般色は少ない。EF81形はトワイライトエクスプレス色
24系「トワイライトエクスプレス」の客車
EF65 1。直流電気機関車の名車EF65形のトップナンバー
特別展示の線路を空けるためか、一部の「トワイライトエクスプレス」客車が外に留置されていました
さて、いよいよクモル145形・クル144形の特別展示を見に行きます。
クモル145形・クル144形とは、101系電車の改造名義(足回りなどを再利用し、車体は新造)で製造された配給車です。配給車とは、車両工場間の物資輸送を目的とした車両で、クモル145形・クル144形については運転室以外の部分が軽トラックの荷棚(無蓋室と呼ぶ)のようになっています。
今回公開されたJR西日本吹田総合車両所京都支所所属のクモル145-1015、クル144-15で、JRに残る最後の配給電車です。時代の流れで、物資輸送もトラック輸送に変わっており、現在はこの電車も配給車ではなく、牽引車(工場内での入れ替え作業用)に使われています。
今回の展示では、無蓋室にモーターとパンタグラフを載せていました。
クモル145形・クル144形。東海道本線の下り線を乗っていると、いつも向日町でちらっと見えるのですけど、ちゃんと撮影できて満足
さて、後は屋内を見学してから蒸気機関車庫へ行きます。
DD51形DD51 756。下からも見学できます
こちらは101系のモックアップ。つまり最初から展示用に作られたものです
151系モックアップ。ボンネット特急こだま型です
EF66形EF66 35。国鉄最強の直流電気機関車。こちらも下からも見学できます
新幹線の牽引・保線用に改造されたDD13形→912形となったディーゼル機関車の先頭部モックアップ。なんか運転台がないとしっくりきません
キハ80系キハ81 3。ボンネット気動車特急として知られた初期型のキハ80系です
100系122-5003。短編成化されて最後まで山陽新幹線で活躍していた車両です
EF52形EF52 1。1928年に登場した、初の国産大型電気機関車です。それまでは外国からの輸入に頼っていた電気機関車を国産化した、いわば現在の日本の電気機関車の始祖ですね
1800形1801。1881年に製造された英国製の蒸気機関車で、車番は登場時の40になっています
500系521-1。元W1編成です。現在でも山陽新幹線で8両編成化したV編成が運行されています
583系クハネ581-35。月光型とも呼ばれただけに、ヘッドマークは「月光」でした
489系クハ489-1。ラッピングでかつての「白山色」を再現したと聞いていましたが、片側は国鉄色残りというパッチワーク状態
ワム3500形ワム7055。大正時代の木造有蓋貨車です
ヨ5000形ヨ5008車掌車。かつての国鉄時代の貨物列車「たから号」のヘッドマーク付きです
230形233蒸気機関車。初の国産量産型蒸気機関車
上から見下ろした姿
さて、この後は扇形車庫に行きます。
だいぶ写真が多くなってきたので、扇形車庫のSLの個別紹介は省きます。
EF65 1126とDE10 1118が留置されていました
この日の「SLスチーム号」はC62 2が充当されていました
扇形車庫です。日本国内でも最大の規模で、最も多く蒸気機関車を保存しています
休憩所として50系客車があります。まだ現役車両もありますけど、国鉄時代の標準塗装の朱色はこれくらいしかいなかったような
おまけ。扇形車庫の車両牽引用の機械
この後は梅小路公園も寄って行ったのですが、写真が多くなりすぎたので、記事での紹介はここまでにします。
見学後は、ツアーの都合上、新大阪まで戻ってから新幹線で帰りました。
新型コロナの流行期に入ってから、京都鉄道博物館を含めて鉄道系の博物館施設は休業しており、早く新型コロナ流行が収束して欲しいものです。
さて、1/25-26で関西に行ってきた話の後編です。
1/26の午前中に大阪から京都へ移動し、金閣寺へ行ってきました。金閣寺からはバスと徒歩で京都鉄道博物館へ向かいます。目的は、このときの週末で特別展示が実施されたJR最後の配給電車クモル145形・クル144形です。
こちらは昨年開業した山陰本線の梅小路京都西駅。京都鉄道博物館はこれまで丹波口駅が徒歩15分ほどで最寄りでしたけど、この駅ができてアクセスが良くなりました
京都鉄道博物館へ入ります
入り口のC62 26と80系クハ86001、0系21-1ほか。80系は湘南型電車の先駆けとして一時代を築いたのに、初期型のみの保存で80系のイメージである二枚窓の車両は全部解体されて保存されていないのですよね
広いホームもこの日はあまり人は多くありませんでした。一応まだ日本での新型コロナ流行は本格化する前でしたが
マロネフ59形
80系のモハ80001
20系食堂車のナシ20 24。弁天町時代から、食堂として営業しています
103系クハ103-1。末期は阪和線で活躍していたのでスカイブルーでしたが、大阪環状線のオレンジに塗り直されています
DD54 33。DD54形は1966年から西ドイツ製のエンジン、トルクコンバータ技術をライセンス購入して三菱重工が製造したディーゼル機関車だが、設計と製造技術、メンテナンスの問題から故障頻発して早期に引退した
EF58 150とEF81 103。直流旧型電気機関車の名機EF58形の保存車は複数あるが、意外に国鉄一般色は少ない。EF81形はトワイライトエクスプレス色
24系「トワイライトエクスプレス」の客車
EF65 1。直流電気機関車の名車EF65形のトップナンバー
特別展示の線路を空けるためか、一部の「トワイライトエクスプレス」客車が外に留置されていました
さて、いよいよクモル145形・クル144形の特別展示を見に行きます。
クモル145形・クル144形とは、101系電車の改造名義(足回りなどを再利用し、車体は新造)で製造された配給車です。配給車とは、車両工場間の物資輸送を目的とした車両で、クモル145形・クル144形については運転室以外の部分が軽トラックの荷棚(無蓋室と呼ぶ)のようになっています。
今回公開されたJR西日本吹田総合車両所京都支所所属のクモル145-1015、クル144-15で、JRに残る最後の配給電車です。時代の流れで、物資輸送もトラック輸送に変わっており、現在はこの電車も配給車ではなく、牽引車(工場内での入れ替え作業用)に使われています。
今回の展示では、無蓋室にモーターとパンタグラフを載せていました。
クモル145形・クル144形。東海道本線の下り線を乗っていると、いつも向日町でちらっと見えるのですけど、ちゃんと撮影できて満足
さて、後は屋内を見学してから蒸気機関車庫へ行きます。
DD51形DD51 756。下からも見学できます
こちらは101系のモックアップ。つまり最初から展示用に作られたものです
151系モックアップ。ボンネット特急こだま型です
EF66形EF66 35。国鉄最強の直流電気機関車。こちらも下からも見学できます
新幹線の牽引・保線用に改造されたDD13形→912形となったディーゼル機関車の先頭部モックアップ。なんか運転台がないとしっくりきません
キハ80系キハ81 3。ボンネット気動車特急として知られた初期型のキハ80系です
100系122-5003。短編成化されて最後まで山陽新幹線で活躍していた車両です
EF52形EF52 1。1928年に登場した、初の国産大型電気機関車です。それまでは外国からの輸入に頼っていた電気機関車を国産化した、いわば現在の日本の電気機関車の始祖ですね
1800形1801。1881年に製造された英国製の蒸気機関車で、車番は登場時の40になっています
500系521-1。元W1編成です。現在でも山陽新幹線で8両編成化したV編成が運行されています
583系クハネ581-35。月光型とも呼ばれただけに、ヘッドマークは「月光」でした
489系クハ489-1。ラッピングでかつての「白山色」を再現したと聞いていましたが、片側は国鉄色残りというパッチワーク状態
ワム3500形ワム7055。大正時代の木造有蓋貨車です
ヨ5000形ヨ5008車掌車。かつての国鉄時代の貨物列車「たから号」のヘッドマーク付きです
230形233蒸気機関車。初の国産量産型蒸気機関車
上から見下ろした姿
さて、この後は扇形車庫に行きます。
だいぶ写真が多くなってきたので、扇形車庫のSLの個別紹介は省きます。
EF65 1126とDE10 1118が留置されていました
この日の「SLスチーム号」はC62 2が充当されていました
扇形車庫です。日本国内でも最大の規模で、最も多く蒸気機関車を保存しています
休憩所として50系客車があります。まだ現役車両もありますけど、国鉄時代の標準塗装の朱色はこれくらいしかいなかったような
おまけ。扇形車庫の車両牽引用の機械
この後は梅小路公園も寄って行ったのですが、写真が多くなりすぎたので、記事での紹介はここまでにします。
見学後は、ツアーの都合上、新大阪まで戻ってから新幹線で帰りました。
新型コロナの流行期に入ってから、京都鉄道博物館を含めて鉄道系の博物館施設は休業しており、早く新型コロナ流行が収束して欲しいものです。