2012年GWの関西旅行、まだ初日の5/3分の記事が続いております。
難波から橋本へやってきて、橋本から乗車した観光列車「天空」。観光列車にふさわし内装、外装の「天空」は山岳路線である南海高野線橋本以南を走って行きます。南海高野線の橋本以南は、17m級以下の車両でないと入れないほどカーブがきつく、勾配もきつい山岳路線。南海電鉄が、大手私鉄で唯一、全国登山鉄道‰会に参加している根拠となる路線でもあります。列車は徐々にきつくなる勾配を登り、一路極楽橋駅へ向かって行きました。
橋本駅を出たすぐ後、紀ノ川を渡る
天空の車内から、外の風景を見る
私の座った山側の席だとこんな感じ
せっかくなので展望スペースへ移動して撮影。高野下駅の駅舎
山側はこのように非常に狭い空間で絶壁がある場所が多い
列車はどんどん山を登っていく。ここは40‰の勾配で、JR線だと飯田線に1カ所あるだけの急勾配。しかし、高野線はこんな勾配が続く
かつては交換駅だったとみられる下古沢
現在も交換駅の上古沢で
上古沢駅の標高は230m。ここまで138m登ってきた
30000系特急「こうや」とすれ違う
上古沢を越えると、いよいよ最急勾配50‰が現れた。この後は、この勾配が何度も続く
すでに沿線風景はすっかり山の中
紀伊細川でも2000系快速急行と行き違いとなった
極楽橋に到着
極楽橋は標高535m。標高92mの橋本から、実に443mも登ってきた
極楽橋駅は南海高野線と、南下の高野山ケーブルカーの接続駅です。この駅で下車する客は基本的におらず、天空の乗客はみな高野山ケーブルに乗り換えます。高野山ケーブルは、ケーブルカーでは数少ない2両編成の車両と言うこともあって、けっこう定員もあるのですが、さすがに「天空」と一般列車の客を全部乗せると酷い混み方になっているようでしたので、1本見送って次のケーブルカーで高野山へ向かいました。
高野線と高野山ケーブルの連絡通路
高野山ケーブルのコ12・22形
混雑を避けるために、一本見送る
極楽橋の高野山ケーブルの駅
待合室
やがて行き違いとなったケーブルカーが降りて来る
極楽橋へ近づくケーブルカー
到着したケーブルカー
側面の銘版。なんと、ケーブルカーとしては現役最古の車両
車内の様子
ケーブルカーの連結部
乗車すると、ケーブルカーは800m程の走行距離ながら、最大568.2‰の勾配を誇る
途中ですれ違った、もう1両
高野山駅に到着。標高は867mだ
高野山駅の駅舎
高野山に列車で登った後は、帰りの特急「こうや」の時間まで2時間あるのを利用し、高野山を少し見学します。以下、次回。
難波から橋本へやってきて、橋本から乗車した観光列車「天空」。観光列車にふさわし内装、外装の「天空」は山岳路線である南海高野線橋本以南を走って行きます。南海高野線の橋本以南は、17m級以下の車両でないと入れないほどカーブがきつく、勾配もきつい山岳路線。南海電鉄が、大手私鉄で唯一、全国登山鉄道‰会に参加している根拠となる路線でもあります。列車は徐々にきつくなる勾配を登り、一路極楽橋駅へ向かって行きました。
橋本駅を出たすぐ後、紀ノ川を渡る
天空の車内から、外の風景を見る
私の座った山側の席だとこんな感じ
せっかくなので展望スペースへ移動して撮影。高野下駅の駅舎
山側はこのように非常に狭い空間で絶壁がある場所が多い
列車はどんどん山を登っていく。ここは40‰の勾配で、JR線だと飯田線に1カ所あるだけの急勾配。しかし、高野線はこんな勾配が続く
かつては交換駅だったとみられる下古沢
現在も交換駅の上古沢で
上古沢駅の標高は230m。ここまで138m登ってきた
30000系特急「こうや」とすれ違う
上古沢を越えると、いよいよ最急勾配50‰が現れた。この後は、この勾配が何度も続く
すでに沿線風景はすっかり山の中
紀伊細川でも2000系快速急行と行き違いとなった
極楽橋に到着
極楽橋は標高535m。標高92mの橋本から、実に443mも登ってきた
極楽橋駅は南海高野線と、南下の高野山ケーブルカーの接続駅です。この駅で下車する客は基本的におらず、天空の乗客はみな高野山ケーブルに乗り換えます。高野山ケーブルは、ケーブルカーでは数少ない2両編成の車両と言うこともあって、けっこう定員もあるのですが、さすがに「天空」と一般列車の客を全部乗せると酷い混み方になっているようでしたので、1本見送って次のケーブルカーで高野山へ向かいました。
高野線と高野山ケーブルの連絡通路
高野山ケーブルのコ12・22形
混雑を避けるために、一本見送る
極楽橋の高野山ケーブルの駅
待合室
やがて行き違いとなったケーブルカーが降りて来る
極楽橋へ近づくケーブルカー
到着したケーブルカー
側面の銘版。なんと、ケーブルカーとしては現役最古の車両
車内の様子
ケーブルカーの連結部
乗車すると、ケーブルカーは800m程の走行距離ながら、最大568.2‰の勾配を誇る
途中ですれ違った、もう1両
高野山駅に到着。標高は867mだ
高野山駅の駅舎
高野山に列車で登った後は、帰りの特急「こうや」の時間まで2時間あるのを利用し、高野山を少し見学します。以下、次回。
高野山は一度だけ行ったことがあるのですが、
なにせ20年ほど前の話。
また登ってみたいものです。列車で。
「天空」は良い列車でしたね。難点としては、トイレが無いと言うことぐらいでしょうか。乗車が1時間少々なので、事前に済ませておけば良いでしょう。
高野山は今回駆け足観光(しかも1カ所のみ)になってしまったので、そのうちゆっくりと回りたいです。