北陸旅行シリーズ3回目です。
2日目の1/18の朝に特急「しらさぎ」で福井までやってきました。この日は福井での私鉄撮影と乗車を楽しみます。
まずは福井鉄道へ向かいます。福井鉄道福武線は田原町ー越前武生と市役所前ー福井駅前で構成される路線です。日中の電車は市役所前ー福井駅前を経由します。この路線を知らない人からするとわかりづらいのですが、
田原町側から来る電車は 仁愛女子高校→市役所前→福井駅前→公園口 の順に停車し、
越前武生側から来る電車は 公園口→市役所前→福井駅前→仁愛女子高校 の順に停車します。
市役所前からしか福井駅前の線路に侵入できない構造のためなのですが、これを知らずにダイヤを見ると、かなりわかりづらい路線です。ちなみに、福井駅前の改良工事により、電停の位置が将来的にもっと福井駅に近づく予定です。
さて、まずは福井駅前で発車直前だった880形に飛び乗り、終点の越前武生へ向かいました。880形は元名鉄の車両で、岐阜の600V区間全廃に伴って福井鉄道へ譲渡された車両の1つです。2両編成で適度な定員のため、主に日中から夕方の普通列車に使用されています。路面区間は良いのですが、軌道線では名鉄時代にはなかったほどの高速走行を行うので、かなり左右にがたがた揺れます。正直なところ、これは保線状態が悪いことに依存してもいるのですが。もうちょっとレールを長いのを使ってくれるとましになるんですけどね。
JR福井駅
駅前の改良工事で、今までと電停に至るまでのルートが違って、あやうく乗り遅れるところだった。福井駅前停車中の880形ラッピング広告車
車内は名鉄時代のままに近い
この独特のバケットシートもそのまま
運転台付近。こうして見ると、縦に長くて横に狭い
福井駅前を出ると、行ったん市役所前に入るが、客扱いは行わない。スイッチバックして発車する
しばらくすると鉄道線に入る。鉄道線ではポイント部に積雪ガードがあることも多い
鯖江あたりに近づくと積雪が見え始めた
ふと車内を見ると、扉辺りは錆がけっこうある。名鉄から福鉄に来て7年を越え、風雪で痛みが激しいようだ
北府駅の車庫が見えてきた。以前来た時は「西武生」だったが、4年ほど前に改称した
手前側の車両が元名古屋市営地下鉄の車体を持つ600形福鉄急行色。奥には元名鉄の800形も見える
主に除雪用のデキ3形と200形など
800形のもう1両の姿も見えた
終点、越前武生が見えてきた。端にいるのは今回の目的の1つ、最新型のF1000形だ
列車は1時間少々で越前武生駅に到着。4年ほど前までは武生新という駅名でした。
この駅はJRの武生駅にも近く、実のところ先ほどまで乗っていた「しらさぎ」で通り過ぎた場所まで戻ってきたことになります。まあ、このあたりは仕方ないですね。平行路線ですので。
この駅に来た目的は最新型のF1000形の撮影と乗車。ただ、到着時刻が早かったので、折り返しとしては2本目の電車でした。
1本目は、てっきり乗ってきた880形が折り返して走るのかと思っていたら、隣のホームにいた福鉄急行色の200形だったので、隣の北府駅まで乗ることにしました。
なお、この日は福井鉄道とえちぜん鉄道の共通フリー切符を使ってます。
越前武生駅に到着した880形
隣のホームには福鉄急行色200形
一般の車体の高さなので、乗り降りには階段を利用する。路面電車タイプの車両が導入される前は、この階段を使うのは併用軌道区間だけだったが、現在は全駅で利用する
880形とF1000形
奥の留置線には610形の姿も見えた
3つのホームに並ぶ3形式。左から福鉄急行色200形、ラッピング広告車880形、最新型F-1000形「FUKURAM」
200形と880形だけで
そういや、880形も昇降時にたたまれているステップが出るようになっていた。ちょうどE3系のステップとかと同じ感じ
この塗装はいいですねえ
縦でも撮影
ラッピング広告車880形、最新型F-1000形「FUKURAM」
見てわかる通り、新潟トランシスの超低床電車
一旦駅を出る。越前武生駅の駅舎
外に廻って撮影。そう、F-1000形は新潟トランシス系超低床電車では初めて、3両編成になった電車である
駅の改札
200形の扉が開き、ステップが解放された。200形に乗車する
運転台付近
車内はセミクロスシート。昭和30年代の車両だが、急行用に製造されたこともあってちょっと豪華だ
車両の製造銘版。日本車輌での昭和37年製。今年で52歳
運転手のいない反対側の運転台を撮影
このステップ、降りる時がなにげに怖いよな。子供やお年寄りには厳しかろう
福井鉄道の旅はまだ続きます。次回は北府駅とF-1000形です。
2日目の1/18の朝に特急「しらさぎ」で福井までやってきました。この日は福井での私鉄撮影と乗車を楽しみます。
まずは福井鉄道へ向かいます。福井鉄道福武線は田原町ー越前武生と市役所前ー福井駅前で構成される路線です。日中の電車は市役所前ー福井駅前を経由します。この路線を知らない人からするとわかりづらいのですが、
田原町側から来る電車は 仁愛女子高校→市役所前→福井駅前→公園口 の順に停車し、
越前武生側から来る電車は 公園口→市役所前→福井駅前→仁愛女子高校 の順に停車します。
市役所前からしか福井駅前の線路に侵入できない構造のためなのですが、これを知らずにダイヤを見ると、かなりわかりづらい路線です。ちなみに、福井駅前の改良工事により、電停の位置が将来的にもっと福井駅に近づく予定です。
さて、まずは福井駅前で発車直前だった880形に飛び乗り、終点の越前武生へ向かいました。880形は元名鉄の車両で、岐阜の600V区間全廃に伴って福井鉄道へ譲渡された車両の1つです。2両編成で適度な定員のため、主に日中から夕方の普通列車に使用されています。路面区間は良いのですが、軌道線では名鉄時代にはなかったほどの高速走行を行うので、かなり左右にがたがた揺れます。正直なところ、これは保線状態が悪いことに依存してもいるのですが。もうちょっとレールを長いのを使ってくれるとましになるんですけどね。
JR福井駅
駅前の改良工事で、今までと電停に至るまでのルートが違って、あやうく乗り遅れるところだった。福井駅前停車中の880形ラッピング広告車
車内は名鉄時代のままに近い
この独特のバケットシートもそのまま
運転台付近。こうして見ると、縦に長くて横に狭い
福井駅前を出ると、行ったん市役所前に入るが、客扱いは行わない。スイッチバックして発車する
しばらくすると鉄道線に入る。鉄道線ではポイント部に積雪ガードがあることも多い
鯖江あたりに近づくと積雪が見え始めた
ふと車内を見ると、扉辺りは錆がけっこうある。名鉄から福鉄に来て7年を越え、風雪で痛みが激しいようだ
北府駅の車庫が見えてきた。以前来た時は「西武生」だったが、4年ほど前に改称した
手前側の車両が元名古屋市営地下鉄の車体を持つ600形福鉄急行色。奥には元名鉄の800形も見える
主に除雪用のデキ3形と200形など
800形のもう1両の姿も見えた
終点、越前武生が見えてきた。端にいるのは今回の目的の1つ、最新型のF1000形だ
列車は1時間少々で越前武生駅に到着。4年ほど前までは武生新という駅名でした。
この駅はJRの武生駅にも近く、実のところ先ほどまで乗っていた「しらさぎ」で通り過ぎた場所まで戻ってきたことになります。まあ、このあたりは仕方ないですね。平行路線ですので。
この駅に来た目的は最新型のF1000形の撮影と乗車。ただ、到着時刻が早かったので、折り返しとしては2本目の電車でした。
1本目は、てっきり乗ってきた880形が折り返して走るのかと思っていたら、隣のホームにいた福鉄急行色の200形だったので、隣の北府駅まで乗ることにしました。
なお、この日は福井鉄道とえちぜん鉄道の共通フリー切符を使ってます。
越前武生駅に到着した880形
隣のホームには福鉄急行色200形
一般の車体の高さなので、乗り降りには階段を利用する。路面電車タイプの車両が導入される前は、この階段を使うのは併用軌道区間だけだったが、現在は全駅で利用する
880形とF1000形
奥の留置線には610形の姿も見えた
3つのホームに並ぶ3形式。左から福鉄急行色200形、ラッピング広告車880形、最新型F-1000形「FUKURAM」
200形と880形だけで
そういや、880形も昇降時にたたまれているステップが出るようになっていた。ちょうどE3系のステップとかと同じ感じ
この塗装はいいですねえ
縦でも撮影
ラッピング広告車880形、最新型F-1000形「FUKURAM」
見てわかる通り、新潟トランシスの超低床電車
一旦駅を出る。越前武生駅の駅舎
外に廻って撮影。そう、F-1000形は新潟トランシス系超低床電車では初めて、3両編成になった電車である
駅の改札
200形の扉が開き、ステップが解放された。200形に乗車する
運転台付近
車内はセミクロスシート。昭和30年代の車両だが、急行用に製造されたこともあってちょっと豪華だ
車両の製造銘版。日本車輌での昭和37年製。今年で52歳
運転手のいない反対側の運転台を撮影
このステップ、降りる時がなにげに怖いよな。子供やお年寄りには厳しかろう
福井鉄道の旅はまだ続きます。次回は北府駅とF-1000形です。
北陸は路面電車を活用した「ちょうど良い」交通網の整備に積極的なのでしょうか。
富山ライトレールや富山地鉄の路面電車だけでなく、福井鉄道も似た取り組みをしているようですね。
古い車両も味があり乗ってみたいですし、路面電車型の車両が郊外の鉄道部分を高速で走るところも体験してみたい、色々と楽しみがありそうな路線ですね。
記事の続きも楽しみにしています。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/
福井、高岡、富山の3都市では路面電車を利用した交通網整備にここ数年積極的になっていますね。
ライトレールの利点、ある程度輸送力を持ち、かつ町中で気軽に乗れて降りられ、自動車のような排ガスを出さない交通機関が見直されているのは良いことだと思います。
ちなみに、福井鉄道の郊外区間は列車酔いする人は絶対に乗らない方がいいくらい揺れます。最新のF-1000形でも揺れますので、車体と言うより軌道の問題なんですよね・・・
200形は今後F-1000形が増備されることがあれば、徐々に姿を消していく可能性もあるので、数年内に乗っておくことをお勧めします。