陸羽東線・鳴子峡へ

土日きっぷを利用し、また仙台方面へ撮影にやってきました。今回は久々にフイルムカメラと三脚も携えてきました。（普段は三脚を使わない横着者なんで）

朝は「はやて1号」で仙台へ。仙台で快速「南三陸1号」に乗り換え、小牛田へ移動します。小牛田で下車した後、側線を見ると仙山線で使われるキハ48「風っこ」が仙台へ向かうところだったのですが、なぜか随伴のキハ58+28が国鉄修学旅行車両色と新潟色。前者は小牛田の車両だけど、後者はびっくり。せっかくなんで、ED75との並びなんていう通常は見られない写真も撮らせてもらいました。

小牛田駅からは少し仙台側に歩いて、東北本線をまたぐ陸橋へ。ここでカメラを構え、キハ48「リゾートみのり」、キハ48・40”ふるさと”による快速「お座敷藤原まつり」を撮影しました。その合間に、運良くED75の貨物列車もやってきたので撮影しました。ちなみに写真の構図が微妙なのは、いい位置の写真をフイルムカメラにまわし、望遠をデジカメで撮ったためです。

小牛田での撮影終了後、陸羽東線へ乗車して鳴子温泉へ。今日のメインイベントは名勝・鳴子峡での撮影です。鳴子温泉駅から新庄方面へ1.8kmほど歩くと鳴子峡遊歩道の入り口へたどり着きます。ここからおよそ1.3kmほどの遊歩道を歩きました。以前は、もう少し距離があったのですが、落石で一部が閉鎖されたそうです。さて、紅葉の名所たる鳴子峡ですが、正直遊歩道の紅葉度合いは今ひとつ。終点の花渕山口側はわりと紅葉していましたが。
さらに数百メートル歩き、ようやく鳴子峡レストハウス付近の橋へたどり着きました。ここはJR東日本のポスターでも使われた陸羽東線の撮影地です。さすがに有名撮影地だけあってものすごい人手で、私も撮影に挑戦したんですが・・・場所取りの悪さと列車の速度を落として運転と言うところを見落とし、シャッタータイミングをミスり、修正したときはAFに失敗し散々。次の列車まで1時間あったので、レストハウス側へ移動し、今度はトンネルから出てくる列車を狙いましたが、これも邪魔な草木が多くいまいちな結果に。どうも今日はだめですね。

レストハウスまで全装備のままおよそ4km以上歩いたので、さすがに疲れて戻りはタクシーで。鳴子温泉まで戻って、ダメ元で駅の緑の窓口へ行ったら、帰りの「リゾートみのり」がキャンセルが出ていて指定席をGet。そのまま「リゾートみのり」で仙台まで戻りました。仙台では、明日から阿武隈急行直通の臨時列車「ぶらりおとぎ街道号」で使用する勝田の485系が留置されていて、珍しい姿を写真に撮ることもできました。

今日は撮影の成果としてはいまいちですが、天気に恵まれたし、新車の「みのり」には乗れたし、紅葉具合は微妙とはいえ鳴子峡も歩けたので、十分満足いった日でした。明日は仙山線へ行き、山形新幹線経由で帰る予定です。

写真
左上：　小牛田運輸区でキハ28+58+48「風っこ」とED75
中央上：キハ48快速「リゾートみのり」　松山町～小牛田
右上：　ED75 1008貨物列車　松山町～小牛田
中央左：キハ40・48”ふるさと”快速「お座敷藤原まつり」　松山町～小牛田
中央：　陸羽東線キハ110系　鳴子温泉～中山平温泉（鳴子峡レストハウスにて）
中央右：　陸羽東線キハ110系　鳴子温泉～中山平温泉（鳴子峡へ向かう途中にて）
左下：　陸羽東線キハ110系　鳴子温泉～中山平温泉（鳴子峡レストハウス付近の橋上より）
中央下：キハ48快速「リゾートみのり」　鳴子温泉駅
右下：　485系勝田車両センター所属の臨時用編成　仙台駅