6月末の南東北撮影旅行 その５「ELSL仙台宮城DC号を撮りに行く」

6/29-30に行ってきた撮影旅行シリーズ。一夜明けまして、6/30の朝からです。

6/29は仙台のビジネスホテルが満杯だったので、本塩釜のホテルに泊まり、朝は本塩釜駅からのスタート。早朝から小牛田へ向けて移動します。
仙石線は現在も震災によって全線開通しておらず、石巻経由で小牛田へ出ようとすると、代行バスも使うことになるので時間がかかります。
一方で仙台まで戻ってもまた時間がかかります。しかし仙石線と東北本線は松島付近で交差するカ所が有り、同じ駅でこそ無いけど駅間が近い場所が何カ所かあるのです。さしあたって、歩いて行けるほど近いのは2カ所で、西塩釜／塩釜と高城町／松島。高城町へ行く列車は少ないので、今回は西塩釜駅から塩釜駅へ歩くという方法を使いました。目指すは小牛田で、「ELSL仙台宮城DC号」を撮ることです。


朝の本塩釜駅。この辺りでは大きな駅で、ターミナルになっている

橋上駅舎の反対側。どちらかというとこちらが表側。塩竈神社の参道への出口である

駅にあった花時計

さすが神社の最寄り駅で、巨大な絵馬がありました

ホームで仙台方面への列車を待つ。その間に回送電車がやってきた

205系3100番台の回送列車。東塩釜か高城町へ行くのだろう


本塩釜駅の駅名標。JR東日本標準スタイルと、地方駅で見られる近隣の観光施設を載せた写真版。もちろん写真は塩竈神社

乗車する電車がやってきた。乗るのは1区間だけだけど。もっと言うと、待っている時間を考えれば歩いても大して変わらなかったけど

205系3100番台。山手線から転属した先頭車化改造の車両である

西塩釜駅。橋上駅舎で、こちらは海側の出口

山側の出口。塩釜駅はこちら側

さて西塩釜駅を降りるとその場所は遊歩道に整備されていた

こんな看板があった。この遊歩道は、かつて東北本線があった場所で、廃線跡を利用したものだったのだ

記念にレールが敷かれていた

歩くこと10分ほどで塩釜駅へ到着

塩釜駅の駅名標

701系に乗って小牛田へ向かう

小牛田に到着すると、すでに「ELSL仙台宮城DC号」の出発にむけ、カマに火の入ったC61が待機していました。
「ELSL仙台宮城DC号」は折り返しの「SL仙台宮城DC号」と合わせて、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの最後を飾るべく運転された列車です。
C61形20号機は元々青森に新製配置され、後に仙台、青森、宮崎と転属を繰り返した車両です。東北本線へ帰ってきたのは42年振りのことでした。
この列車に乗る人、撮る人が沿線に集まったこの土日、私もまた撮影するために小牛田へ来たわけです。

小牛田到着寸前に車内から。C61形の姿が

小牛田到着後、ホームより望遠撮影。C61形に旧客5両、最後尾はED75形です。仙台まではED75形が牽引し、折り返しの小牛田まではC61形が牽引します。折り返し時はED75形は切り離されます

わずか2日間ながら、乗車案内用に即席で用意されていました

出発式で叩く太鼓が用意されていました

列車の出発にはまだ間がありますので、ホーム上で列車を撮影した後、駅の外に出て仙台側の陸橋へ向かうことにしました。

小牛田車両センターにいたキハ48形マンガッタンライナー

小牛田駅の駅名標

701系。仙台地区の通勤輸送で活躍します

E721系。仙台地区用に、車輪等を小型化して客車時代のホーム高さに合わせた車両です

石巻線からのキハ48形。そのまま陸羽東線へ入っていきました




この列車にはキハ48形マンガッタンライナーのもう1つの編成が組み込まれていました

SLの準備はだいぶ終了したようで、職員の方も車両から離れていました

駅を出て陸橋へ向かう途中、ACOOPの駐車場から撮影

同じくキハ48形マンガッタンライナー

入れ換え用のDE10形1500番台

こちらは小牛田運輸区の事務所ですね






ホームへ入線していく「ELSL仙台宮城DC号」を撮影しました。貨物運用が無くなり、客車運用も無い、ED75形久々の晴れ舞台でもあります

次回は陸橋からの撮影をお送りします。