私のところに来られる方は、高齢な方が多く、そのために大きな声でないとお話しが通じないことがよくあります。二週間ほど前の事ですが、私自身のどが痛くカゼ引きかけなのかな?と思っていた時です。当日来られたあばあさん。まったくお話しが通じません。1m以内のところで私が出せる一番の大きな声でお話ししたことがありました。翌日にはもう声が出ません。
この対策に考えたのが、拡声器(運動会で先生が使っているようなヤツです)
でもこれじゃ失礼そうなので、集音器というのを探してみました。さすがに骨伝導なんてのもありましたが、なかなかの高価。イヤホンが付いた安価なものがありましたので、これとイヤホンの代わりに、これまた安価なヘッドホン(パソコン用)をつけてみました。準備万端で、そのおばあさんの再診を待ち、昨日試すことが出来ました。大成功でおばあさんも喜んでくれました。
このような方は、実はほとんど補聴器をもっているのですが、やっぱり雑音や甲高い音が急に入ってくるのがイヤで、なかなか使っていないようです。これも自分で試して見るとマイクをもつ手の音が耳に響きます。確かにあまりつけたくないな。耳も大切にしないとね。相手の声が聞こえないで、的外れの返事なんかしていたら、「あの人もきたか」なんて思われかねません。