最近は輸入車のショウルームを訪ねることはなく(カレラはポルシェのサービスのほうだけ)て、パラパラと雑誌をめくり、不景気といわれながらも、次々と登場する新しい車たちの最低限の知識を入れていただけでした。
先日、車雑誌じゃないのですが、めくっていると箱根にある、今一番予約の取りにくい旅館(箱根吟遊)というところが紹介されていました。前に、宮の下の富士屋ホテルに行くなら絶対にジャガーに乗ってなんて思っていたのですが、こちらもそれなりの車で行かなきゃと思いながら、ため息。
数ページ後にはジャガーの広告がありました。XJじゃなくてS-typeで十分なんて妄想を広げながら調べると、もうないんですね、あの丸いヘッドランプ。後継はXFって知らなかった。後で聞いたことですが、新しいデザイナーはアストンから移ったとかで、リアのコンビネーションランプを見ると、そうかなと思われます。3月に登場するnew XJ(写真右)もこれまでのXJとは全く違います。ちょっとさびしい感じがしますね。
でも、俄然として興味が湧いてきたXFです。素早い行動力(もっと別に生かせればな)で、今近所の車屋さんから代車で借りている「わ」ナンバーのホンダ・フィットに乗り、少々気後れしながらもショウルームを訪ねます。やめときゃいいのに試乗までしてしまいました。
これまでは、カタログを見るとシリーズ最上のモデルが絶対に欲しくなっていたものですけど、今回は最もベーシックなグレードのものが好ましく(価格も含めて)思われました。
Jaguar XFで「箱根吟遊」の玄関先に乗り付ける私の姿、似合いません。