数年前から感じていたことですが、車で旅行に出かけた際の昼食後にとても「眠く」なってしまいます。それまで以上に。すぐに車を停め仮眠などをとる方がいいのはわかっていますが、面倒くさくって「睡魔との戦い」を毎回行っています。それって結構しんどいし、だいたい危険な行為ですよね。
なので、「夜はごちそうになるかもしれない」と言いきかせ、コーヒーとちょっと甘いもので済ますようになりました。眠くなるのは食後血糖値の上昇が理由なんだと漠然と深く考えてはいませんでしたが、生理学的にはどうなんでしょう。昔は、消化するために「血」が胃の方に行って、頭の方に来なくなるから眠いとか言われてましたね。とんでもない。
昨日のテレビ健康番組 で、これを取り上げていました。食後の眠気・倦怠感・食後なのに空腹感を感じることについてです。
糖尿病じゃなくても、糖分の過剰摂取により一時的に血糖値が糖尿病域になることがあり、そこから血糖値が急降下するときに、このような症状が起こるとのこと。そういわれれば、高速道路で眠くなるのは食後すぐじゃなく60分ほど近く経過してからのような気がします。
そこで「ビブレ」なのです。数年前にこの器具に興味があって、自分に装着し間質液中のグルコース濃度(ほぼ血糖値に近い)を測ってみました。15分間隔(*1)で14日間計測を続けます。結果は専用のリーダーもしくはアプリを入れた自分のスマホでリアルタイムで見られるというもの。入浴可でごく普通に過ごせます。
糖尿病の患者さんにとても有用なのですが、問題はインシュリン使用中の患者さんのみに健康保険適応となり、内服薬などで治療中は自費となります。また自己血糖測定に対する保険点数が実際のセンサーの価格より低くて、医療機関の「持ち出し」となってしまうため、あまり積極的に勧めないために皆さん知らないのだと思います。
この「血糖下降中に眠気を感じる」のが実際に血糖のピークを過ぎて下降中に起こるのかを確かめてみたい。また1個だけでいいから買ってみようかな?
(*1) 現在リブレ2となって1分毎の計測になっているようです。だからより正確に下降中に起こるのかどうかがわかる。これまでのものは15分前~直前のいつのものかなのはわからなかった。
(*2) 糖尿病じゃなくてもこのセンサーとリーダーは
アマゾンなどで普通に購入 できます。もちろん健康保険適応外で自費になります。初めは医療機関で相談した方がいいです(こんなこと私が紹介してもいいのかな?)