少し前からはまり込んでいた無線ヂゴクですが、その始まりは無線ルーターから一番遠いところにあるパソコンに電波がなぜか届かなくなったことです。これに対して、中継器の存在を知り購入。これにより解決するどころか、以前に苦労したプリント・サーバーも無線通信できなくなってしまったのです。
考えた末、中継器の会社の製品で無線ルーターとプリントサーバーをそろえてしまえという暴挙?に出ました。本末転倒です。しかしそれもWPSという方式の特性でダメ。手動での接続を試みてもどうしても内容を書き換えることが出来ませんでした。
次の手は、中継器をあきらめ一部の区間の有線化。これはさすがにプロの助けもお願いして、軒下に潜り込んで配線してもらいました(ってズルって一部で言われそうですけど)
これにより、中継器は不要になりました。
今回はシロウトというかメカオンチなりに勉強になりました。複雑な無線の暗号化をボタンひとつで簡単に接続できるようにしたのが、WPSいう方式で、異なるメーカー間の親機・子機でもうまくいくそうです。さらに工夫を加えたのがB社のAOSS方式。
でも、新しく買ったそのメーカーのルーターの説明書には、WPSはボタンを押す度に毎回セキュリティーキーが変わるので、複数の機器とつなぐ時にはボタンを使わず、手動設定して下さいと書かれていました。
「そんなのダメじゃん」ということで、再びB社の無線LAN器を買い求めに量販店へ。
こちらのAOSSはそのようなことはなく、、実際にうちでも4台のパソコンと繰り返してつなぐことが出来ました。しかし、一週間後にもう一台のパソコンに追加接続したところ、先の4台とは再び不通となってしまいました。そしてプリントサーバーもダウン。数時間の再ヂゴクでもがいた頃に、下記のように長い長いセキュリティーキーが、換えられていたのに気がつきました。
●●●●●●●● を表示させると初めはe5cb8a4455d36a7e4ec5f740d785110b86361d7cc8df3f1b33f6f0563dab382
一週後には
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となっていました。このように長い暗号は pass word じゃなくて pass phrase というのですね。先の4台を後者のパスフレーズに置き換えたら、やった!つながった。
SSID、 WPA-PSK、 TKIP、 AES、 PIN、WEP64、 WEP128、、、、、いろいろな言葉が一杯出てきました。これらはセキュリティーのために複雑にしているのでしょうけど、解っている人にしたら、きっとたいしたことなくで、シロウトには難解すぎます。もっとシンプルなものにするか、逆にとんでもなく難解なものにして、シロウトの手に負えない程にすれば、中途半端にシロウトが頑張る必要がなくなるのにと今回思いました。たまに偶然でしょうけど解決できてしまうことがあるから、あきらめられないのです。テレビが故障したら、ほとんどのヒトは裏のカバーを開いて、夜中に悩むなんてことしないでしょ。
現在のところ一応の解決を見ていますが、AOSSボタンは何分間・何十分それとも何日でパスが書き換わるのか?が疑問に残りました。試せば分かることですが、その気力がもうない。
このメッセージはもう見たくないから