いよいよ6月になり、高齢者への新型コロナウイルスワクチン接種が本格化。市町村によって接種方法はさまざまでその地域の特性により工夫されていると思います。
私たちのところは一部を除き、基本的には集団接種となっています。ですので受けるためには接種会場に出てきてもらうのですが、当然私たちもそこに出務する必要があります。当初の予定では8月末に終了予定でしたが、菅総理の一声で(超)過密なスケジュールとなってしまいました。
カレンダーに自分が出務する日を青○を付けてみました。かなりのものでしょう。午前と午後の診療の間の2時間と日曜の6時間(1時間の弁当タイムあり)ひたすら接種を進めます。赤○は休日診療所担当です。土曜はなぜか6月は当たってませんね。コロナ禍で生活に困っている人が多い中、仕事が多いことに不満は申しません。
重症な感染患者さんを治療されているICUのスタッフの方々に比べ、同じ医療従事者と区分されている自分はあまり役立てていないなと思っていたのですが、これで少しはと思えます。
ところで今日は母親が接種を受けるために付添人として会場へ。違った方向から接種会場を見ることができました。まだ開始されてから4日目なので色々欠点が見えてきました。もちろん待ち時間が長い。次回3週先には改善させてくれていると思います。このように皆さん待たされたのですが、もう少し待てばやっとワクチン接種を受けることができるという「安心感」のためか皆さん表情が明るいなと感じました。
なぜ予定時間より大幅に時間超過しているのか?そのアナウンスは必要ですよ。それの有無で大きく気持ちが違いますからね。