紳士協定、自主規制、(闇)カルテルとかってどう違うんだろう?
「公正取引委員会からの通達により、これまでのような事(サービス)はできなくなりました」って言葉は10数年ほど前から私たちの業界ではよく聞きます。具体的には製薬会社が行うプロモーションの制限が厳しくなったという事。

製薬会社からのノベルティーとしてはボールペンの頭に、マスコット人形がついているものも多かったです。つまらないといえばそうですが、結構楽しかったのに。今では製品の名前入り文房具(メモ帳やボールペンなど)も配布ダメ。メーカー名はいいとかですが…。
自由競争、独占禁止法、寡占とかの関係っていうのもどうなんでしょうね。製品(薬剤の効能効果)の成績に差がない場合、それぞれが工夫したサービス提供により「好印象を与え」他競争会社のものでなく自社製品の販売増を目指すのは自由経済の基本じゃない?
医薬品って特殊だから、そんなことより「安全性や治療効果だけで他社製品と差別化を計れ」ということなんだろうけど、自社製品と他社製品の直接比較したグラフや表(うちのは他社の○○よりよく効きますとか)は禁じられているのです(自社の旧製品との比較は可能)
それじゃ、こちらはわかりませんよね。
話がまったくそれてしまいました。あるサイトで軽四輪自動車のパワー競争で「自主規制64馬力」となってしまい、それの撤廃の方向はない(普通車の280馬力は撤廃されたのに)と書いてありましたので、こんな話になってしまいました。この記事自体はとても面白く、今もこんな競争があれば面白いのに。