大阪府PTA協議会 生活指導委員会研修会が1月21日(土曜日)に開催され、参加して来ました。
「子どものサインを見逃さないために」をテーマに、交野女子学院長 渡辺玲子さんからお話をお聞きました。
子どもは非行に走るまでに、まわりの大人達にサインを出しているというお話からはじまりました。
子どもは自分を認めてほしいという気持ちが強くあり、親が忙しいなどの理由でその気持ちに気付けなかった場合に、眠れないなどのサインが出ていることが多くなるそうです。そして、親がそのサインを見逃し、子どものつらい気持ちが積み重なることが、中学生になって非行に走る原因の一つと言われています。
非行に走る子どもが抱える問題の特徴として、家庭内での葛藤、学校からの離友、反社会的文化への親和、生きることへの肯定感の低さなどがあるとお聞きしました。子どもには、人生は楽しいということを体感させることが重要で、生きるということを楽しく感じないと自己肯定感は生まれないということでした。
子育てにとって大切なことを、次のとおり挙げられていました。
①感動や経験を通して子どもの成長を促すこと
②自分で思いつくことが大事で、時間がかかっても子どもを信じて待つこと
③何があってもありのままの子どもを受け入れること
④愛という支配をしないこと。親の支配ではなく子どもが自分自身の人生を生きる手助けをすること
⑤禁止は子どもを変えることはできない。自分でやりたくないと判断させること
⑥変化には時間がかかるが、成長のない子どもはいないということ
⑦思いは言葉にすること
この中で特に印象に残ったことは、親が子どもを支配してはいけないという言葉です。その言葉に私自身思い当たることがあり、あらためて、親の希望を子どもに押し付けたり、条件付きで子どもを愛することをしてはいけないと考えさせられました。親として、ありのままの子どもを肯定できる存在でいたいと思いました。
また、家庭だけではなく地域の中で、子ども達を見守ることが大事であると言われています。講師の渡辺さんは、地域の人が子どもを見守るうえでまず大切なことは、不安を抱えている親を非難したり排除するのではなく、受容的な態度でかかわろうとすることであると言われていました。
この研修会を通して、「子育てに大切なことは、子どものつらいサインを見逃さず、子どもと真剣に向かい合い、ありのままの子どもを信じ認めることである。」ということを再認識することができました。
「子どものサインを見逃さないために」をテーマに、交野女子学院長 渡辺玲子さんからお話をお聞きました。
子どもは非行に走るまでに、まわりの大人達にサインを出しているというお話からはじまりました。
子どもは自分を認めてほしいという気持ちが強くあり、親が忙しいなどの理由でその気持ちに気付けなかった場合に、眠れないなどのサインが出ていることが多くなるそうです。そして、親がそのサインを見逃し、子どものつらい気持ちが積み重なることが、中学生になって非行に走る原因の一つと言われています。
非行に走る子どもが抱える問題の特徴として、家庭内での葛藤、学校からの離友、反社会的文化への親和、生きることへの肯定感の低さなどがあるとお聞きしました。子どもには、人生は楽しいということを体感させることが重要で、生きるということを楽しく感じないと自己肯定感は生まれないということでした。
子育てにとって大切なことを、次のとおり挙げられていました。
①感動や経験を通して子どもの成長を促すこと
②自分で思いつくことが大事で、時間がかかっても子どもを信じて待つこと
③何があってもありのままの子どもを受け入れること
④愛という支配をしないこと。親の支配ではなく子どもが自分自身の人生を生きる手助けをすること
⑤禁止は子どもを変えることはできない。自分でやりたくないと判断させること
⑥変化には時間がかかるが、成長のない子どもはいないということ
⑦思いは言葉にすること
この中で特に印象に残ったことは、親が子どもを支配してはいけないという言葉です。その言葉に私自身思い当たることがあり、あらためて、親の希望を子どもに押し付けたり、条件付きで子どもを愛することをしてはいけないと考えさせられました。親として、ありのままの子どもを肯定できる存在でいたいと思いました。
また、家庭だけではなく地域の中で、子ども達を見守ることが大事であると言われています。講師の渡辺さんは、地域の人が子どもを見守るうえでまず大切なことは、不安を抱えている親を非難したり排除するのではなく、受容的な態度でかかわろうとすることであると言われていました。
この研修会を通して、「子育てに大切なことは、子どものつらいサインを見逃さず、子どもと真剣に向かい合い、ありのままの子どもを信じ認めることである。」ということを再認識することができました。