降って来るもの

写真と散文とぽえむ

土塊に

2017-06-23 06:03:03 | 

        土塊に

 

もしも

ほんとうの僕と

便宜上のbokuが居るとしたら

 僕が僕として為すべきほんとうの仕事は

僕に違いない数刻の僕の間に

殆ど終わっていると言える

 

もしも

ほんとうの僕は一人だとしたら

他の何人もの、何通りものボクは

脱殻?人影?他人?

其れにしては

ほんとうの僕以外のぼく達が執拗に蠢いて

僕の一日を安閑とは過ごさせないのだ

 

奇人、変人、多重人格

自惚れ、不遜、強がり

つぎつぎと派生する雑多の猥褻で

ときおり

半狂乱を実践したりする

直立できなくなったりする

 

人間は複雑怪奇にこんがらがって

ようよう一つの土塊になるのだ

一個の

目立たぬ

 存在感に・・

*06/23 06:03:03 万甫

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「あと書き」を

2017-06-23 05:37:05 | 随想

          「あと書き」を

 

 昨日の始まりの数行を謎って僕の今日の書き出しの部分が滑り出す。もう少し眠っていたい!と駄々を捏ねるボクがいて(そのことも昨日と類似しているのだが)、暫く押し問答を繰り広げた挙句(寧ろ其れを愉しんで‥)本当の僕らしき?の意思に従って寸分の狂いもない昨日のような今日が書き出される。

 こんな風に型通りに生きてゆければ余情や余談やtopicsなど、とても大切なイノチを彩るエッセンスなどもしかしたら生まれないだろうと、だとすればそういう日常の連なりに意味を持たすのはさぞや難しかろうと、何時の間にか物書きの視点で、膨大な月日を費やして僕の宇宙に積み上げて来た昨日までの生き様を他者のように俯瞰する人物がいるのに気づく。

 反省など繰り返しても、そのことに意味を持たせるであろう明日の残る数の少なさにむしろ愕然として足が竦む。ただ謎ってゆけばいいの安穏に傾れてしまいそうにもなるが、さりとてperiodの見えないendのある人生の終章の最後のpageはまだ少し先にある・・と云う幸せな(未来に含まれるだろう余白の)想像も健在なので、色んな自分を取り纏めながら”ほんとうの”自分を宥め透かしながら、スッキリと「あと書き」を認められるその時まで辿り着きたいものだと思う。

 生月のその花のように。梅雨さなかの日照りで萎れそうになったとしても、強かに六月のイノチを繋ぎとめてゆく紫陽花のように。

06/23 05:30:05

外に出てみると薄い雲に覆われた東の空で朝焼けが始まる。まるで夕焼けのような。ピンク色のかかった茜色か。人造では出せない色合いである。朝毎の楽しみが時として満願で叶えられる。

04:40染まり始める

UPすればorange色

気温18℃。朝の新鮮な空気が隅々まで沁みて、半袖では少し寒いくらいだ。

~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます!! ブロ友さんもいい一日でありますように

05:37:05 まんぼ

 

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