平凡な人生ってやつがある。
平凡の定義は難しいが、
こういうことだというのを上げろと言われたら幾らでもある。
・安定収入を得られる仕事につく
・30前後で結婚する
・ベッドタウンに持ち家を買う
・流行りのコンパクトカーまたはファミリーカーに乗る
・生命保険に入る
・一人または二人子供を持つ
僕は何よりも平凡が怖い。
平凡に生きない日常の怖さより
どこかで妥協してそういう平凡を受け入れてしまうこ . . . 本文を読む
ひどく乱れた生活を送っていたせいか夜中に悶々と考え込む
それは思春期の頃と変わらず深く深く悩みこむ
この世界は生きるに値するのか?
俺は明日も生きて何か意味があるのだろうか?
恐ろしいくらいに
何だか全身から汗が染み出すように
急に全てが虚しく無味無臭なモノになってしまう
この先生きていて
その空虚感を消し去る事が出来るのか
空白に何かが当てはまるのか?
それが見えかけたり見えなくなっ . . . 本文を読む
作曲をしてると加速する瞬間が来る。
それこそ寝食どころではない。
時間も消し去る様な状況になる。
しかしその時僅かな言葉や、
僅かなフレーズが出てこないことがある。
するとなんだか自分が内側から爆発するんじゃないか?
みたいな気分になる。
なので焦って慌てて吐き出そうとする。
しかし自分の中にあるものしか出てこない。
気づくと被ったものばかり出てきてしまったりする。
クリエイティブな . . . 本文を読む
会社の登記をした。
いつか会社をしようとずっと考えていた。
完璧な準備など無いと考え、少しでも可能性がある今やってしまおうと、
ここ数ヶ月そんな作業をしていた。
ケチなので行政書士も使わず自分でやった。
本当に大変だった。
お金も勇気も労力も必要だった。
こんなに苦労しても収入は無いかも知れない、
もっとふさわしい準備が必要だったかも知れない、
などとネガティブになり後悔することもあった。
. . . 本文を読む
人生には多くの場面で勇気を使うが、
勇気というものはそうそう出てくるものではない。
物理学者の端くれとして神頼みなんてモノをすることもない。
そんな折、勇気を出すためにささやかな事をしていることに気付く。
風呂あがりパンツを選ぶ時、
明日は大事な用があるからお気に入りのパンツをはこう。
勇気を与えてくれるシャツを着よう、
それはメッセージを持ったシャツだったり、
大好きなバンドのLIVEで買っ . . . 本文を読む
勇敢になり想像以上に成長しなければならない場面がある。
想定した通りに行かないことがある。
かなりの確率でこうなると思っていたのに、
そうならない。
心配症で、ネガティブな自分には滅多に無いことだが、
時々楽天的になっているのであろう。
それに落ち込みそうになる。
が、イチイチ落ち込んでたら駄目だと自覚している。
濡れずに向こう岸へ渡ろうなんて都合のいい考えをしては駄目だ。
自分にはそこま . . . 本文を読む
なんでもネットで解決できる時代になった現代。
買い物や連絡なんかがワンクリックで出来る。
かなり重要な買い物だったり、申請だったりもワンクリックで出来る。
今の御時世、人生を左右するような出来事がそんな所作に委ねられている。
自分が人生で最も勇気を使ったかもしれないワンクリック。
それはイタリア行きの航空券を買った時。
おそらくそれである。
飛行機のチケットを買うことすら産まれて初めてだっ . . . 本文を読む
自分にはどれほどの余白があるのだろうか?
生きている以上はなん頭で日々成長していたい。
まだまだ知らないことも沢山ある。
喋れない言葉も沢山ある。
作りたい曲も沢山ある。
そろそろ死からカウントダウンして人生設計をしなければいけない。
貴重な余生、何にどれだけベットするか?
慎重に見極めなければいけない。 . . . 本文を読む
命と言うのは永久磁石のようなものでは無い。
日々エネルギーを消費して死へと向かっている。
世界一愛おしかった愛犬が死んでいく時その事を実感した。
自分も日々その命を消耗していることを理解しなければいけない。
無限には生きれない。
今の自分がやらないことは未来の自分もやらないから、
今やるしか無い。
今の命でそれをやるしか無い。
日々そう言い聞かせている。 . . . 本文を読む
気がつけば20年近く一人暮らしをしている。
暮らしの中にある行為を全部自分でやる。
掃除、選択、料理、食事も。
病気になっても、病院で手術しても誰にも頼れず一人で乗り越えてきた。
何度か骨折したりもした。
一人暮らしの骨折は家族がいる人の骨折の10倍以上しんどい。
手を骨折しただけで着替えなどの些細な行為も何十分もかかった。
食事も風呂も困難を極めた。
椎間板ヘルニアに至っては食事もトイレもで . . . 本文を読む
街を歩いていると沢山の人間とすれ違う。
東京のオフィス街で働いているので、
ふと見渡すと本当に沢山の人とすれ違う。
きっとみんながそれぞれの仕事を抱えている。
締め切りに追われたりして精神的ストレスを抱えている。
厳しい上司に詰められて落ち込んでいる。
しかしそんなこんなも他人にはまるで伝わらない。
そういう人と沢山すれ違っているだろうけど、
僕にはどうでもいい。
つまり僕が今締め切りに追 . . . 本文を読む
もう若くない。
完全に若くない。
若いころと意識を変えないといけない。
人生には「いつかやろう」と漠然と思うことが沢山ある。
もう人生も折り返している中、
いつかはもう今でないといけなくなった。
老いると余計出来なくなる。
人生の中で学ばないといけない。
夏になったら、来年こそは、彼女ができたら、結婚したら・・・。
そんな言い訳みたいな条件は必要ない。
カウントダウンは始まっている。
ど . . . 本文を読む