はじめぼくはひとりだった 2011年12月31日 | 音楽 はじめぼくはひとりだった 線路ばたにもたれ 大きな月を見ていた 話しけるのも僕ならば それに答えるのも僕だった 目の前を貨物列車が通りすぎて入った はじめぼくはひとりだった 親父とお袋と三人で 長い船の旅をした 真っ黒い煙が後から後から 空に届いては消えていった 海には人間が誰も居なかった はじめぼくはひとりだった 春には一日中 外にいた 田んぼの中で見つけた カエルの卵が 僕に死ぬことの怖さ . . . 本文を読む