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交流

立春

2004-02-07 23:46:00 | 徒然なるままに
2月4日(水)

今日は、千葉市教育委員会と千葉県庁千葉出張所に講師登録の更新に行った。

一昨年の9月に登録して、1年半、全く採用のお呼びがかからない。
それだけ「美術教師」の空きがないのである。
週5日制の導入で美術の授業は1週間に1コマ、年間で49コマに減らされた上、少子化で教室数も減っている。
1校に1人の美術の先生で充分足りているだけでなく、その先生は美術以外にも教えられる教科が無くては採用できないのだそうだ。
今の学力低下問題が進めば、「美術」や「音楽」などの芸術系教科は、必修科目ではなく選択科目となり、美術に関心のある生徒だけしか履修しない科目になっていくのだろうか・・・。

この1年、玉川の通信教育で小学校教員免許取得のためにいろいろなことを学び、県立美術館で親子向けのダイナミックな創作活動をサポートし、千葉市の美術教育研究会に参加させていただきながら、自分にとっての「美術教育」というものを見つめ直してきた。

新学習指導要領には、必ず、「生きる力」と「ゆとりある教育」という言葉が出てくる。
「美術」や「音楽」などの芸術系教科の授業は、教科内容的にも、学校生活の中でも、有効な上に大きな役割を持つ教科だと思う。これらの実技教科こそ、生活や人生を豊かにしてくれ、密接な関係を持ち、大きな影響を与えるものだと思う。
にもかかわらず、生徒たちは学年が進むに連れて「美術離れ」をし、必修科目からもはずされようとしている。
「入試科目」には関係無いからなのか、にもかかわらず、「評価」されてしまうからなのか・・・。

自己表現力をつけ、生涯芸術を愛好する情操を育てることの重要性を、こういうご時世であり、これからの未来を背負う子ども達の育成のためにも真剣に見直して欲しいと切に願うばかりである。

立春。季節と同様、まだまだ寒さは厳しいが、来るべきそのときのために、心の準備と現場に立つための勉強を着実に進めていこうと思う。

やればやっただけの結果はついてくる。

2004-02-07 23:41:00 | 徒然なるままに
2月3日(火)

今日は、公立高校の「特色ある選抜試験」日である。
日ごろ寝ぼすけの息子も、さすがに今日ばかりは早起きをし、珍しくハンガーにつるした制服をパリっときて、しっかり朝食を食べ、忘れ物のチェックをして時間に余裕を持って試験に臨んでいった。(いつもこうなら、私ももっと物静かな母親でいられるのだが・・・)

初めての子どものはじめての高校受験。
頑張るのは子ども自身、と分かってはいても、親でも緊張する。

息子の場合、今回の試験は「度胸試し」であり、26・27日の本試験に向けての「模擬試験」である。
同じ会場で、入試の本番を経験する。
その高校の「独自問題」に挑戦してみる。
と言うのが今回の目的だ。
9日の合格発表の結果次第では、長い春休みに入るか、一般入試に向けて気持ちを立て直してラストスパートをかけなければならない。

「自分の未来は自分で掴み取る。
やらなければやらなかっただけの結果しか出ない。
やればやっただけの結果はついてくる。
たとえそれがすぐに成果として現れなくても、万一、失敗や挫折と言う形であらわれても、必ずそれが生かせる未来が待っていることを信じよう。
悔いのないよう、やるだけやってきな。
あんたは、風邪ひかないで遅刻しないで、忘れ物しないで名前を書き忘れなかったら、きっと試験には合格できるから。」

昨晩、息子を塾に送りながら私が言った言葉だ。

夕方帰ってきた息子は、部屋に入るなり、
「難しかった~!」
と言って、カバンを塾のリュックに取り替えると、そのまま塾に向かって行った。

その晩、息子が解けなかったという数学の問題を解いてみた。

解けなかった・・・。

やればやっただけの結果はついてくる。
頑張れ!受験生!

「踊る方も見ている方も元気になるソーラン」

2004-02-07 23:40:00 | 徒然なるままに
2月3日(火)

今日は、ワンズモールの本番についての打ち合わせ兼お茶会。
メンバーそれぞれの、思いやアイディアが飛び交い、3時過ぎまで盛り上がった。

ソーラン隊を結成して3年、元祖のメンバーの当時6年生は、只今受験真っ最中!
彼らのソーランに憧れ、彼らに続けと踊り続け、メンバーも入れ替わり立ち代り、いまや、2歳からおばあちゃん達まで3世代で踊る80名を越す大きなソーラン隊になった。

メンバーそれぞれ「温度差」はあっても「ソーランが好き」と言う気持ちは共通している。
また、ソーランに対する「思い」や「夢」も人それぞれだ。
「いい物を創ろう」「いい団体にして行こう」と言う時、意見のぶつかり合いや方針の違いは起きて当然のことである。
また、そういう意見が出てこなければ、いつまでも成長しない。

そこで問われるのがリーダーの資質だ。
どうもその点、私はリーダーとしてはかなり役不足だと思う。
でも、そういう頼りないリーダーだからか、周りには、私の手となり、足とナリ、頭脳となり、また、矢面になってくれたり、癒してくれたり、ストッパーやご意見番、辛口の批評家になってくれる人たちがいる。
そういう人たちに支えられて、何とかここまでやってこれたのだと思う。

これからの私の仕事は、何から何までひとりで背負い込んで、体も頭も気も回らなくているのではなく、「司令塔」になることなのだ。
「適材適所」。みんなの持ち味をそれぞれの力を存分に発揮できるような場を作り、任せる。
常に全体を見渡し、時期を見極め、必要な指示が出せるよう、常にアンテナを張り巡らし、先を読めるようにならなくては。

私は、つくづく人に恵まれていると思う。
でも、ついついそれに甘えてしまうところがある。
「感謝の気持ち」を忘れずに、これからもみんなに甘えさせてもらいながらも、みんなのために、自分自身のためにもへこたれないで頑張るぞ~!
「踊る方も見ている方も元気になるソーラン」を目指して!

長半天

2004-02-07 23:38:00 | 徒然なるままに
2月2日(月)

今日は、ソーランの長半天の背中の文字のデザインを書いた。

今までの長半天は、おとうさんのYシャツをリホームして背中にそれぞれ、思い思いの文字や絵を描くという手作り長半天だった。
ソーラン隊を結成して3年。
子ども達も大きくなり、長半天は小さくなり、色もあせてきている。
今年5月の「佐倉時代祭り」の参加に合わせて揃いの長半天を作ることになった。

何回も話し合いを重ね、衣装プロジェクトチームを作り、呉服屋さんと打ち合わせをしてきた。
いよいよ候補が決まり、背中の文字のデザインは私が担当することになった。

みんなの思いを込めた文字。
みんなの踊りがよりかっこよく見えるデザイン。
難しいけど、やりがいがある。
♪衣装をまとい~、鳴子~握り、ヨッチョレヨッチョレヨッチョレな~!
時代祭り、かっこよく決めるぞ~!

千葉県立美術館ワークショップサポーター

2004-02-07 23:37:00 | 徒然なるままに
2月1日(日)

今日は、県立美術館ワークショップサポーターの打ち合わせに出かけた。
ところが!
集まったメンバーは、私ともうひとりの2人だけ?!
他のメンバーは、皆学生なので(私も一応は女子大生!)、学年末テストやら卒業制作で忙しいらしい。
今回は、サポーター独自の企画ということだったのだが・・・。
とりあえず、企画展を見学し、イメージを整理し、テーマに基いた企画案をディスカッションした。
いろいろな案が出たが、私はどうも、創作ワークショップと言うよりは演劇ワークショップのような企画案ばかり出てくる。う~む・・・。
2時間近く、美術館の担当の人を交えて、あーでもない、こーでもないと悩みぬいた末、何とか面白そうな企画が生まれた。(今は企業ヒ・ミ・ツ)
まさに、「生まれた」。
0から企画を生み出すことの難しさよ・・・!
でも、面白かった~!

人形劇でもそうだが、「無」から「有」を生み出す、アイデアや夢を形にしていく難しさと楽しさ。
対象は子ども達ではあるが、企画する側が本気になって面白がって企画したものでなければ、子ども達は乗ってこない。
子どもだましでは駄目なのだ。
大人も童心に帰って、子どもそっちのけで楽しめるぐらいでないと。

学校の美術や図工の時間では体験できない、ダイナミックな創作活動。
皆が夢中になって美術館一杯に素敵な空間を作り出せるよう、一生懸命楽しみながらサポートするぞ!