7月27日(月)
今日は、コーチング研修の総集編だった。
先日までの研修は5回シリーズのうち前半2回分を受けられなかったので、おさらいをかねての参加だった。
「目指せ、聞き上手」と言うのがコーチングの極意だと思ったのが先週。
今日実践してみて、改めて上手な質問は結構難しいものだと思った。
けして、クライアントを『誘導』してはいけないのだ。なぜなら、『誘導』されているのではと気付くと、バリアーを張られるから。
答えはクライアントの中にある。コーチは、それを上手に引き出して、クライアント自身がそれに気付き、考え、自らの意志で実行するのを見守るだけ。実行に踏み出せずにいるときには、そちらのほうへ引っ張るのではなく、そっと背中を押してあげるのだ。
そして、クライアントが自分で立てた目標を自らの力で達成することができたのなら、コーチは心の中でガッツポーズを決めるのだ。
私は自他共に認める話好き。
それはもしかして、今まで私の周りには聞き上手な友人がたくさんいてくれたおかげなのか、もしくは、私が一人でしゃべっているので、周りは黙って聞いているしかなかったのか・・・。
でも、今回の研修を通して、極力自分のことは語らず、相手の話を聞くことに徹する面白さを学んだ。
私の質問によって、その人がどんどん自分の問題を解決し、新しいことに気付き、目標に向かって、自信と強い決意を持って実行に移そうと言うところまで話が進むと、すごい達成感を覚えた。
そして、「こういう質問が良かった」とか、「もっとこういうことも聞いてほしかった」と言われると、こちらもすごく勉強になる。
また、今度は自分がクライアントになって、質問を受けてみると、どういう聞かれ方だと自然に話せるのか、その逆も分かって本当に勉強になった。
特に、生徒の気持ちになって質問を受けてみると、受験の悩みにしても、部活動の悩みにしても、『バックトラック』(頷きや、クライアントが発した言葉をそのまま復唱すること)や、けして否定的な言葉はではなく、『リフレーミング』(問題の内容は同じだが、視点を変えて肯定的な見方で言い換えること)が大切だと言うことを学んだ。
自分の悩みや苦しみを分かってもらうことで信頼感が生まれる。問題を多角的な視点から客観的に見つめなおすことで、解決策が見えてくる。前向きな気持ちになれる。自己肯定感が持て、自信が出てくる。
思春期に限らず、それは、目標に向かって行動を起こす上で、人間が生きていくうえで、必要なエネルギー源だと思う。
でも、これは研修で、みんな、練習として分かってやっているから、こちらの質問にもl答えてくれるし、自分も協力的になるからスムーズに行くのだ。
これが、現場で実際に悩んでいる生徒や、指導や支援が必要な生徒と向き合ったら、こんなにスムーズに『ゴール』に辿り着くことはできないだろう。
コーチングをするには、まずは人間関係作りが大切だ。
「どうしたの?」と言う声掛けから始まって、向こうから「話を聞いてくれる?」と言い出せるような雰囲気作りから始めなくては。
また、面談や教育相談などの限られた時間内にある程度まで話を進めるときと、時間切れで中断するときの対応も学んだ。
どちらにせよ、『実践』を積むことが大切だ。
スキルは学んだ。それを定着させ、使えるように身につけるには、怖がらず、面倒くさがらず、実践を重ねてスキルアップを図る。
前回の研修のとき、私の声のトーンと目配りについて褒められた。
普段の私は、地声が大きく、高いキーで、おしゃべりで早口なのだが、(前任校では教頭に『オカメインコ』と言われていた。)コーチングや、改まった場での挨拶などはおっとりとして、アルトな声でソフトな印象を受けるのだそうだ。
ちなみに電話の声は10代にしか聞こえないらしく、知らない人からの電話に出ると「お母さんいますか?」と言われる。
目配りは、親近感を持ちやすく、話しやすいのだそうだ。
確かに、私は人見知りはしないほうで、誰とでも、その日知り会ったばかりの人とでも旧知の仲のように話してしまうところがある。たとえ、言葉の通じない外国人とでも。それがまた、犬とかネコとか子どもとかお年よりもそうで、結構すぐ懐かれたり、可愛がられる方かなあ・・・。でも、これって、結構危ない人かも。警戒心がなさ過ぎて・・・。
まあ、コーチングやカウンセリングの資質としてはプラスに考えておくことにしよう。
おかげで、今日は始めて出会った先生方と仲良しになれたし、いろんな話ができて、とても楽しかったし。
明日は図工美術部会の実技研修。
何を描くのか作るのか楽しみだ。
今日は、コーチング研修の総集編だった。
先日までの研修は5回シリーズのうち前半2回分を受けられなかったので、おさらいをかねての参加だった。
「目指せ、聞き上手」と言うのがコーチングの極意だと思ったのが先週。
今日実践してみて、改めて上手な質問は結構難しいものだと思った。
けして、クライアントを『誘導』してはいけないのだ。なぜなら、『誘導』されているのではと気付くと、バリアーを張られるから。
答えはクライアントの中にある。コーチは、それを上手に引き出して、クライアント自身がそれに気付き、考え、自らの意志で実行するのを見守るだけ。実行に踏み出せずにいるときには、そちらのほうへ引っ張るのではなく、そっと背中を押してあげるのだ。
そして、クライアントが自分で立てた目標を自らの力で達成することができたのなら、コーチは心の中でガッツポーズを決めるのだ。
私は自他共に認める話好き。
それはもしかして、今まで私の周りには聞き上手な友人がたくさんいてくれたおかげなのか、もしくは、私が一人でしゃべっているので、周りは黙って聞いているしかなかったのか・・・。
でも、今回の研修を通して、極力自分のことは語らず、相手の話を聞くことに徹する面白さを学んだ。
私の質問によって、その人がどんどん自分の問題を解決し、新しいことに気付き、目標に向かって、自信と強い決意を持って実行に移そうと言うところまで話が進むと、すごい達成感を覚えた。
そして、「こういう質問が良かった」とか、「もっとこういうことも聞いてほしかった」と言われると、こちらもすごく勉強になる。
また、今度は自分がクライアントになって、質問を受けてみると、どういう聞かれ方だと自然に話せるのか、その逆も分かって本当に勉強になった。
特に、生徒の気持ちになって質問を受けてみると、受験の悩みにしても、部活動の悩みにしても、『バックトラック』(頷きや、クライアントが発した言葉をそのまま復唱すること)や、けして否定的な言葉はではなく、『リフレーミング』(問題の内容は同じだが、視点を変えて肯定的な見方で言い換えること)が大切だと言うことを学んだ。
自分の悩みや苦しみを分かってもらうことで信頼感が生まれる。問題を多角的な視点から客観的に見つめなおすことで、解決策が見えてくる。前向きな気持ちになれる。自己肯定感が持て、自信が出てくる。
思春期に限らず、それは、目標に向かって行動を起こす上で、人間が生きていくうえで、必要なエネルギー源だと思う。
でも、これは研修で、みんな、練習として分かってやっているから、こちらの質問にもl答えてくれるし、自分も協力的になるからスムーズに行くのだ。
これが、現場で実際に悩んでいる生徒や、指導や支援が必要な生徒と向き合ったら、こんなにスムーズに『ゴール』に辿り着くことはできないだろう。
コーチングをするには、まずは人間関係作りが大切だ。
「どうしたの?」と言う声掛けから始まって、向こうから「話を聞いてくれる?」と言い出せるような雰囲気作りから始めなくては。
また、面談や教育相談などの限られた時間内にある程度まで話を進めるときと、時間切れで中断するときの対応も学んだ。
どちらにせよ、『実践』を積むことが大切だ。
スキルは学んだ。それを定着させ、使えるように身につけるには、怖がらず、面倒くさがらず、実践を重ねてスキルアップを図る。
前回の研修のとき、私の声のトーンと目配りについて褒められた。
普段の私は、地声が大きく、高いキーで、おしゃべりで早口なのだが、(前任校では教頭に『オカメインコ』と言われていた。)コーチングや、改まった場での挨拶などはおっとりとして、アルトな声でソフトな印象を受けるのだそうだ。
ちなみに電話の声は10代にしか聞こえないらしく、知らない人からの電話に出ると「お母さんいますか?」と言われる。
目配りは、親近感を持ちやすく、話しやすいのだそうだ。
確かに、私は人見知りはしないほうで、誰とでも、その日知り会ったばかりの人とでも旧知の仲のように話してしまうところがある。たとえ、言葉の通じない外国人とでも。それがまた、犬とかネコとか子どもとかお年よりもそうで、結構すぐ懐かれたり、可愛がられる方かなあ・・・。でも、これって、結構危ない人かも。警戒心がなさ過ぎて・・・。
まあ、コーチングやカウンセリングの資質としてはプラスに考えておくことにしよう。
おかげで、今日は始めて出会った先生方と仲良しになれたし、いろんな話ができて、とても楽しかったし。
明日は図工美術部会の実技研修。
何を描くのか作るのか楽しみだ。