8月14日(水)
今日は末娘と二人で、東京都現代美術館 で開催中の『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平』展http://www.ntv.co.jp/karigurashi/
に行ってきた。
この夏公開されているスタジオジブリの最新作『借りぐらしのアリエッティ』http://www.karigurashi.jp/index.htmlの二次元の世界を、観客自身がアリエッティと同じ身長10センチの小人になって入り込めるような三次元の世界に美術館の中に作り上げた展覧会だ。
自分が本当に小人になったのでは?と錯覚させられるように、いろいろなものが巨大化されている。
自分より大きなスプーンが立てかけてあったり、見上げるようなワインの空き瓶、巨大な草花や昆虫が、隙間から覗きこんだ人間の世界の靴や椅子の大きいこと!
小さな動物の目には、地上の自然物や人間世界の生活品はこんなふうに見えるんだということが体感できて、新しい発見というか、冒険をしているような気持だった。
迷路のような展示通路の壁には、包装紙の壁紙や、切手のギャラリーが続く。覗きこんだり、見上げたり、くぐったり、潜ったり、ワクワクするような展示の仕方や仕掛けがいっぱい。
アリエッティの部屋は、草花がいっぱい、台所は巨大な植木鉢の竈があり、お父さんの作業場には、巨大な木工ボンドが置いてあったり・・・。
映画を見ていなくても十分楽しめるが、映画を見ていたら、まるで、自分がアニメの世界に入りこんだような気がしてくる。
最後のコーナーは屋外だ。見上げるような赤紫蘇や、大きなバッタと目があったり、小さな裏庭みたいな雑草がすごくリアルなのに、ファンタジックだった。どくだみの葉っぱが1枚1枚違う緑色できれいだった。
*(庭)* *(庭)* *(庭)* *(庭)* *(庭)*
種田陽平氏は、今や世界的に有名な映画美術監督だ。『キル・ビルVol.1』『ザ・マジックアワー』『スワロ―テイル』、アニメでは『イノセンス』など、今回改めて彼の実績を見て驚いた。
あのセットや背景をデザインしたのが、彼、種田陽平氏だったのか…。
また、彼は私と同い年で、学部こそ違うが、同じ時期、同じ大学に在学中だった。学食や講義など、どこかですれ違っていたのかもしれない。
彼の仕事を見ながら、私自身を振り返った。
私は何をやってきたのだろう…。
ほぼ閉館時間までじっくり見て回り、とっくに観終わって私を待っていた娘に怒られながら、もう1度見に来ようと心に誓った母なのでした。今度は一人で。
それまでに、アリエッティの原作本『床下の小人たち』全巻(大人買いしてしまった~*(ショック)*)を読み、アニメ『借りぐらしのアリエッティ』をもう一度見て、種田陽平氏が舞台美術や背景美術を手掛けた作品をたくさん見よう。
*(映画)* *(テレビ)* *(映画)* *(テレビ)* *(映画)*
これから『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』を観に行かれる方は、音声ガイドがお勧め。
アニメの主題歌を歌っているセシル・コルベルの竪琴の演奏が峰にしみます。
音声ガイドから聞こえてくる案内役の神木隆之介君の凛々しい声も、種田陽平氏のぼそぼそとでも核心を持って夢を語る語り口も良かったです。*(酔払い)*
今日は末娘と二人で、東京都現代美術館 で開催中の『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平』展http://www.ntv.co.jp/karigurashi/
に行ってきた。
この夏公開されているスタジオジブリの最新作『借りぐらしのアリエッティ』http://www.karigurashi.jp/index.htmlの二次元の世界を、観客自身がアリエッティと同じ身長10センチの小人になって入り込めるような三次元の世界に美術館の中に作り上げた展覧会だ。
自分が本当に小人になったのでは?と錯覚させられるように、いろいろなものが巨大化されている。
自分より大きなスプーンが立てかけてあったり、見上げるようなワインの空き瓶、巨大な草花や昆虫が、隙間から覗きこんだ人間の世界の靴や椅子の大きいこと!
小さな動物の目には、地上の自然物や人間世界の生活品はこんなふうに見えるんだということが体感できて、新しい発見というか、冒険をしているような気持だった。
迷路のような展示通路の壁には、包装紙の壁紙や、切手のギャラリーが続く。覗きこんだり、見上げたり、くぐったり、潜ったり、ワクワクするような展示の仕方や仕掛けがいっぱい。
アリエッティの部屋は、草花がいっぱい、台所は巨大な植木鉢の竈があり、お父さんの作業場には、巨大な木工ボンドが置いてあったり・・・。
映画を見ていなくても十分楽しめるが、映画を見ていたら、まるで、自分がアニメの世界に入りこんだような気がしてくる。
最後のコーナーは屋外だ。見上げるような赤紫蘇や、大きなバッタと目があったり、小さな裏庭みたいな雑草がすごくリアルなのに、ファンタジックだった。どくだみの葉っぱが1枚1枚違う緑色できれいだった。
*(庭)* *(庭)* *(庭)* *(庭)* *(庭)*
種田陽平氏は、今や世界的に有名な映画美術監督だ。『キル・ビルVol.1』『ザ・マジックアワー』『スワロ―テイル』、アニメでは『イノセンス』など、今回改めて彼の実績を見て驚いた。
あのセットや背景をデザインしたのが、彼、種田陽平氏だったのか…。
また、彼は私と同い年で、学部こそ違うが、同じ時期、同じ大学に在学中だった。学食や講義など、どこかですれ違っていたのかもしれない。
彼の仕事を見ながら、私自身を振り返った。
私は何をやってきたのだろう…。
ほぼ閉館時間までじっくり見て回り、とっくに観終わって私を待っていた娘に怒られながら、もう1度見に来ようと心に誓った母なのでした。今度は一人で。
それまでに、アリエッティの原作本『床下の小人たち』全巻(大人買いしてしまった~*(ショック)*)を読み、アニメ『借りぐらしのアリエッティ』をもう一度見て、種田陽平氏が舞台美術や背景美術を手掛けた作品をたくさん見よう。
*(映画)* *(テレビ)* *(映画)* *(テレビ)* *(映画)*
これから『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』を観に行かれる方は、音声ガイドがお勧め。
アニメの主題歌を歌っているセシル・コルベルの竪琴の演奏が峰にしみます。
音声ガイドから聞こえてくる案内役の神木隆之介君の凛々しい声も、種田陽平氏のぼそぼそとでも核心を持って夢を語る語り口も良かったです。*(酔払い)*