8月27日(金)
今日は、職員研修だった。
各学校に配布された電子黒板についての使い方と実践例の説明だった。
装置自体は重いので、特定の教室でしかできないのが残念だが、使いこなせればすごく便利な黒板だった。
でも、現状はこの黒板を使わないとできない授業というのはあまりなく、機械が苦手な先生はぜったい使わないだろううなあと思われた。
実際にパソコンもビデオもDNDも使わない先生方が多い。
デジカメの取り込み方や画像加工もやったことがない先生もたくさんいる。
ワードやエクセルが苦手、お便りもレポートも手書きにこだわっている先生方もまだまだ多い。
そんな中で、また新たな電子機器は、目の前で使って見せられれば便利なことは分るが、それを使って生徒の前で授業をするにはかなり使いこなせられるようになっていないと、授業に支障をきたしてしまう。
私も、パソコンとプロジェクターを使って鑑賞授業をやる時は、初めの頃は何度も失敗をし、授業にも支障をきたして、生徒やお助けマンの先生方にどれだけ迷惑をおかけしてしまったことか・・・*(困る)*
でも、そのお陰さまで、きれいな画像や音声での鑑賞授業ができ、生徒たちにも満足してもらえ、PCが苦手な先生のサポートもできるようになっている。
今回の電子黒板も、ぜひ、授業に生かして使ってみたいし、生徒たちにも使わせてあげたいと思っている。
たとえば、夏休みに宿題に出した美術館や博物館のレポート。これをただ廊下に掲示するのではなく、スキャナーで取り込んで、電子黒板に反映させ、みんなの前で発表する。プレゼンテーションの練習にもなる。
電子ペンで文字を書くだけで、そのサイトが出現したり、ホワイトボード感覚で画像に書き込めたり、画像の拡大・縮小、部分的に隠したり、出現させたりなど、パワーポイントと併用させながら、とても面白いプレゼンテーションが体験できそうだ。
まずは、私がそれを使ってみせ、みんなの興味・関心、自分でも使ってみたいという意欲と、自分だったらこんなふうに使ってみたいという発想を引き出してあげたいと思った。
*(カレー)* *(ラーメン)* *(そば)* *(天丼)* *(ウニ)* *(トロ)* *(お茶)*
昼食は、お弁当を持ってきていない先生方に呼び掛けて、みんなで昨日の和食屋さんにランチを食べに行った。
急にみんなで押し掛けたせいもあり、ご主人とおかみさんはてんてこ舞い。
天ぷらの揚げすぎで、店内は目が痛くなってしまうほどだった。
でも、子どもたちが卒業して何年もたっても、先生たちの中で、『おいしい和食屋さん』として語り継がれているのは、お店の人にとっては幸せなことなのだろう。
お勘定をすませた時、おかみさんが私に、
「ありがとう、ありがとう」
と何度も頭を下げてくださって、とても恐縮した。
おかみさんは学校が大変だったとき、PTA役員をやり、お嬢さんは生徒会の副会長だったそうだ。
ご主人は町内会で活躍し、学校にもたくさん協力をしてくださったそうだ。
学校は、今の職員や在校生とその保護者だけのものではない。
そこの卒業生や保護者、これから入学してくる生徒や保護者、そして、その学校がたっている地域の皆さんの理解と協力がなければ、成り立っていかないものだと思う。
修業時間内の生徒の安全は学校職員が守る。勉強もそうだ。
でも、登校前と下校後の生徒の生活を守るのは家庭であり、地域なのだ。
『学社連携』が叫ばれて久しいが、それは寺子屋の昔から、学制発布されたころも、当たり前にあったことなのだ。
我が校の学校目標に『ルネッサンス』という言葉が合言葉として出てくる。
『再生』を意味するこの言葉は、県内でも有数の文武両道の優秀校だった栄光の時代の勢いを再びという思いがあるのだそうだ。
そういういい時も、大変だった時も、そこに関わって一緒にがんばってくださった卒業生や保護者、地域の方々があってこそ、現在に至っているのだ。
自治会の偉い人や学校の管理職の交流はあるようだが、一般の方や、普通の職員とも交流は、あまり聞かない。個人情報の管理がうるさい昨今、そういうことはあまりない方がいいこともあるのかもしれないが…。
職員はたまたまその学校に赴任してきただけの人間で、その土地の出身者であることはまれだ。
でも、私はたった1年間の年間講師だが、赴任先の学校はもちろん、生徒や先生方に1日も早く慣れ、その土地になじむようにアクティブに行動する。
それはその土地を離れてもなおずっと続いている。
そこは、私の第2、第3、第4・・・・の心の故郷になっている。
私は、同僚の先生方や、生徒たちにも育てられているが、保護者や地域の方たちとのかかわりからもたくさんのことを学び、体験させていただいたことも、教員としての成長に大いに影響を受けていると思う。
逆の立場で言えば、自分や子どもの母校は、卒業したらなかなか接点がなくなってしまうが、地域にも関心があり、やる気満々の先生が赴任してきてくれ、『おいしいお料理を食べさせてくれるお店』私だったらだと勧められて食べに来てくれ、翌日には友達連れてまた来てくれるなんてうれしいなぁ。
給食が始まったらなかなか食べに来れなくなるが、今度は冬休み、冬ならではの旬のお料理を食べに来ようと思う。
今日は、職員研修だった。
各学校に配布された電子黒板についての使い方と実践例の説明だった。
装置自体は重いので、特定の教室でしかできないのが残念だが、使いこなせればすごく便利な黒板だった。
でも、現状はこの黒板を使わないとできない授業というのはあまりなく、機械が苦手な先生はぜったい使わないだろううなあと思われた。
実際にパソコンもビデオもDNDも使わない先生方が多い。
デジカメの取り込み方や画像加工もやったことがない先生もたくさんいる。
ワードやエクセルが苦手、お便りもレポートも手書きにこだわっている先生方もまだまだ多い。
そんな中で、また新たな電子機器は、目の前で使って見せられれば便利なことは分るが、それを使って生徒の前で授業をするにはかなり使いこなせられるようになっていないと、授業に支障をきたしてしまう。
私も、パソコンとプロジェクターを使って鑑賞授業をやる時は、初めの頃は何度も失敗をし、授業にも支障をきたして、生徒やお助けマンの先生方にどれだけ迷惑をおかけしてしまったことか・・・*(困る)*
でも、そのお陰さまで、きれいな画像や音声での鑑賞授業ができ、生徒たちにも満足してもらえ、PCが苦手な先生のサポートもできるようになっている。
今回の電子黒板も、ぜひ、授業に生かして使ってみたいし、生徒たちにも使わせてあげたいと思っている。
たとえば、夏休みに宿題に出した美術館や博物館のレポート。これをただ廊下に掲示するのではなく、スキャナーで取り込んで、電子黒板に反映させ、みんなの前で発表する。プレゼンテーションの練習にもなる。
電子ペンで文字を書くだけで、そのサイトが出現したり、ホワイトボード感覚で画像に書き込めたり、画像の拡大・縮小、部分的に隠したり、出現させたりなど、パワーポイントと併用させながら、とても面白いプレゼンテーションが体験できそうだ。
まずは、私がそれを使ってみせ、みんなの興味・関心、自分でも使ってみたいという意欲と、自分だったらこんなふうに使ってみたいという発想を引き出してあげたいと思った。
*(カレー)* *(ラーメン)* *(そば)* *(天丼)* *(ウニ)* *(トロ)* *(お茶)*
昼食は、お弁当を持ってきていない先生方に呼び掛けて、みんなで昨日の和食屋さんにランチを食べに行った。
急にみんなで押し掛けたせいもあり、ご主人とおかみさんはてんてこ舞い。
天ぷらの揚げすぎで、店内は目が痛くなってしまうほどだった。
でも、子どもたちが卒業して何年もたっても、先生たちの中で、『おいしい和食屋さん』として語り継がれているのは、お店の人にとっては幸せなことなのだろう。
お勘定をすませた時、おかみさんが私に、
「ありがとう、ありがとう」
と何度も頭を下げてくださって、とても恐縮した。
おかみさんは学校が大変だったとき、PTA役員をやり、お嬢さんは生徒会の副会長だったそうだ。
ご主人は町内会で活躍し、学校にもたくさん協力をしてくださったそうだ。
学校は、今の職員や在校生とその保護者だけのものではない。
そこの卒業生や保護者、これから入学してくる生徒や保護者、そして、その学校がたっている地域の皆さんの理解と協力がなければ、成り立っていかないものだと思う。
修業時間内の生徒の安全は学校職員が守る。勉強もそうだ。
でも、登校前と下校後の生徒の生活を守るのは家庭であり、地域なのだ。
『学社連携』が叫ばれて久しいが、それは寺子屋の昔から、学制発布されたころも、当たり前にあったことなのだ。
我が校の学校目標に『ルネッサンス』という言葉が合言葉として出てくる。
『再生』を意味するこの言葉は、県内でも有数の文武両道の優秀校だった栄光の時代の勢いを再びという思いがあるのだそうだ。
そういういい時も、大変だった時も、そこに関わって一緒にがんばってくださった卒業生や保護者、地域の方々があってこそ、現在に至っているのだ。
自治会の偉い人や学校の管理職の交流はあるようだが、一般の方や、普通の職員とも交流は、あまり聞かない。個人情報の管理がうるさい昨今、そういうことはあまりない方がいいこともあるのかもしれないが…。
職員はたまたまその学校に赴任してきただけの人間で、その土地の出身者であることはまれだ。
でも、私はたった1年間の年間講師だが、赴任先の学校はもちろん、生徒や先生方に1日も早く慣れ、その土地になじむようにアクティブに行動する。
それはその土地を離れてもなおずっと続いている。
そこは、私の第2、第3、第4・・・・の心の故郷になっている。
私は、同僚の先生方や、生徒たちにも育てられているが、保護者や地域の方たちとのかかわりからもたくさんのことを学び、体験させていただいたことも、教員としての成長に大いに影響を受けていると思う。
逆の立場で言えば、自分や子どもの母校は、卒業したらなかなか接点がなくなってしまうが、地域にも関心があり、やる気満々の先生が赴任してきてくれ、『おいしいお料理を食べさせてくれるお店』私だったらだと勧められて食べに来てくれ、翌日には友達連れてまた来てくれるなんてうれしいなぁ。
給食が始まったらなかなか食べに来れなくなるが、今度は冬休み、冬ならではの旬のお料理を食べに来ようと思う。