ぶらり町めぐり&御朱印

町を歩くのが好きだ。特に御朱印集めに熱中した。年齢を重ね、段々と体力が落ちてきたが、もう少し頑張りたい。

上野国一の宮・貫前神社 下り坂の参道

2017年02月21日 10時01分36秒 | 雑感
谷保天満宮は参道が下り坂だった。必然、貫前神社を思い出した。

下り坂の参道を持つのは、貫前(ぬきさき)神社である。神社を数多く参拝したが、こういう下り坂の参道がある神社を他に知らない。

総門である。



ここから階段を下りて社殿に行く。社殿が正面下に見えるので、下り坂を意識せざるを得ない。



社殿は江戸様式の華麗なもので、徳川綱吉の時代に大改修が行われた。



日光廟建設の技術が使われたという。重文に指定されている。




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谷保天満宮 梅

2017年02月21日 09時06分00秒 | 雑感
東京の天満宮というと、なんといっても湯島天神が有名である。境内は狭いですけどね。泉鏡花の「婦系図」のおかげである。

その次は、亀戸天神社だろうか。こちらの方が境内は趣がある。太鼓橋を二つ渡ってお参りする。梅ばかりではなく、藤の名所でもある。スカイツリーもはっきりと見える。

歴史があるのは、この谷保天満宮である。東国最古の天満宮を誇る。今では東京の郊外に位置するが、平安時代の武蔵国の中心地は近くに「府中」市があることでもわかる通り、この周辺だった。

立川駅から南武線で、3つ目の駅が谷保駅である。谷保天満宮は駅から200メートルほど離れている。甲州街道沿いに鎮座する。



甲州街道沿いにある鳥居を通ると、参道は下り坂になる。



参道を下って社殿に至るのだから珍しい。普通、社殿は平地か、もしくは上にある。階段を上がるのが常識だろう。神様は上(天)にいると思われているから。

谷保天満宮は、下りが緩やかであり、社殿も見えないから、下り坂ということをあまり意識しない。

参道が下り坂ということを最も意識させるのは、上野国一の宮・貫前神社である。総門からみると、底地に見下ろす形になり、そこに社殿の屋根が見えるという不思議な神社である。一の宮なので上野国を代表する神社ではある。

谷保天満宮の階段を下りると、社殿が右に見える。牛が寝そべっているが、牛に見えないのが面白い。



拝殿。






2月中旬・下旬は付属の梅園を見学できる楽しみがある。











梅園からは遠く富士山を見ることもできる。







<御朱印>


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