7月30日に、上野の文化会館で二期会の「ばらの騎士」をみた。
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
オケ:読売日本交響楽団
元帥夫人:森谷真理
オックス男爵:大塚博章
オクタヴィアン:澤村翔子
ゾフィー:山口清子
リヒャルト・シュトラウスの傑作オペラで、普通に演奏すれば、感動すること間違いなし。特に、最後の三重唱は。(今回もその通りだった。)
今回の上演は、音楽的には問題ない。しかし、視覚的にはかなり抵抗を感じるものになった。
グライドバーン音楽祭の演出をそのまま持ってきたようである。演出は、リチャード・ジョーンズである。
舞台に”華”がない。典雅な雰囲気が欲しかった。宝塚の演出家に依頼した方が良かったのではないか、と思うぐらいだ。
衣装もイギリスのものをそのまま持ってきたのだろうが、やはり、スタイルが違う。顔が違う。前列席で見たので違和感が大きかった。最後列で見た方がよかったのか…………
欧州の演出をそのまま持ってくるのは考えものだ。今の欧州の演出は歌の流れを損ねるものが多い。頭でっかちで血の巡りが悪い。
魅力的な歌唱を聴きたくて劇場へ行くのに。
指揮とオケは素晴らしかった。歌手は、元帥夫人が図抜けていた。
(追記)
日経にこの公演の批評が掲載されたが、ベタ褒めだった。日経の音楽会批評はベタ褒め傾向が強い。批判している箇所もあるが、よくよく注意して読まないと分からないようになっている。
”業界”で生きていくのは大変だ。言い方にも処世術が必要だ。
指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
オケ:読売日本交響楽団
元帥夫人:森谷真理
オックス男爵:大塚博章
オクタヴィアン:澤村翔子
ゾフィー:山口清子
リヒャルト・シュトラウスの傑作オペラで、普通に演奏すれば、感動すること間違いなし。特に、最後の三重唱は。(今回もその通りだった。)
今回の上演は、音楽的には問題ない。しかし、視覚的にはかなり抵抗を感じるものになった。
グライドバーン音楽祭の演出をそのまま持ってきたようである。演出は、リチャード・ジョーンズである。
舞台に”華”がない。典雅な雰囲気が欲しかった。宝塚の演出家に依頼した方が良かったのではないか、と思うぐらいだ。
衣装もイギリスのものをそのまま持ってきたのだろうが、やはり、スタイルが違う。顔が違う。前列席で見たので違和感が大きかった。最後列で見た方がよかったのか…………
欧州の演出をそのまま持ってくるのは考えものだ。今の欧州の演出は歌の流れを損ねるものが多い。頭でっかちで血の巡りが悪い。
魅力的な歌唱を聴きたくて劇場へ行くのに。
指揮とオケは素晴らしかった。歌手は、元帥夫人が図抜けていた。
(追記)
日経にこの公演の批評が掲載されたが、ベタ褒めだった。日経の音楽会批評はベタ褒め傾向が強い。批判している箇所もあるが、よくよく注意して読まないと分からないようになっている。
”業界”で生きていくのは大変だ。言い方にも処世術が必要だ。