奈良菩薩めぐり二日目。早朝、元興寺(がんごうじ)を参詣する。ここは駐車場があった。
地図で見ると、元興寺は二つある。極楽堂の元興寺(真言律宗)と塔跡(華厳宗)の元興寺である。今回参詣したのは、極楽堂の方である。
元興寺は寺院としては最も古い。最初は蘇我馬子により法興寺として飛鳥に建立され、その後、平城遷都に伴い、現在の地に移されたものである。移されたときに元興寺となった。
現在残っている本堂は、もとは極楽房という僧坊だった。真四角な建物であるのはそのためである。
蓮の花が咲いていた。「ロータスロード」ということで参詣者を集めているようである。
<御朱印> 「上宮太子」である。幼年時代の聖徳太子である。