2019年7月27日、28日、長野県の神社めぐりツアーに参加する。主目的は戸隠神社五社めぐりだったが、五社めぐりだけでは半日しかかからない。他にいくつかの神社をまわった。
最初に参拝したのが、大町市に鎮座する仁科神明宮(にしなしんめいぐう)である。最古の神明造の神社として知られている。社殿は国宝である。
神明造といえば、本家本元は伊勢神宮だが、伊勢神宮の場合は式年遷宮で20年ごとに新しく建て替えられる。新しく建てられた場合は、いかに歴史があったとしても国宝にも重要文化財にもなりえない。
仁科神明宮の場合は、新しく建てることなく、改修を施して今日まで至った。新築はNG、改修はOKということである。
仁科神明宮の入口。
ここは三本杉が有名だったが、1本は倒れてしまった。
このあといくつかの神社をお参りしたが、倒れてしまい根元しか残っていない樹木を多く見かけた。
鳥居をくぐる。ここまでは良かった…。
ところが、肝心の神明造の社殿は改修中。覆われていて本体を見ることができなかった。
これでは、なんのために行ったのか…。落胆。
改修工事が終わるのは、11月中旬と言うことである。ここをお参りするつもりなら、12月以降にした方がいい。もっとも冬は寒いから、来年の春を待とう。
(追記)改修工事の完成を祝う遷宮祭は令和元年11月15日~17日に行われる。
神門。ここでお参りした。
社殿はかこくのごとき有様であった。
<御朱印>