若宮八幡宮を参拝したあと、坂東三十三観音霊場第14番札所・弘明寺まで歩き、お詣りを済ませ、弘明寺駅から京急富岡駅まで乗る。坂東三十三観音霊場巡りについてはいずれ書くことにする。
富岡八幡宮を参拝する。
富岡八幡宮というと、深川にある富岡八幡宮をすぐ思い起こすが、京急富岡に鎮座するこちらの方が本家本元である。
源頼朝が鎌倉の鬼門に当たるここに八幡宮を創建した。「富岡」という神社名は岡の上に建てられたからである。名前の通り、岡の上にあることは京急富岡駅から見ると、よく分かる。写真の樹木に覆われた岡に富岡八幡宮が鎮座している。
深川の富岡八幡宮は、徳川家康が江戸城の鬼門除けとしてここから勧請したものである。深川は埋め立て地で「岡」と呼べるものはない。
もっとも富岡八幡宮と云えば、深川の方が断然知名度が高い。本家の方が影が薄くなってしまった。
京急富岡駅から徒歩13分ほどで富岡八幡宮の鳥居に到達。
階段を上がり境内に入る。
社殿。11月15日は七五三詣の日だった。
社殿全体をガラス窓で覆っているのは珍しい。雪国だとよく見かける風景だが、関東では雪がほとんど降らないのでどういう理由だろうか。
海風で傷みがはげしいのだろうか。
朱塗りの本殿がガラス越しに見えた。
<御朱印> 筆書がなく、伊勢神宮方式である。