虎ノ門の金刀比羅宮を参拝後、芝にある増上寺へ。徳川家の菩提寺である。
巨大三門。
背後が東京タワーで、ここはタワーと本堂のコラボが楽しい。
<御朱印> 「黒本尊」である。本尊の阿弥陀如来の御朱印は、「南無阿弥陀仏」と写経しなければ貰えない。書くのが面倒だったので「黒本尊」にした。勝運の仏である。
増上寺は徳川家の菩提寺であり、浄土宗の大本山である。徳川家が浄土宗を重んじたのは、一向一揆(浄土真宗)に苦しめられたからである。よって同じ「南無阿弥陀仏」を唱える浄土宗を普及に力を入れたのだ。
浄土真宗内部の対立に介入し、浄土真宗を東西の本願寺に分裂させ、反目しあうようにした。これが成功し、江戸時代には一向一揆は起こらなくなった。
手強い敵は分裂させ、対立するようにせよ。これが統治の原則だ。