(保土ケ谷神戸)神明社から天王町駅に戻り、反対側の洪福寺松原商店街に向う。旧東海道沿いに展開する商店街である。
旧東海道。神奈川宿から保土ケ谷宿に至る道で、一直線に延びている。
途中に、橘樹神社がある。
橘樹神社というと、日本武尊の妻・弟橘比売(おとたちばなひめ)命を祀っていると思うところだが、ここは違う。
このあたりは、かっては橘郡であった。その地名に由来する。
注連柱が立っている。すぐ汚れるので注連縄は渡さないようにしましたと神社の人は云っていた。
祭神は、素戔嗚尊である。京都の祇園社(八坂神社)を勧請して創建された。1186年のことである。
当初は、牛頭天王社とか天王社と呼ばれた。相鉄線の駅名の天王町はこの神社に由来する。
境内に不動尊の社がある。
隣に庚申塔が並んでいる。
もともとからこの橘樹神社にあったものではなく、市街地開発のため撤去されたものが、行き場がなく、ここに移されたものである。
橘樹神社を参拝後、洪福寺松原商店街に向う。
横浜でも指折りの商店街で、日曜日ということもあり大混雑していた。八百屋と魚屋が多いのが珍しい。近くに住んでいたら、生鮮食品は、スーパーで買わず、ここで買うね。