昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~ (六十)の六

2013-05-02 21:12:06 | 小説
三部構成の、大長編です。 どうぞ気長に、読んでください。 実はこれ、まだ執筆中なんです。 ----- キャバレーと聞いた折に正三の頭に浮かんだのは、 初めて東京の地を踏んだあの日のことだった。 「生バンド演奏を聞きたいわ。」 駅に降り立った途端の、小夜子の言葉。 振り回され続けた一日だった。 腹立たしい筈の、屈辱的な一日だった。 しかしそれが正三の胸を甘酸っぱさで一杯にしていた。 . . . 本文を読む

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