ごめんね…… (十八) 2018-04-24 08:00:00 | 小説 ごめん、ごめん。 君が聞きたがっていること、そしてぼくが一番話したいことを、これから書くよ。 ぼくね、一度死んでるんだ。 でも生き返ったんだ。 . . . 本文を読む
ごめんね…… (十七) 2018-04-17 08:00:20 | 小説 中学時代、虚無感に襲われていたぼくでした。 父親の浮気問題で家庭が壊れちゃっててね。 食卓にね、何日も帰ってこない父さんの分まで用意する母さんなんだ。 . . . 本文を読む
ごめんね…… (十六) 2018-04-10 18:48:31 | 小説 新一くん、元気ですか。 突然にこんな手紙が届いて、さぞかしびっくりしただろうね。考えに考えたあげくのことなんだ。君にだけは、ぼくの気持ちを分かっていて欲しくて。 . . . 本文を読む
ごめんね…… (十五) 2018-04-02 21:44:20 | 小説 その日を境にして私と友人との間に、目に見えないバリアのようなものが張られた。 私の気持ちの中に嫌悪感が生まれていた。 己の馬鹿さ加減を見せ付けられるようで、友人の顔を見ることができなくなった。 . . . 本文を読む