昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(八十五) 敵なんてそこら中に

2014-04-29 17:31:58 | 小説
「女だからなって。社長、まさか…」と、絶句する五平。 「その、まさかさ。まあ、スネに傷持つ身の俺だ。敵なんてそこら中に居るからな。三、四人をパトロンにして、金を集めたらしい」 . . . 本文を読む

大変でした、ほんとに。

2014-04-29 17:30:57 | 時事問題
G・W初日の今日ですが、大変な目に合いました。 大変といえば、I・Eがとんでもないことになっていますね。 脆弱性とかなんとかで、別のソフトに切り替えなさいと、アメリカの政府機関が発表したとか。 個人レベルでもやばいんでしょうかね?  最近、一太郎の調子が悪いのですが、そのせいが絡んでる?  . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(八十五) 百貨店相手に戦いを

2014-04-23 22:22:44 | 小説
「で、だ。その後は、富士商会の天下となるわけだ。 逆らう業者は、一切居なくなるというわけだ。 というのも、これを機会に、全業者の親睦会を作りたいと仰ってる。 そしてだ、小売業者は勿論だが、百貨店相手に戦いを挑むそうだ。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(八十五) みんな、待たせたな

2014-04-21 18:39:03 | 小説
「みんな、待たせたな。社長の方針を説明するぞ」 上気した顔で、五平が部屋に戻った。 「おまけ作戦は、実行する。但しだ、社長の前言は取り消す。勝手な判断でやることは、罷りならん。間違いなく日の本商会だと確認が取れてから、実行だ。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(八十四) 五平が色をなして押し止める

2014-04-19 14:40:01 | 小説
「し、社長。それはちょっと、どうかと。やはり確認を取ってからでないと」 と、五平が色をなして押し止める。 しかし、武蔵は頑として譲らない。慌てて、別室へ武蔵を引っ張り込んで協議を始めた。 取り残された社員たちの間には、動揺が走った。 . . . 本文を読む

長編恋愛小説 ~水たまりの中の青空・第二部~(八十四) 拳を握り締めて力説した

2014-04-17 20:17:40 | 小説
固い決意を示すが如くに、ぐっと拳を握り締めて力説した。 「服部、半値で仕切れ。いや待て、値引きはいかんな。 元の値に戻すのが難しくなる。 うん、そうだ。おまけを付けてやれ。 同数の商品をおまけすると言え。実質半値だ。 . . . 本文を読む

NTTコム リサーチ

NTTコム リサーチモニターに登録!