昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

えそらごと (七)

2018-07-17 10:04:36 | 小説
[ もしも彼が生きながらえていたら… ]  生まれてこの方、女と名の付く人種との会話といえば母親ぐらいの彼だった。  幼児期は「人見知りの激しい子でして」  小学生時代には「恥ずかしがり屋さんで困りますわ」  中学に入ると「愛想のない子でして」 . . . 本文を読む

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