「あのお。
わたしに、どんなことでしょうか・・」
幸恵は、
小夜子の前におずおずと進み出た。
思いもかけぬ声掛けに、
信じられぬ思いの幸恵だった。
「あのね、
お兄さまの正三さんに、
この手紙を渡していただきたいの。
恋文じゃありませんからね。
他の方に誤解されては困るわ。
ちょっと、
お願いしたいことがありますの。
でね、
そのお返事を明日にもいただきたいの。
頼めるかしら?
幸恵さん。」
「は、はい。
兄に渡して、
明日ご返事させます。
わたしからで、
よろしいでしょうか。」
直立不動で、
返事をする幸恵だった。
「もちろんよ。
あなたから、
お兄さまのお返事を聞きたいわ。」
「わかりました、
失礼します。」
わたしに、どんなことでしょうか・・」
幸恵は、
小夜子の前におずおずと進み出た。
思いもかけぬ声掛けに、
信じられぬ思いの幸恵だった。
「あのね、
お兄さまの正三さんに、
この手紙を渡していただきたいの。
恋文じゃありませんからね。
他の方に誤解されては困るわ。
ちょっと、
お願いしたいことがありますの。
でね、
そのお返事を明日にもいただきたいの。
頼めるかしら?
幸恵さん。」
「は、はい。
兄に渡して、
明日ご返事させます。
わたしからで、
よろしいでしょうか。」
直立不動で、
返事をする幸恵だった。
「もちろんよ。
あなたから、
お兄さまのお返事を聞きたいわ。」
「わかりました、
失礼します。」
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