水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十一) 2021-11-16 08:00:40 | 物語り 再度の連絡が入ったときには、もう夜になっていた。 「えらいことです、武さん。小夜子さんの話は、ほんとのことでした。 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十六) 2021-11-14 08:00:53 | 物語り すみません、横道にそれすぎました。 海地獄です。なんで海地獄なんですかね。 海に面しているわけでもないし、大きな池がありますが- . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十五) 2021-11-13 08:00:32 | 物語り 「おいで、ベンガルトラだよ」。「檻の中だから大丈夫さ。寝ているよ」。 何度声をかけても入ろうとはしないんです。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百六十) 2021-11-11 08:00:17 | 物語り 「専務を呼んでくれ」 電話の向こうが騒がしい。 今朝、「小夜子を連れてくることにした。俺のお姫さまを、皆に紹介しようと思う」と、告げたばかりだ。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十九) 2021-11-10 08:00:38 | 物語り 小夜子の変事を外出先で聞かされた武蔵は、その足で自宅へ戻った。武蔵の目に入った小夜子は、ソファに腰掛けてじっと一点を凝視している。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十八) 2021-11-09 08:00:15 | 物語り 「さよこさん。あなた、さよこさんよね。大丈夫?」 「行かなきゃ、行かなきゃ。アーシアが淋しがってるわ」 突然立ち上がった小夜子は、夢遊病者のように、ふらふらと店を出ようとする。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十七) 2021-11-08 08:00:08 | 物語り 「気を悪くなさらないでくださいな。お話が、実は来てたんです。この間お出で頂いた折りに、ご一緒されていたお客さんが、お嫁さんに欲しいとおっしゃられて。 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十四) 2021-11-07 08:00:54 | 物語り 坊主地獄は、あっという間に回り終えました。ご存じだと思いますが、泥がボコボコと盛り上がって、さながら坊主頭のごとくに見えることからの命名でした。 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十三) 2021-11-06 08:00:00 | 物語り 七時前に、コンビニに立ち寄ることにしました。眠くてたまらんのです。普段ですと、夜の十時台にベッドに入ります。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十六) 2021-11-03 08:00:35 | 物語り 武蔵の元に、百貨店からの手紙が届いた。普段ならば気にもとめずに武蔵に渡すのだが、武蔵の名前と共に、小夜子様と宛名書きしてある。 . . . 本文を読む