水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十八) 2021-11-09 08:00:15 | 物語り 「さよこさん。あなた、さよこさんよね。大丈夫?」 「行かなきゃ、行かなきゃ。アーシアが淋しがってるわ」 突然立ち上がった小夜子は、夢遊病者のように、ふらふらと店を出ようとする。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十七) 2021-11-08 08:00:08 | 物語り 「気を悪くなさらないでくださいな。お話が、実は来てたんです。この間お出で頂いた折りに、ご一緒されていたお客さんが、お嫁さんに欲しいとおっしゃられて。 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十四) 2021-11-07 08:00:54 | 物語り 坊主地獄は、あっという間に回り終えました。ご存じだと思いますが、泥がボコボコと盛り上がって、さながら坊主頭のごとくに見えることからの命名でした。 . . . 本文を読む
ボク、みつけたよ! (十三) 2021-11-06 08:00:00 | 物語り 七時前に、コンビニに立ち寄ることにしました。眠くてたまらんのです。普段ですと、夜の十時台にベッドに入ります。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十六) 2021-11-03 08:00:35 | 物語り 武蔵の元に、百貨店からの手紙が届いた。普段ならば気にもとめずに武蔵に渡すのだが、武蔵の名前と共に、小夜子様と宛名書きしてある。 . . . 本文を読む
水たまりの中の青空 ~第二部~ (百五十五) 2021-11-02 08:00:44 | 物語り 「今夜の寄り合いは、わし抜きかい? わしに聞かせたくないことでもあるのかい?」と、茂作が現れた。 意地悪げに、ギロリと正左ヱ門を睨みつける。 「いや別に、そんなことは」 . . . 本文を読む