人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

藝大モーニングコンサートでマーラー「さすらう若人の歌」(Bar:片倉旭)、ブラームス「ピアノ協奏曲第1番」(Pf:飯塚健之介)を聴く / 藝大オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」のチケットを取る

2019年07月12日 07時12分07秒 | 日記

12日(金)。昨日の日経朝刊「東京・首都圏経済面」に、総務省が10日発表した2019年1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果が掲載されていました

それによると、首都圏1都3県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)の外国人住民比率は6年連続で上昇して初めて3%に達し、市区町村別では東京都新宿区が12.4%(43,068人)で最も高く、次いで豊島区が10.4%(30,223人)、埼玉県蕨市が8.9%と続いているとのこと 新宿区は新宿歌舞伎町からJR新大久保駅の周辺までを見れば納得できます。また、私の住んでいる豊島区は、池袋駅北口が「新チャイナタウン」と呼ばれるほど中国人が多くなっているし、地元・巣鴨駅の近くにはネパール料理店がオープンしたり、道を行き交う人に外国人の姿を多く見ます 実感としては10.4%どころではないのではないか、と思います

先日のブログにも書きましたが、外国人と共生していくためには、ゴミの分別など外国人にも「生活のルール」を守ってもらうことが必要になります 私が住むマンションでは、分別ごみは「瓶」「缶」「ペットボトル」「発泡スチロール・トレイ」「牛乳パック」の別に、「日本語」「英語」「中国語」「韓国語」の4か国語で表示していますが、それでもルールを守らない人は守りません マンションの定時総会では、ゴミ置き場の中に監視カメラを設置したらどうか、という意見も出ましたが、犯人捜しのようなことは気乗りしません 今後ますます外国人居住者が増える傾向にある中、どのように共生していけば良いのか、模索を続けています

ということで、わが家に来てから今日で1743日目を迎え、トランプ米大統領を「無能」などと批判したとされるダロック駐米英大使は10日、職務を続けることが難しくなったとして辞任した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      他の国でも駐米大使の本音がリークされたら辞任するケースが後を絶たないと思う

 

         

 

昨日、夕食に「豚肉とナスのポン酢炒め」「スナップエンドウとパプリカの彩スープ」「生野菜サラダ」を作りました 「豚肉~」は新聞の「料理メモ」に載っていたレシピで作りました。スープはCOOKPADのレシピです。どちらも初挑戦ですが、美味しく出来ました

 

     

 

         

 

昨日、上野の東京藝大奏楽堂で「第9回藝大モーニングコンサート」を聴きました   プログラムは①マーラー「さすらう若人の歌」(バリトン:片倉旭)、②ブラームス「ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15」(ピアノ:飯塚健之介)です 管弦楽は藝大フィルハーモニア管弦楽団、指揮は高関健です

 

     

 

全席自由です。1階11列12番、左ブロック右通路側を押さえました。会場は9割くらい入っているようです

指揮者が高関健氏のため、弦楽器は左奥にコントラバス、前に左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、第2ヴァイオリンという対向配置をとります。コンマスは植村太郎です

1曲目はマーラー「さすらう若人の歌」です この曲はグスタフ・マーラー(1860-1911)が1883年から85年にかけて作曲した連作歌曲です 第1曲「大切な人が婚礼を挙げるとき」、第2曲「今朝野に出ると」、第3曲「僕は灼熱のナイフを負う」、第4曲「大切な人の2つの青い瞳が」の4曲から成ります

バリトン独唱は藝大修士課程2年の片倉旭君です 全曲を通して聴いた感想は、片倉君はどちらかと言うと明るいバリトンで、第4曲で一部 高音部が厳しかった点を除けば、失恋した若者の心情がよく歌われていました

 

     

 

プログラム後半はブラームス「ピアノ協奏曲第1番ニ短調作品15」です この曲はヨハネス・ブラームス(1833-1897)が1854年から1858年にかけて完成させた作品です 第1楽章「マエストーソ」、第2楽章「アダージョ」、第3楽章「ロンド:アレグロ・ノン・トロッポ」の3楽章から成ります

この曲は6月27日のモーニングコンサートで藝大4年の山中惇史君が演奏しています 翌28日のブログにも書きましたが、この曲は当初2台のピアノのためのソナタとして作曲され、その後、交響曲に改編、そして最後にピアノ協奏曲の形で完成した作品です そういう経緯もあってか、ピアノと管弦楽が混然一体となって、まるでピアノ付交響曲のようなスケールの大きな作品になっています

藝大3年の飯塚健之助君が登場します 多くの演奏者がカチカチになって笑顔がない中、彼は笑顔で会場に一礼しました 余裕でしょうか? 大物でしょうか

高関健氏の合図で第1楽章が力強いテーマで開始されます ピアノが出てくるまでの長い序奏を聴いているだけで、高関健氏の指揮がいかに魅力のあるものかが分かります。オケが締まっています

ピアノ独奏の飯塚君と高関健指揮藝大フィルハーモニアの演奏は、重心が低くどっしりと大地に根を張った大木のような演奏で、聴きごたえがありました

ジャニーズ事務所の「嵐」の相場君のような風貌の飯塚健之助君は、プログラム掲載のプロフィールによると、今年10月に公開される恩田陸原作の映画「蜜蜂と遠雷」で風間塵役:鈴鹿央士のピアノ演技指導を担当したそうです 映画の方も楽しみです

 

     

 

         

 

藝大オペラ第65回定期公演:モーツアルト「コジ・ファン・トゥッテ」のチケットを取りました 10月5日(土)と6日(日)のうちコンサートの予定のない5日(土)午後2時からの部(東京藝大奏楽堂)です

出演はフィオルディリージ=山原さくら、ドラベッラ=上久保沙耶、フェッランド=岸野裕貴、グリエルモ=外崎広弥、デスピーナ=高橋慶、ドン・アルフォンソ=後藤駿也。管弦楽=藝大フィルハーモニア管弦楽団、合唱=東京藝大音楽学部声楽科3年生、指揮=佐藤宏充、演出=今井伸昭です 藝大オペラは毎年観ていますが、レヴェルが高いです

 

     

 

     

 

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