4日(日)。昨日は、金曜までの7日間連続コンサートが終わり一息つきました とはいえ のほほんと過ごしているわけにはいきません 午前中はマンション管理組合の理事会があり出席しました いよいよ今秋 大規模修繕工事に入るので、住民向け「工事説明会」の内容等の確認を行いました。相変わらず出席者は理事・監事総数の半分の4人でした 権利意識はあるのに義務意識のない人たちには困ったものです
ということで、わが家に来てから今日で3491日目を迎え、米国やロシアなど7か国が実施した計24人の受刑者らの身柄交換で解放されたロシア人の元受刑者3人が2日、ドイツ西部のボンで記者会見を行ったが、出席したロシア野党指導者のイリヤ・ヤシン氏は「ロシアの政治家として、私はロシアにとどまらなければならないと思っていた。絶対に交換しないでくれと頼んでいた」と述べ、解放を拒んだことを明らかにした というニュースを見て感想を述べるモコタロです
プーチン・ロシアで 政権に立てつく者は 暗殺するか国外追放するかどちらかだろう
中山七里著「嗤う淑女 二人」(実業之日本社文庫)を読み終わりました 中山七里は1961年岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、翌年デビュー 以後、ミステリーを中心に精力的な執筆を続け、2020年には作家デビュー10周年を迎え、12か月連続での新作刊行を達成した 著書多数
本書は「嗤う淑女」「ふたたび 嗤う淑女」に次ぐ、「嗤う淑女」シリーズ第3弾です
高級ホテルの宴会場で大量毒殺事件が発生する 犠牲者の一人、国会議員の日下浩一の手には「1」と記された紙片が握られていた 最新技術により現場映像を解析した結果、衝撃の事実が判明する。連続猟奇殺人事件に関与し、指名手配中の有働さゆりが映っていたのだ その後、大型バス爆破事件、中学校舎放火殺人事件、フィットネスクラブ爆破事件と立て続けに凶悪事件が起こり犠牲者は49人に上がる 各現場には番号札が残され、有働さゆりの痕跡が残っていた しかし、有働と被害者、被害者同士を結び付ける共通点はなく、動機がわからないまま捜査は暗礁に乗り上げるのだった
【以下ネタバレ注意】
有働さゆりには蒲生美智留という黒幕がいました 美智留は人を殺すのを何とも感じない一種のサイコパスで、中学時代に自分を貶めた者たちに復讐を果たすため、自分では手を下さず、金で雇ったさゆりを利用して殺人を繰り返していたのです しかし、さゆりも決して美智留のロボットではなく、「利用された挙句、最後には実際に手を下した実行犯の自分が殺される」と感づき、美智留に反旗を翻します その攻防が見ものです
被害者の手元に残される番号の意味については、私はかなり早い段階で「犠牲になる順番ではないか」と気がつきました が、その順番は捜査を目くらましするための細工だったと知って愕然としました
久しぶりに中山作品を読みましたが、あらためて、ストーリーテラーだと思いました 読んでいて状況が目に浮かんできます 気軽に読めるミステリーとしてお薦めします
今日から12日(月)まで、6日(火)を除き9日連続コンサート態勢に入ります 整骨院通いを続けながら、腰痛防止ベルトを着用して乗り切りたいと思います