29日(水)。東京シティ・フィルから「2024年度年間定期会員継続案内」が届きました 現在私は「定期演奏会」(東京オペラシティ)と「ティアラこうとう定期演奏会」の年間会員ですが、前者はそのまま継続し、後者は現在の席が前過ぎるので座席変更を希望のうえ継続しようと思います 年間プログラムとチケット代は下のチラシの通りですが、いつも思うのはチケット代が安すぎるのではないか、ということです これほどの料金設定が可能なのは、海外からの指揮者や演奏家を招聘せず、常任指揮者・高関健、首席客演指揮者・藤岡幸夫を中心に据え(全13公演中 2人で10公演を指揮)、すべて国内の日本人指揮者・演奏家を起用する方針を取っているからです 海外から指揮者や演奏家を招く場合、出演料のほかに往復航空券代、国内旅費、宿泊費などの経費が伴い、さらに万が一キャンセルを伴う事象が発生した時、煩瑣な手続きが発生するリスクが伴うので、シティ・フィルはそれを回避しているのです いずれにしても、安いに越したことはないので、ありがたく継続しようと思います
ということで、わが家に来てから今日で3241日目を迎え、ウクライナ侵攻が長期化するロシアで、動員兵の妻や母親らが、「動員兵は故郷に帰れず、多くが死亡している。動員は恐ろしい誤りだった」と主張し、早期の帰還を求めて署名活動を始めた というニュースを見て感想を述べるモコタロです
大義のない戦争に駆り出されて 犬死するなど 許せるわけがない 実力行使しかない
昨日、夕食に「タラとキノコのアクアパッツァ」「生野菜サラダ」「ダイコンの味噌汁」「ダイコンの葉のお浸し」を作りました アクアパッツァは新聞の「料理メモ」を参考にして初めて作りましたが、とても美味しく出来ました これからレパートリーに加えようと思います
池袋の新文芸坐で是枝裕和監督による1998年製作映画「ワンダフルライフ」(118分)を観ました
ある月曜日、亡くなった22人の人々が施設の中に入っていく。彼らは番号順に呼ばれ、面接が始まる そこでは「施設にいるのは1週間で、最初の3日間で”人生で一番大切な思い出”を選ぶことが出来る その思い出は、施設のスタッフたちの手によって映像化される 土曜日にその映像を見て思い出が鮮明に蘇った瞬間に、その『一番大切な思い出』だけを胸に死後の世界へと旅立っていく」と説明される 順調に思い出を選択できる者もいれば、思い出を振り返りたくないという者もいる。あるいは選ぶつもりはないという者もいる そして土曜日を迎え、「一番大切な思い出」を選んだ者たちの映像化されたドラマが上映される
この映画は視点が面白いと思います 死後1週間は本当は死んでいないという設定で、「最も大切な思い出」を選択できた者だけが死後の世界へ旅立つことが出来、選択できない者のうち希望者は施設のスタッフとして働くことになる、というシステムです 実はスタッフたちも死者で、見た目は若くても、死んだ年齢の顔つきをしているだけで、本当は高齢なのです
面接のやり取りは、まるでドキュメンタリーを観ているようです それもそのはず、是枝監督は出演者には状況設定だけを与え、アドリブで作られたシーンが多いそうです
この映画は観る者に「あなたにとって、一番大切な思い出は何ですか?」と問いかけています
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