5日(水)。阪神タイガースの元監督・吉田義男さんが3日、脳梗塞で死去したことが4日判明しました。享年91歳でした 吉田阪神は1985年のセリーグ・ペナントレースを制し、日本シリーズでは西武ライオンズを相手に4勝2敗で下し、日本一に輝きました このシリーズは10月26日から11月2日までに6試合が行われましたが、私は西武球場で2回観戦しています 両日とも阪神が勝ちましたが、そのうちの1回は日本一を決めた第6戦(11月2日)です 私は「ここは甲子園球場か 」と勘違いするほど 阪神ファンで埋め尽くされた球場で、3塁側の上の方の席で応援していました 第6戦は1回表にバース、掛布、岡田が四球・安打で満塁となり、長崎が満塁ホームランを打って一気に試合をリード、2回表には真弓がソロホームランを、9回には掛布がダメ押し2ランを打つなど、最終的には9対3で阪神が勝ち、日本一を決めました 目の前で吉田監督の胴上げを見て感激したのを、今でも鮮明に覚えています
あれから40年・・・その後のタイガースはセリーグ優勝はあっても日本一はありません 藤川新監督は再び阪神ファンの夢を叶えてくれるでしょうか
あらためて、夢を叶えてくれた吉田さんのご冥福をお祈りいたします
(デイリースポーツが販売した阪神日本一の瞬間の写真パネル)
【追記・訂正】5日午前7時43分
オリックスファンさんから、「阪神は2023年の日本シリーズでオリックスを下して日本一になっている」というご指摘をいただきました。それを見て思い出しました。ここにお詫びして訂正いたします。どうも、昔のことは良く覚えているのに、最近のことは頭からすっぽり抜けていて困ったものだと思っています。阪神については最近はテレビ観戦を含めて試合をほとんど観ていないので、記憶があいまいになっているところがあります。以後気をつけます(tora)
ということで、わが家に来てから今日で3676日目を迎え、トランプ米大統領がロシアの侵略を受けるウクライナに支援の対価としてレアアースの提供を求める考えを示したことについて、ウクライナ大統領府は、米国へのレアアース供給に先立ち、まずはウクライナの安全が保証されることが必要だと指摘した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
無償供与のバイデンと違って トランプは何事も”商取引”で物事を決めていくよね
昨夕は娘が外食だったので、冷凍しておいた秋刀魚を「塩焼き」にして、「マグロの切り落とし」「生野菜サラダ」と一緒に食べました 秋刀魚は小ぶりなので2尾焼きました
筒井康隆著「エロチック街道」(新潮文庫)を読み終わりました 筒井康隆は1934年、大阪市生まれ。同志社大学卒。1965年に処女作品集「東海道戦争」を刊行。81年「虚人たち」で泉鏡花文学賞、87年「夢の木坂分岐点」で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷へ降下」で川端康成文学賞、92年「朝のガスパール」で日本SF大賞をそれぞれ受賞
本作品は昭和56年10月に新潮社から刊行された18篇から成る短編小説集を59年に文庫化したものです
収録作品は、「中隊長」「昔はよかったなあ」「日本地球ことば教える学部」「インタヴューイ」「寝る方法」「かくれんぼをした夜」「遍在」「早口言葉」「冷水シャワーを浴びる方法」「遠い座敷」「また何かそして別の聴くもの」「一について」「歩くとき」「傾斜」「われらの地図」「時代小説」「ジャズ大名」「エロチック街道」の18篇です
標題の「エロチック街道」は、見知らぬ夜の街で、裸の美女に案内されて奇妙な温泉の洞窟を滑り落ちていく、といったエロチックな夢物語です また、「ジャズ大名」は江戸末期に、アメリカから漂着した黒人たちと、城を挙げてのオールナイト・ジャムセッションが始まるという奇想天外な物語です 「昔はよかったなあ」は文字通り昔の思い出を語ったものですが、随分でたらめな思い出が恥も外聞もなく書かれていて呆気にとられます たとえば、「『伊豆の踊子』などというものがあった。あれはたしか三浦友和と田中絹代だったなあ」と、トランプも真っ青な嘘を平気で書いています 三浦友和だったら、相手は山口百恵だし(1974年・西河克己監督)、田中絹代だったら、相手は大日向傳でしょう(1933年・五所兵之助監督)。まあ、本人は確信犯で書いているわけですが、油断も隙もありません
また、「早口言葉」や「また何かそして別の聴くもの」などを読むと、著者得意のブラックユーモアたっぷりの「言葉遊び」が繰り広げられています
例えば、
「時代小説家とかけて、セント・バーナードと解く。その心は、飛ばない」
「国立劇場とかけて、プロ・レスラーと解く。心は、ほとんど飛ばない」
「閣僚会議とかけて、奈良の大仏と解く。心は、絶対に飛ばない」
どうやら著者にとっては「飛ぶこと」が重要なようです
本書は幻想小説、言語実験、ナンセンス、パロディ、純文学に至るまで変幻自在の短編小説を収録しています 面白いと言えば面白いです 言葉に興味のある方にお薦めしておきます
2023年にオリックス・バファローズに勝利して日本一になっているのでは。
最近は、昔のことは良く覚えているのに、近い過去は記憶がすっぽり抜けていて困っています
タイガースについてはここ10数年、テレビを含めてほとんど試合も観ていません
ご指摘にお礼を申し上げ、記事中で訂正させていただきます
また、お気づきの点がありましたらご指摘いただければ幸いです