21日(水)。相変わらず、ベッドから起き上がる時、腰に激痛が走ります その痛さは半端ではありません
朝起きる時はもちろん、今は朝から晩までベッドで寝ながら本を読んでいるので、食事やトイレで起きるたびに激痛が走ることになります
整骨院の院長の話では「最初の3日間がヤマで、少しずつ痛みが和らいでくるはず
」ということですが、さてどうなることやら
昨日は背中に8本のテープを貼ってもらいました
現在は 寝ている時も起きている時も、腰痛ベルトとTシャツの間に大きめの保冷剤を挟んで患部を冷やしていますが、当分続きそうです
ということで、わが家に来てから今日で3508日目を迎え、米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は19日、米実業家で電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者について、再選すれば閣僚か補佐官で起用する可能性を示唆した というニュースを見て感想を述べるモコタロです
"ディール"のトランプのことだ いくら献金するかでマスクの処遇を考えるんだろ
昨日、夕食に「鯖の味噌煮」「鮪の山掛け」「生野菜と豆のサラダ」「冷奴」「舞茸の味噌汁」を作りました 娘が外食だったので一人分作りました
ヘルシーを絵にかいたようなメニューですが、美味しかったです
浅倉秋成著「俺ではない炎上」(双葉文庫)を読み終わりました 浅倉秋成は1989年生まれ。2012年「ノワール・レヴナント」で第13回講談社BOX新人賞Powersを受賞しデビュー
21年刊行の「6人の嘘つきな大学生」が第12回山田風太郎賞候補となり、2022年本屋大賞にノミネートされる
物語の主人公は大手不動産会社「大帝ハウス」の営業部長・山縣泰介で、50代半ばのハンサムな男性 彼はいきなりネット上で「血の海地獄」と題するツイートの投稿者として特定され、ネット界隈で大騒ぎになる
このツイートには本物と思われる若い女性の血みどろの殺人現場写真が添付されていたからだ
当の泰介はインターネットの使い方すらろくに知らないのに、自分の名前と身分と写真がネットに晒され、凶悪な殺人犯として炎上しているのだった
泰介にとってはまったくの濡れ衣だが、ツイッターで犯行を自慢するアカウントは巧妙に出来ており、見れば見るほど泰介のものとしか思えないので、誰も無実を信じてくれない
会社に見放され、同僚に見放され、そして家族でさえも疑いの目を向ける
泰介は命を懸けて必死の逃亡を続ける
果たして真犯人は誰で動機は何か・・・意外な人物が浮かび上がる
本書は山縣泰介を含む4人の登場人物の視点から物語が展開します 泰介のほかは、泰介と何の関係もない大学生・住吉初羽馬、泰介の娘・夏美、殺人事件の捜査と泰介の追跡を行う県警の刑事・堀健比古の視点です
この4人の視点が絡み合って緻密なプロットのもと物語が複層的に展開していき、次第に真相が明らかになっていきます
夏美の小学校の同級生”えばたん”が窮地にある彼女に同情し、彼女を救おうと、ネットで事件に関連するSNS上の書き込みをチェックするものの、うまく情報収集することが出来ないという場面があります 彼は「SNS上には同じ意見が飛び交っているわけではない。しかし、よく観察してみると、いろんな意見を言ってるようで、みんな同じことしか言ってない
それは自分の言い分が正しいということだ」と語ります
それは、被害者の山縣泰介についても同様で、会社の同僚からも 取引先からも 家族からも信頼され、すべてうまくいっていると思い込んでいたが、客観的にみると実は尊大な人間で、周囲の人たちから恨みを買っていたと気が付きます
ここにこの作品に込められた著者のメッセージが表れています
この作品は結末を知ってから読むと興味が半減してしまうので、ここで真犯人は明かさない方が良いと思います 是非、手に取って読んで”どんでん返し”を楽しむことをお薦めします
本日、toraブログのトータル閲覧数が900万 P V を、トータル訪問者数が294万 I P を超えました これもひとえに、普段からご訪問くださっているフォロワーの皆さまのお陰と感謝しております
これからも1日も休まず根性で書き続けて参りますので、モコタロともどもよろしくお願いいたします
【忘備録】2024年8月21日現在におけるtoraブログのアクセス数・ランキング
(ブログ開設から4936日目。投稿総数 5085本)
①トータル閲覧数 =9,000,875 P V
②トータル訪問者数 =2,940,829 I P
③gooブログ全体におけるランキング=3,188,828ブログ中 251位
④にほんブログ村「クラシックコンサート・演奏会感想」におけるランキング=57ブログ中 1位
⑤フォロワー=2057人(1952 + X分105人)