モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

いろいろシーズン前予想を検証してみる

2014-12-21 13:24:17 | モンテディオ山形
サカダイが今年の1月に掲載した戦力値による順位と実際の順位が以下の通り。
※「戦力値」だから、順位じゃないと言われればそうですけど。

戦力値 実際・誤差
①磐田 → ④▼3
②京都 → ⑨▼7
③湘南 → ①△2
④山形 → ⑥▼2
④大分 → ⑦▼3
⑥松本 → ②△4
⑥千葉 → ③△3
⑥札幌 → ⑩▼4
⑨長崎 → ⑭▼5
⑩岡山 → ⑧△2
⑪福岡 → ⑯▼5
⑫水戸 → ⑮▼3
⑫岐阜 → ⑰▼5
⑭横浜 → ⑪△3
⑮栃木 → ⑫△3
⑯東京 → ⑳▼4
⑯富山 → 22▼6
⑱北Q → ⑤△13
⑱熊本 → ⑬△5
⑳群馬 → ⑱△2
21愛媛 → ⑲△2
22讃岐 → 21△1

うちは、4番目くらいに評価はしてもらってたんですけど、すいません・・・(^^ゞ

ピッタリ賞はなかったので、
∓2くらいまでを誤差の範囲とすれば、
5勝17敗です(笑)

順位的にみると、
その中で、最大の想定外は、
北九州でしょうね。⑱予想→⑤
熊本も頑張ったで賞です。⑱予想→⑬
松本も下馬評覆しました。⑥予想→②

逆の最大想定外は京都ですか。②予想→⑨
富山も厳しかったで賞で。⑯予想→22位
長崎は2年目のジンクス賞。⑨予想→⑭
福岡もどうしたんだ賞。⑪予想→⑯
岐阜も尻すぼみでしたで賞。⑫予想→⑰

ただ、戦前は磐田がダントツとかかれていましたから、
それで4位というのは、一番の想定外かもしれませんね。

10位までのグループで考えると、
北九州と、長崎以外は、
範囲内に収まっているのは、
さすがサッカー専門誌の予想だなと思いました(当たり前?)。

が、厳しく言えば、
3位までを完全に外しているのは、いかがなものかと(笑)

来年の、参考になればと思います。

たぶん、来年のJ2は、
①C大阪
②大宮
③磐田
④千葉
⑤京都

みたいな予想するのでしょうから。


ちなみに私は、1月の時点で、

◎磐田、湘南、千葉、京都
○大分、札幌、山形、松本
△長崎、岐阜、福岡、岡山、栃木、横F、北九州、東京V
▲水戸、富山、愛媛、熊本、群馬、讃岐

と書き込んでいました。サカダイを見る前です。

近からず、遠からず、湘南と山形を評価していた自分はエライ(笑)
やっぱ、京都は過大評価、北九州と岡山は過小評価でした・・・


改めて、なんで京都は失速したかな?
大黒という得点王がいながら。
やっぱり監督なのかしら。
それともスタジアム問題?
アウェーとしては一番魅力あるチームなんです。
時間潰ししやすいというか、時間がいくらあっても足りない(笑)

北九州は、ハシラマジックということになるでしょうか。
天皇杯でもJ1破ってますし、本物だったかもしれません。
専用スタジアムもできますし、J1基準をクリアしたら難敵になりそうです。

岡山、熊本も力をつけていますよね。
補強などを見ても、ここ数年でブレイクするかもしれません。

そうなると、また九州チーム、西日本チームが強くなっちゃいますね。

頑張ってほしいなぁ、北関東チーム。
遠征的にも(笑)
宇都宮、水戸、近くていいんですよ~。
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来季のチームづくり

2014-12-20 12:46:58 | モンテディオ山形
まぁ、いくら激闘を制して昇格したとか、
天皇杯準優勝した勢いのあるチームとはいえ、

現実には、来年の降格候補筆頭です。
そりゃそうですよ、6位で昇格、J1では18位ならぬ21位からのスタートですから(笑)


そこは、変に浮かれずに謙虚になっていきたいですね。


興味があるのは、
来年度のチーム作りですよね。

現実的な目標は、
降格しないチーム作り。


ちらほら移籍情報なども出てきてはおりますが、
選手が大きく入れ替わらない限り、
今年がベースになるんでしょうね。

基本3バック、3-4-3を採用して、
前線からの連動したプレスと、
3トップのコンビ+2WBによるショートカウンター。

リーグ戦41節の磐田戦のような、
ハードワークがうまくハマれば、
J1でもある程度結果が出るんじゃないかとも思ったりもするのですが。

コバさん時代の、「専守防衛型」でもなく、
奥野さん時代の、「進軍ラッパ型」でもない、
ハードワーク(H)、切り替え(K)、球際(T)を粘り強く90分出し切るチーム。
(個人的には、もうつぶやいちゃったけどこれを「HKT90」と呼びたい(笑))


これを、モンテのこれからのチーム作りのベース、伝統としていけたら、
勝負に関係なく、今後100年サポーターを魅了するチームになると思います。
そしてスタンドも埋まっていくのではないかと思います。
それくらい、PO、天皇杯の戦い方は、私たちに感動を与えてくれましたから。


ただ、J1での実際の試合展開としては、
天皇杯決勝でも露呈したように、
プレスをいなされて、最終ラインがスカスカなところにパスを出されたり、
強力な2トップにロングボールを入れられれば、
簡単に相手の餌食になることも現実として考えられます。


そこで、参考にしたいのは、湘南のチーム作り。
湘南は、2013にJ1で3バックで攻撃的に戦って、ボロボロにされましたが、
それをJ2で継続して熟度を深め、結果ぶっちぎりで優勝しました。
進化したチーム力が、来年J1でどこまで通用するのかとても興味深いですよね。

ですから、やられても継続してチーム力の熟度を図るという、
明確なビジョンがあれば、それをJ1で試していくというのは
それはそれで良いとも思うのです。


ただ、
やられるのを指をくわえて見ているのも、辛いっちゃ、辛いですよね。


進化版3バックをどう構築していくか。


個人的なポイントは、
當間のところと、ボランチ、
ディエゴでしょうか。
(もちろん、全ポジションが成長しない限り残留はないと思いますが)

當間は、ビルドアップできるので(実際岡山戦では川西にアシストしてますし)、
現代的なCBではありますが、やっぱり失点の原因になっていることも事実。

石井、竜つぁんがベテランらしい安定感がありますので、
そこがひとつポイントですね。

噂の渡辺は石井のところに入るでしょうから、
當間が伸びてくれれば、安定感は増すはず。

それから、ボランチですが、
松岡はアジリティ、危機察知能力に優れ、
攻撃時にはスペースへの侵入を得意とする、
今や欠かせない選手ですが、
フィジカルにやや難があります。
また磐田とのPOでは、5バックで守った時に、
バイタルをなかなか埋めることができなくて、
失点をくらう原因となりました。

一方のバズは、フィジカルはあるのですが、
ボールを持ちすぎる癖が、時にして中盤でロストして、
相手カウンターの起点になってしまう事があります。

ここは、2人が伸びてくれることを期待するしかないですが、
J1では、確実に狙われるところですね。


ヤマ、ボムのWB2人は、今季終盤で確変したころにより、
自分の働き場所がわかってきたので、
このまま伸びてくれるのではないかと思います。
半端無い運動量が求められますが、
スペクタルなサイド攻撃には欠かせない選手になりました。


前のFW3人は、もうこのままの状態をキープしてほしいに尽きますね。

ディエゴは、流動的な3トップに入ったことにより、
ポストとしてもパサーとしても、
そしてフニッシャーとしても存在感を発揮することが出来ました。
できれば、来年はもうちょっと決定力をつけて欲しいですけど(汗。
チーム序盤なかなか自分の居場所が見つかりませんでしたけど、
3バックシステムにより蘇りました。

川西は、もうこのチームというか、
このポジションでなければダメだと思います(笑)

ザキさん、ディエゴが川西の良さを引き出していますから、
3人は欠くことのできない関係になってしまっています。


今時点で、噂の補強も含め考えると、
来年は、こんな感じでしょうか。

GK 山の神
DF 當間(渡辺)、渡辺(石井)、石川(高木)
MF ヤマ、松岡、バズ、ボム(瀬川)
FW 川西、ディエゴ、ザキさん(ロドリゴ)

今年の財産は、
プレスの連動性と、
負けない気持ちと、
ハードワークができるようになったこと。

そこは自信をもっていきましょう。


PS
コバさん時代の2009年を考えれば、
ほどほどにいけるンかなぁという感じもしますけど、
どうなんでしょうかね。
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J1復帰の意義

2014-12-19 12:17:12 | モンテディオ山形
まだ、気持ちが浮ついている感じですが、
今回のJ1復帰について、
感じたことを忘れないうちに書き留めておきたいと思います。


ここ数日、
前回2008年と今回の昇格って、
いろいろと違うなぁと考えていました。


突然と言えば、前回2008年の初昇格も、突然の出来事でした。
前年を9位で終わり、監督が代わり、
新たな監督の目指した目標は「5位以内」。
開幕戦も鳥栖に競り負け、
なんとも冴えない船出でした。
(正直、私は開幕しても移籍してきた選手をロクに覚えきれていない程度のシーズンインでした(笑))。

ところが、あれよあれよという間に19節で2位まで順位を上げると、
その後は、ほぼ2位を保ち続け、そのままゴールイン(笑)
今年で言えば、松本山雅のような戦いぶりです。

そういう意味では、まさか昇格なんてなぁなんて思いながらも、
リーグ戦中盤くらいからは、少し心の準備は出来ていました。


しかし、
今シーズンは、突然も突然、
正直PO千葉戦に勝つまでは、
全く「昇格する」という気持ちはありませんでした。

PO決勝で、ザキさんんぼヘディングゴールで先制した時点でも、

「ほう、もしかしたら、このままいけば・・・昇格か?」くらいで、

まぁ、絶対同点にはされるわな、なんて斜め目線で応援しながら、
時間は進み、

次第に、「え?なに?守り切れば・・・昇格?」が、

「守ってくれ~!」となり、

試合終了の笛とギシさんのガッツポーズを見て、

「わ~~~~~、○◎▲※×□!!!!」みたいな(笑)

だって、
その1週間前の準決勝の磐田戦、
ATに入った時点で、
「いや、まだ何かあるかもよ」なんていいながら、
心の中では、「頑張ったよ、今シーズンはいい夢見させてもらいました」、
なんて心の整理を始めていたのですから。

山岸がヘッドで触れたところは見えたのですが、
皆が立っちゃったのと、ゴール裏の傾斜のせいで、その後が良く見えず、
ゴールしたと確認できた時は、
「??????、まさか勝ち越した??????ぎゃ~~~!!!」みたいな感じでしたもん。


例えになっていまぜんが、
よく、本番になって急に伸びる選手とかいるじゃないですか。
ソチ五輪の羽生くんだったり、ブラジルW杯のハメス・ロドリゲスだったり、テニスの錦織くんだったり。

なんか、急に「無双」になってしまう感じ。

そういう感じでした、
今シーズンのモンテは。
特に、リーグ戦残り7試合あたりからは。(実際5勝2敗でした)

なんか、他のチームにしてみれば、
「ちょちょっと、終盤まで眠っていたくせにズルいんじゃないか?」みたいな(笑)

だから、2008年とは全く喜びが違います。

変に浮かれていないというか。
いや、浮かれてはいるんですけど、
先の現実も見えているというか。
ま、一度J1経験しているというのもありますが。
(前回は、とりあえず上がっちゃったからいいよねって感じは確かにありました。)


よく、エレベーターチームって言われるところありますよね。
昇格、降格を繰り返しているという意味で。

イメージとしては、
札幌、湘南、甲府、大分といったあたりでしょうか。

あまり、褒め言葉ではないですね。

もしかしたら、ウチもそこに仲間入りなのかもしれません。

でも、財政力のない地方のチームは、
そういうことでも「アリ」じゃないかと思っています。

常に、J1を狙える程度のチーム力を有し、
タイミングが合えば、強かに昇格してくるみたいな、
そういうチームもいいんじゃないでしょうか。


で、経験を積み上げることによって、
いつかは、仙台、新潟、大宮(今回落ちちゃったけど)、鳥栖のように、
定着できるチームになる可能性もあるんじゃないかと思います。


今回も、勉強してきましょう。
J1という、「英徳学園高校」に入った牧野つくしのように、F4目指して。(ちょっと何言ってるかわからない)
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昇格への軌跡(その2)

2014-12-18 12:03:06 | モンテディオ山形
簡単に振り返るつもりが、
いざ書き始めると、
いろいろな思いがよぎって、
つい長文になってしまいますね。

悪い癖です・・・


さて、湘南に完敗した次戦の相手は水戸。

試合開始早々から、攻められる場面が多く、
何か、守備的にうまくいっていないことはなんとなく理解できました。

すると、前半早々に、比嘉がコバリョウと交代。
ええと、比嘉はケガ?
いやそれ以上に、コバリョウはどこに入るの?
と、スタンド周りはプチパニック。

で、少し試合が動いて、
なんと3バックになっていたことで再び騒然(笑)
いや、確かにコバリョウがピッチに入る時に3本指してたけど。

そんな付け焼刃で大丈夫か?
練習したことあるのかよ?みたいな。

しかし、試合はその後落ち着きを取り戻し、
なんと、後半終了近くに竜つぁんのゴールで勝利。
この試合ほど、監督力を感じたことはありません。


でも、いやぁ緊急避難としてはまずは良かった良かったと。
私は、すぐにまた4バックに戻すと思っていました。


しかし、この監督のドサクサ「英断?」が、
結果的に昇格をもたらしたのですから、
何が功を奏するのかなんてわかりませんね。

ということで、
この辺から「メイクドラマ」は始まっていたと。


しかも、
次戦が、天皇杯鳥栖戦だったということも、
コチラには最高の結果をもたらしました。

それは、
ターンオーバーを敷いたことで、
リーグ戦控えだった川西、ボムが奮闘し、確変し、
その後昇格の立役者となったこと。

また、この試合で延長の激戦を1-0で勝利したことにより、
3バックの手ごたえを掴み始め、
ハードワークによる、
前線からの連動したプレスという形が見え始めました。


ところが、冷や水を浴びせられるがごとく、
次戦の愛媛戦は、一転、
3バックの未十度を露呈することに。

3バック相手とのミラーゲームになってしまったことにより、
うまくギャップが作れなくなり、
焦りからか、
チームの決まり事が、悉くハマらなくなりました。
結果、0-4の惨敗。


また、ここでふりだしに戻るか・・・

しかし、
松岡は、コメントでこの試合の事を忘れてはいけないと、
臥薪嘗胆を誓います。


結果、
次戦京都戦は、ザキさんのゴールで凌ぎ、
栃木戦は、川西で追いつきドロー、
讃岐戦は4-0で完封勝ち。

さぁ、勢いをつけて連勝だ、
と臨んだ岐阜戦で、また躓きます。

前半から、優位に試合を進めるも決め切れず、
焦れて、足が止まった後半、相手に決勝点を献上。

またも阻まれた連勝。
歴史を繰り返すのか・・・


しかし、この敗戦から、後半のハードワーク、集中力の必要性が、
選手に浸透したと思います。


そして次戦、長崎戦は、
前半先制されながらも、
後半逆転という、今シーズンなかなかなかった逆転勝ちを収め、

その勢いで、
天皇杯準々決勝北九州戦は、
ハードワークからの、川西の決勝弾でベスト4入り、

次の岡山戦は、
未だ勝ったことがない相手ながら、
前半からのハードワークで押しまくり、
終わってみれば4-1と快勝で、
ついに今季初のリーグ戦連勝を飾ります。

しかし、
その勢いを継続させたかった、横浜FC戦は、
ボムの退場により、2-4で敗戦。
一気に3連勝とは行きませんでした。


なんでしょう、この気持ちのジェットコースター感は(笑)


それを払しょくしたのが、熊本戦。
ボムのWBの良さが出始め、
サイド攻撃の精度も上がってきます。
ザキさんの2ゴールなどで3-1で快勝。

この辺から、
神懸かってきた我がチーム。


福岡戦は、先制されるも、
ヤマちゃんで追いつき、
終了間際、ナカシの逆転ゴールで勝利。

磐田戦は、ハードワークが結実し、
格上相手に最後まで戦い切り、2-0でついに3連勝。

そして、自力PO入りが可能となった最終戦東京V戦は、
まさかの敗戦。
しかし、なんということか、
7位大分が逆転負けで、6位に滑り込みました。


この辺も神懸かっています。

で、その後のPO、天皇杯の奇跡の神展開は、
日本中の知るところとなりました。



こうして簡単に振り返ると(いやかなり長かった)、

水戸戦が、戦術のターニングポイントだったとすれば、
鳥栖戦が、ハードワークのターニングポイント、
愛媛戦が、メンタルを鍛え直すポイント、
磐田戦が、今シーズンの集大成、

ということになったのではないかと思います(まとめたにゃ~)。

しかも、結果論ではありますが、
終盤の敗戦は、
全てが次へ反省材料、発奮材料となり、
連敗なしで賭け抜けました。

例えば、最終戦も、
もし勝っていたら、4連勝でしたが、
そうなると、その後のPO、天皇杯を勝ち抜くには、
最終的に8連勝が必要になっていました。
そういう意味でも、あの敗戦は、
チームに一息つかせる結果になったのかもしれません(本当に結果論ですが)。


この辺は、なんというか神様恐れ入りましたと言うほかありません。


改めて、本当に凄いシーズンだったことがわかりますね。

ふぅ、簡単に振り返るのも疲れます。

このチームが、どんなチームなっていくのかについても、
思い入れがありますが、それはまた次の機会に(気持ちオフになっていなければ(笑))。
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昇格への軌跡

2014-12-17 12:11:12 | モンテディオ山形
土曜日天皇杯準優勝の後、
日曜日は、雪の中昇格報告会とモンテとフットサル収録。

いやね、どんだけ働かせれば気が済むってことですよ(笑)
これも監督にしてみれば、ハードワークの一環だったりして?


しかしこれでチームは、ようやくオフシーズンに入れるようですね。


自分なりのけじめとして、
どこかの時点で、今シーズンを振り返りたいと思っているのですが、

今はまだ感動の余韻に浸っていて、
もういいんじゃないのそんな細かい事、
って感じになっております。

しかし、鉄は熱いうちに打て!(意味が違う)、といいますから、
気分が完全オフになる前に、
少しでも振り返っておきたいと思います。



昨シーズン終了後、
奥野前監督から、石崎監督にスイッチした時点では、
我々が期待したのは、守備の再構築だったと思います。

この2年間、なんぼ得点しても、すぐ失点するクセをなくさない限りは、
昇格どころか、勝ち点は積み上げられないと悟ったからです(笑)

石崎監督は、事あるごとに「目標はJ2優勝」と言い続けていましたが(リップサービスとしても)、
我々としては、
「まぁまぁ、まずは失点を減らしてくださいね」という感じだったと思います。

ただ、補強がディエゴ、松岡、當間、舩津、川西と、
例年になく半端無かったり、
ライバルのJ2チームからレギュラーを抜いてくるなんて、
どこかの赤い軍団じゃあるまいし、
これはどうなんだい?という驚きと、

シーズン前の戦力予想で、
どこかの雑誌で3番目くらいの評価ということもあり
(確か、湘南、磐田の次、大分と同じくらいだったと思います)、
もしかしたら?、と期待を持たせてもらったのも事実。


しかし、
いざシーズンが明けてみると、
湘南に競り負け、札幌にやっと引き分けということで、
やっぱり、今シーズンもなかなか厳しいのか?
という気持ちになりました。

それは、結果もそうですが、
試合内容的に、
ディエゴが前評判ほど動けていないこと(札幌戦では決めましたが)とか、
チームの連動性、攻守の形があまり感じられないこと、
などを見せつけられたからです。

その後、
ホーム開幕戦こそラモス岐阜に勝ちましたが、
横浜FCにカウンターくらって逆転負けとか、

内容で相手を上回ってはいても、
連勝できない試合が続き、
なんとも調子が上がらないチームだなぁ、
という感じでみておりました。

その頃(というか最後まで?)、
監督がずっとコメントしていたのは、
守備のミスが余りに多すぎる、
攻撃も決定機を決められない、
というチームの未熟さでした。

ある意味、奥野さんの2年間は、
瞬間風速的にでも連勝とか、上位に来ることがあったのに比べ、
今シーズンはそれすらないというところで、
失点は減ったとはいえ、
サポの心を鷲掴みにするどころか、
次第に離れさせかねない状態にあったとも言えます。

開幕当初の4-2-3-1のシステムについても、
ディエゴをうまく使えないところで、
肝心なところで攻撃が詰まってしまう場面が多く、
両SBの攻撃参加もイマイチ精度、迫力に欠けました。

パスワークは上手いものの、
監督の目指す、プレスからのショートカウンターの形が作れなかったのも、
なかなか得点が伸びなかった理由かと思います。

また、新加入選手についても、誤算が続きました。
松岡がキャンプの怪我で出遅れ、
舩津が早々に練習試合で骨折、
川西も周りとの連携があわず、
當間は最初こそ先発したものの、
ポジショニングの悪さからか、
次第にベンチにも入らなくなります。


そんなこんなで、
もどかしいまま前半戦が終わり(かなり端折ったなぁ)、


まぁ正直、今年も10位くらいかしら、
とたかをくくっていたと思います。


そして、
後半戦初っ端から3連敗を喫したあたりでは、
いよいよ、チームとサポの関係は微妙から険悪に。
下手すると、
このまま今年は終戦かという瀬戸際に陥りました。

たぶん、
大分戦に負けていたら、
シーズンは終了していたと思います。


しかし、
大分戦は、瀬戸際作戦?で火事場の馬鹿力的に勝利し、
富山戦はまた引き分けたものの、
札幌戦もPK2本で逆転勝ち、
苦労して天皇杯ソニー仙台に勝ち、
松本戦はドローということで、
なんとなく浮上するような機運もでてきて、

こりゃ、独走している次戦湘南戦に勝てば、
何かが起きそうな雰囲気になってきました。


しかし、その湘南戦は、
前半こそ、めったに見れなかったカウンターで先制したものの、
後半早々追いつかれ、追加点、ダメ押しと完敗。
改めて、上位との差を見せつけられた形になりました。


そして、
いよいよ問題の水戸戦となりますが、


ちょっと長くなりすぎましたので、
それはまた次回に(笑)
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チームを離れる選手

2014-12-16 12:18:34 | モンテディオ山形
今年は、ギリギリまで発表が遅れました。

もちろん、天皇杯決勝までチーム一丸という雰囲気を壊したくない、
という配慮があったんでしょうけどね。


選手には、かなり前に通知されていたんでしょうから、
PO、天皇杯のこの2週間をどんな気持ちで過ごしていたのか、
心情を察すると辛いですよね。


小林亮(2009~)

J1昇格後、大分から移籍。
最初ブログなんかもやってて、面白い選手だなぁという印象でした。
フィジカルでゴリゴリ押すというよりは、
試合勘が優れている選手でしたね。
攻守に安定したプレーで、特に攻撃参加するタイミングが絶妙。
なんどか決定機をつくったり、確か2012年の徳島戦では自分でもゴールしたはず。
鹿島戦でしたっけ、膝を大怪我してからは、ケガとの戦いになりました。
スピードが求められるチームは厳しいけど、守備を安定させたいところでは、
まだまだやれると思います。


日高慶太(2012~)

バズと一緒に入団。
確か、チームから中村憲剛タイプと口説かれて入団を決めたんでしたっけ。
線は細いけど、テクニックはあるし、
J2に慣れれば主力になると信じてました。
なかなか、試合に恵まれなくて、やきもきしていたところに町田へレンタル。
今年に賭ける意気込みは大きかったと思います。
現に、天皇杯では主力として攻守に躍動しましたし、
鳥栖戦のMVPだったと思います。
その後、リーグ戦デビューも果たしました。
パサーとしての能力は十分Jレベルですから、
どこかで頑張ってほしいと思います。


イ・ジュヨン(2013~)

韓国代表をも狙える逸材。
フィジカル、スピードは申し分なし。
慣れない異国で、初年度からレギュラーとして頑張りました。
今年になって使われなくなったのは、
ポジショニングとビルドアップを求める戦術への対応が問題だったのか。
守備重視のCBを求めるチームならば、垂涎の選手だと思います。
ユンジョンファン監督時代の鳥栖とかだったらレギュラーでもやれると思うのですが。

ほっとかないだろうなぁ。


鈴木翼(2013~)

またも繰り返された、ユースの悲劇って感じです。
2年で切られるような即戦力として期待されたのでしょうか。
我慢して、あと数年の選択肢はなかったのか。
まちゃるさんだって、
3年目くらいからでしたよ、Jに慣れてきたのは。
悔しいし、寂しいです。
今年はJ3にも出場できたし、
可能性はまだまだあると信じてます。


それから、発表はなっていませんが、
トッキーもトライアウトに参加しているとの情報。

GKは多いので、何人かはやむを得ないと思いますが、
折角、昨レギュラーで活躍したのに、残念ですよね。
全くの山岸タイプではありませんが、
能力は十分あると思います。
GKの需要ってなかなか難しいと思いますが、
どこかで活躍されることを祈っています。



どの選手も、
降格からの3年間、チームを支えてくれたし、
それがあっての昇格だったと思います。

感謝の気持ちしかありません。

次のステップでの成功を心から祈っております。

本当にありがとうございました。
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天皇杯決勝戦の報道等から

2014-12-15 12:14:34 | モンテディオ山形
まぁ、PO昇格も含めて、この短期間で奇跡的なゲームを戦ってきたチームですから、
いろいろ賞賛の記事が多いです。当たり前ですけど。

また、チームとしても、
川西とボムの欠場は残念だったとはいえ、
今シーズンの完成形は示せたんじゃないかとは思います。

ただ、報道記事の本音としては、
前提として、J1王者がいろんな意味で一枚も二枚も上だった、という視点ですよね。

冷静に見れば、そこはそうなのでしょう。
一緒に応援してくれたサッカー好きの知り合いも、
1-3はまぁ妥当でしたよねと言っておりましたから。


でも嬉しかったのは、
試合開始から、いつものプレスで行ってくれたことですよね。

情報戦では(笑)、監督もカメ作戦とか、徳島方式とか言ってましたから、
どうなのかなぁ、と思っていましたので。

それが、結果的に無謀だったとしても(笑)、
勝てば、それこそ下剋上、ジャイキリ4連勝で完結でしたし、
負けても(最初からそこまで監督は考えなかったと思いますが)、
J1で通用するところと、しないところを見極められたということにもなりますし。
実際、監督選手のコメントからも、
来季を見据えた反省点がたくさん出されていました。

もちろん、
かなり相手に振り回されたところもありましたが、
粘り強くプレス掛け続ければ、
相手も嫌がるし、ミスを誘う事も出来てました。


試合展開としては、
最初のビッグチャンスに、松岡が決めていればというのはありました。
オフサイドでしたけど。
来年に向けての最大の補強ポイントは、ここじゃないですかね。
「松岡のシュート力!」
普通に決める力があれば、今シーズンも5~6点取れてましたから(笑)

残念だったのは、伊東でしたね。
プレーの質が、この日は軽い方、悪い方に出てしまいました。
WBは厳しかったかな?
堅実にふなっしーで行っておいて、
後半ジョーカーで伊東が出てくれば・・・なんて。
やはり、伊東は前で使わないと、ですよね。

ただ、0-2になった時点で、これは大量失点の恐れもありましたが、
こちらの集中力が切れなかったことで持ちこたえました。

そして、
何よりも、ロメロの得点は、山形中を元気づけました。
本当にあれで、何かが起こるかもしれないという可能性を感じさせました。
その後の、ディエゴのシュートかバズのFKが入ってれば、
もう少しガンバを慌てさせたのですけどね・・・
でも、いいゴールでした。


ガンバは、2トップというか宇佐美にやられました。
警戒していて、あっさりやられるんだから、
只者ではありません。
体も強いし、シュートも強烈でした。
本当に悔しいけど、素晴らしい選手ですね。
なんで海外で通用しないんだよ!(笑)
内弁慶か!


それにしても、
天皇杯の決勝、
素晴らしい経験をさせてくれたチームには感謝ですよね。


負けた時には、

「元旦」じゃないし、
「国立」じゃないし、
価値は半減。

とか、負け惜しみを書いてやろうと思っていましたが、

いやいや、そんなことは言ってはいけない(笑)


生きている間にもう一度経験できるかわかりませんけど、
この場で天皇杯を掲げているのを見たいものだと思いました。


最後に、
ヤマちゃん、悔しい時は泣いてもいいんだよ。
皆、あなたの頑張りは分かっていますから。
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天皇杯決勝 写真

2014-12-14 18:01:12 | モンテディオ山形
とりあえず、写真をアップしておきたいと思います。


初めて来ました日産スタジアム。流石にデカイですね。来年のマリノス戦はここでやりたいなぁ。


正面です。いろいろ売ってました。人もたくさん。さすが天皇杯。


2階席から全体を。2階席といっても、一度7階まで上がります。観客に厳しいスタジアムです(笑)風が強かったですね。


さて、選手が入ってきました。いよいよ緊張感が。


映像も、両チームのキャプテンの決意を入れたり、煽ります。


選手紹介。


決勝用の映像でしょうか。


頼みます、山の神。


得点は、ディエゴお願いします。


16,000枚でのコレオ初めてだそうで。2階席が空いていたので心配しましたが、なんとか形は出来たかな。


選手が入場してきました。


コレオの1階部分を拡大で。


スタジアム全体はこんな感じで。最終的には47,000人入ったようで良かったですね。


ガンバ側のゴール裏、2階もかなり埋まっています。


色々なフラッグに混じって、モンテの旗も翻ります。


モンテのゴール裏、15,000人埋まったそうで、素晴らしいですね本当に。


さて、決勝ももちろん、あの呪文で集中。ハードワーク、球際、切り替え、セカンドボール!


前半早々に失点しますが、山形らしく攻め続けます。


石川のfk。


後半、バズのCK。


バズのFK。枠にいきましたが惜しくも止められました。


ロメロの得点で盛り上がりました。その後もなんとか追加点を狙います。


惜しくも試合終了。


試合終了後、ピッチに全員が集まって何か声を掛け合っている模様。


いよいよ表彰式。


まずは、準優勝チーム。我らがモンテディオ山形!


監督以下階段を登って行きます。


選手も続きます。


メダルと握手。


ギシさんが、表彰状をもらいます。


ザキさんがトロフィーを。


林が盾をもらいました。


ナカシの握手。


頑張ったヤマちゃん。


準優勝チームもこんな場面があったんですね。さすが天皇杯。


ゴール裏から拍手が。


ガンバ遠藤に天皇杯が。悔しいけどおめでとうございます。


選手がゴール裏にやってきました。ブルイズ出来なかったのは残念。


石崎監督。物思いにふけるの図。


本当に夢をありがとう。最高に楽しい2週間でした。
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天皇杯決勝 対ガンバ大阪 1-3

2014-12-13 17:41:09 | モンテディオ山形
ロメロの追撃弾から、ヤマちゃんが脚をつったところまでの時間は、
同点の可能性も感じましたし、迫力もあって、

実際ロメロ、ディエゴのコンビで決定戦もあったし、
本当に楽しかったですね。

ガンバの壁はやはり高かったですが、
山形らしく最後まで戦ってくれました。

本当に、選手には感謝の言葉しかありません。

ちょっと放心状態で、
思考がスローになっているので、
落ち着いたら、またまとめようと思います。

本当に感動をありがとうございました\(^o^)/



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下克上終結

2014-12-13 07:01:14 | モンテディオ山形
あと数時間で、天皇杯決勝。
泣いても笑っても、今年最後の試合。
一体どんなドラマが待っているのか、
たぶん、半分震えて応援していると思います。
PO決勝もそうでしたから。


もちろん、こちらに分が悪いのは、がってん承知。

でも、我々は、
引き分けでも終わりのPOを勝ち抜いてきたんです。

今日の試合は、引き分けでも負けにはならない。
少し楽だ(笑)


天皇杯準決勝からの、
下剋上、ジャイキリ4連戦の最終幕。
相手は、確変した最大のラスボス、ガンバ(昨年一緒にJ2で戦っていたはずなのになぁ)。

上等上等。


皆さんで呪文を唱えましょう。

「ハードワーク、球際、切り替え、セカンドボール」

きっと何かが起こるはず。


ガンバの3連覇を阻んでくれ?
そんなことはどうでも良い。


山形らしく、戦ってください。
それだけです。
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