モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

来年のチーム作りは~監督の意向に沿った選手が集まるか

2019-12-20 11:25:01 | モンテディオ山形
木山さんの、仙台監督就任正式に決まりました。
前の監督が長かった分、自分の色を出すまでいろいろと難しいでしょうね。
でも、我々が昇格する再来年まで是非待っていてくださいね(ハート)。

さらに、
ユースチームの今井監督がJ3沼津の監督にという報道がありました。
ユースをここまで躍進させていただいた功績は計り知れないものがありますね。
元々J2の監督もやってますし、いつかは戻るだろうとは思っていました。
これまでの御努力に感謝です。
新しいユース監督にも期待ですね。
まちゃる?ネモ?もしかし健二さんだったりして?


ところで、POに進出したおかげで?、
遅れている(と思われ)チーム編成。
吉報を待っている身としてはヤキモキしてしまいます。

昨年は、この時期にすでに、10名の更新がありましたからね。

ここからは、希望として。
まずは、来年の土台を作るということで、

GK 櫛引
DF 柳(レンタル)、熊本、栗山、野田(レンタル)、松本、山田
MF 本田、駿、秋山(レンタル)、井出
FW 山岸、坂元、末吉

この辺の選手には是非更新していただきたいところ。
やっぱり守備の安定となりますと、DF陣の残留希望が多くなりますな。

その上で、攻撃の積み上げをお願いしたいですね。

ただ、監督の意向ということもあるでしょう。
守備の構築に定評があるとのことですが、
攻撃的なチームを作るとも言われています(どっちなんだい)。

木山さんのシステムでは、1トップのプレスから守備が始まるので、
なかなか助っ人さんがマッチしにくい難点がありました。

しかし、得点力という意味では屈強な助っ人さんも欲しいところ。
そうなると守備システムを根底から変えなきゃいけませんが。

でなければ、大分、水戸、徳島のように、全員で連動した攻撃ができるシステムを、
日本人選手で構築するか。
熟成までかなりリスキーになりますが。

山岸、坂元、井出、駿が残れば、かなり攻撃的なサッカーは可能になると思います。
そこに、小林成豪でもいればもうね。

もし、3バックなら、WBの補強は必須。特に左WB。
右は、柳がレンタル延長してくれるとうれしいのですが。

噂では、いろいろ出ているようですけどね。
リリースがあるまで信じない(キリッ

来週から、本格的に動きが出るのかな。怖さ半分、楽しみ半分(笑)
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来年のJ2まとめ~さらに地獄は深まるのか

2019-12-19 11:02:52 | モンテディオ山形
群馬に奥野監督就任しましたね。
奥野さんといえば群馬のレジェンド。
山形ではJ2降格後の2012、2013の2年間指揮。
2012年は、前半戦首位ターンも、守備が崩壊し10位フィニッシュ。
でも、2012年開幕戦(アウェイ千葉戦)のシステムを初めて見た時の驚きといった
ら。
4バックなのですが、攻撃時には完全に2バックになるという超攻撃布陣。
SBがSH並みに高い位置を取るためですが、前年までのコバさん時には考えられなかっ
たです。絶対怒られた(笑)
当時「スゲー!」と感動したのを覚えています。
しかし、案の定、スカスカの2バックを狙われて0-2で敗戦(汗)
ザル守備はあの開幕戦で露呈していたんですけどね・・・
(いや、でも攻撃陣は面白かったです。6-0くらいで勝った試合もありましたよね)


コホン、気を取り直して。
さて、Jリーグの日程は全て終了し、
来年の開幕戦の日程も発表されました。
J2は、2月23日(日)が開幕戦。
注目は、J1との入替え戦方式が「調整中」となっていること。
徳島ロドリゲス監督の直訴が実を結ぶのか?
もしかしたら、アドバンテージなしになるかもしれませんね。

ということで、来年のJ2は、

松本
磐田
大宮
徳島
甲府
山形
水戸
京都
岡山
新潟
金沢
長崎
東京V
琉球
山口
福岡
千葉
町田
愛媛
栃木
北九州
群馬

の22チームということになりました。
J3からは2チームともJ2に復帰ということで、新規参入チームはなし。
今年と同じ22チーム中半分以上の12チームがJ1経験チームということで、相変わらず
高いレベルのリーグとなります。

松本、磐田という強~い降格組はもとより、
大宮、徳島、甲府といった手ごわい今年のPO進出チーム、
さらには、京都、新潟といった今年目を覚ましかけた大型チーム、
加えて、大型補強をしそうな長崎、
ユンジョンファン監督で間違いなく台風の目になる千葉、
長谷部監督で捲土重来を期す福岡と、
震えるようなチームぞろいとなりました。

それに、コバさんの北九州。
レジェンド奥野監督を招聘した群馬。

魔境は続くよどこまでも(笑)


そんな中で、個人的に注目しているのは、
水戸と岡山、金沢。

3チームともJ1未経験ですが、
J1ライセンスを取得し行政も本腰を入れてきた水戸、
観客動員で上位に食い込み本気度がMAXになってきた岡山、
ヤンツーさんの戦術が確実に浸透している金沢。

そろそろ、新しいチームがJ1に行ってもよい頃だと思っていますので、
(最近で、新規参入となると2015年の松本以来なので)
少し期待しています(もちろん山形も昇格しますが)。

そんな魔境の中で、新生モンテはどんなチームになるのでしょうか。
真面目に昇格を狙うとすれば(狙えよ)、やはり3バックにならざるを得ないのかな
と思いますが、
4バックもみてみたいですよね。
シーズンを通じた本格的な4バックとなると、2013年以来ということになります。
4-4-2ということになると、コバさんの時の2011年以来かな。

GK 櫛引
DF 柳、熊本、栗山、松本
MF 坂元、本田、駿、井出
FW (外国人)、山岸

バランス良いと思いますけどね(笑)
勝ち点80取るには、やっぱり攻撃力だと思いますので。

でも、定着する前にシーズン終わりそう(汗)
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監督人選考~新しいスタンダードを見せてほしい

2019-12-18 11:46:49 | モンテディオ山形
さて、石丸新監督が発表されて4日たつわけですが、
記者会見?は年明けになりそうで、
チームのコンセプトなど具体的なお話をお聞きできるのは、
もう少し先になりそうですね。

新監督発表当初、「石丸」さんと聞いて、身内の中では、

「幹二か?!」。うむ、イケメンでいい役者だよね・・・ってオイ。
「謙二郎?!」。良かったよね、スイスの山岳列車・・・って、車窓じゃない(怒。
「博也?!」。そうそう、ジャッキーチェンといえばね!・・・って・・・

その程度の認知度でした(笑)


もちろん、経歴も素晴らしい指導者ですし、全面応援させていただきます(そこは前
提)。


しかし・・・(ここからが本題)
実は、モンテの歴代監督には「昇格ジンクス」というものがありまして(笑)。

これまでの2回の昇格は、ともに監督就任1年目でした。
小林監督(2008年)、石崎監督(2014年)ですね。

木山監督が、このおぞましいジンクスを払拭してくれると信じておりましたが、
3年目の今シーズンは、あと2歩のところでやはり阻まれてしまいました。

そういう意味では、来年は非常に期待が持てます(断言)。プラス要因ですね。

し・か・し、
これまで昇格した監督は、2人とも実は過去に他チームで昇格を経験しており、
昇格未経験者監督の昇格というのはまだ実現していません。

柱谷、鈴木、木山監督の時は、あと一歩二歩まではいけたんですけどね・・・
特に柱さんの2001年はね、ホントに・・・


以上を整理すると、
来年は、「監督就任1年目」という期待値がある一方、「昇格未経験者」の指揮とい
うマイナス要因を背負いながらのシーズンということになるでしょう。

もちろん、ジンクスは迷信でしかなく、こんなものは破られて当然です。
しかし、なぜこれまで歴史が繰り返されてきたのかというところにフォーカスする
と、

「昇格」という果てしない目標の達成には、資金、選手層だけではない、「経験、カ
リスマ性をもった指導者」が必要なのではないかという結論に至ります(笑)

でなければ、大宮、新潟、千葉、京都といった資金も質の高い選手も豊富なチーム
が、J2で足踏みをしているという原因を何ともうまく説明できないからです。

反町、小林、石崎監督は、「昇格3羽ガラス」と呼ばれていますが、
どのカテゴリーでも、きちんと「昇格」という結果を残しているは、
やはり何かを持っているとしか思えませんね(この辺になると一種の新興宗教?)
コバさんなんて、昨年最下位のチームを今年優勝させてるし。
(もちろん、昇格のその先(定着)という結果については3人とも物足りないですけ
どね・・・)

徳島は今年、惜しいところで昇格を逃してしまいましたが、
前回昇格した時の監督はコバさんでした。
徳島は、ロドリゲス監督の留任で、来年そのジンクス(自分で言ってるだけですが)
にまた挑戦しようとしています。

我々も、石丸監督のもと、
1年目というプラスジンクスを信じながら、昇格未経験監督を昇格させるという、
過去に例のない目標に向かって、怯むことなく共に前進しましょう(結論)。
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J1入替え戦は湘南が残留~徳島の頑張りがPO制度改正につながる?

2019-12-17 11:34:55 | モンテディオ山形
さて、週末に行われたイベントの2つ目は入替え戦、湘南VS徳島。

徳島に負けてしまったサポとしては、
徳島に勝ってもらって、J2の意地を見せてほしいというもっともらしい願いと、
神奈川県にJ1が4チームもあって委員会?というもっともな理屈と(笑)、
柏と横浜FCという近場アウェイを失った今、なんとか湘南には行きたいという切実な
思いと、
やっぱり田舎のJ1は徳島でなく山形でなければならんという、偏屈な思いがない交ぜ
になり、
少し徳島寄りに応援してました(笑)

結果から言えば、1-1で湘南が残留。
しかし、内容はほぼ互角。
湘南は、チョウさんでJ2を無双した時の、後ろから溢れてくるような攻撃の勢いがなく、
バランスをとった戦い方。残留仕様だったのかなぁ。
徳島も攻撃に詰まってたから、守りは堅かったんでしょうけど。


でもPO大宮戦の時のウチだったら、湘南に2-0で勝ってたんじゃないか(妄想)


試合後、徳島のロドリゲス監督が、現在のPOレギュレーションに苦言を呈しておりま
した。
ま、ホームアドバンテージで甲府から勝ったチームが言うか?というのは冗談にして
も、
せめて、入替え戦くらいは、同じ条件にすべきというのはそうですよね。
百歩譲って、J1チームのホーム開催まではギリかな(笑)
でもできれば中立地で。
だって、J1の16位とJ2の4位(今回は)ですよ。圧倒的に差があるんですから、逆に
J2のホームでやってほしいくらいだわ(笑)

以上、負け犬の遠吠えでした。


しかし、湘南残留は決めましたけど、来年はそれ以上の地獄が待っていそうな内容で
した。
なんというか、監督が代わったことで、これほどにチームは変わってしまうのか?
同じメンバーで同じシーズンを戦っているはずなのに。
監督の存在ってそれほどなの!?と改めて考えてしまいます。

一方の徳島。
一度は掴みかけていたJ1でしたが、
惜しいチャンスをものにできませんでした。
後半相手クリスランの投入で、展開がガラッと変わってしまいました。
(クリスランにマンマークつければよかったのに・・・)
しかし、ロドリゲス監督は続投ということで、
来年はさらに難敵になりそうです。

横浜FMの偽SBもそうだし、徳島のCB左の内田もそうですが、
SBが内側に絞ってビルドアップに参加する可変攻撃。
確かに、マーク付きづらいし、攻撃に厚みが出ます。
これがこれからのトレンドになるのでしょうか。

確か、ウチのホーム長崎戦で、CB左に入ったホドルフォが同じような動きをしてまし
た。
ボールをもって内に絞って、絞って反対側右サイドまで行ってしまいました(汗)。
スタンドから「おおっ!(何をしてるんだ)」のどよめきが(笑)
ポジションに戻るの大変そうでした。

CBの攻撃参加なら、加賀さんが得意なんだけど、退団してしまったからなぁ。
熊本はちゃんと伝授してもらったんだろうか?
松本もビルドアップ得意なはずですが。

ウチにも、来年トレンド来る~?
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ユースチーム、プレミア昇格まであと一歩~この経験値を来年に

2019-12-16 11:39:08 | モンテディオ山形
監督騒動も一応収まって?
週末、いろんな動きもあって、何から手を付けるか迷いますが、
まずは、ユースチームの奮闘から。

週末行われた、ユースプレミアプレイオフ。
初めての参戦となったモンテユースは、
1回戦の大分戦を、延長後半劇的なゴールで1-0で勝利し、
あと1勝すればプレミア参入という、夢の舞台まであと一歩のところまで来ました。

しかし、昨日行われた結果はFC東京に0-1で敗れ、惜しくも夢は潰えました。

プリンスリーグのトップスコアラーを受験で?欠くという、
ウチのPO徳島戦のような(汗)厳しい状況ではあったようですが、
半田キャプテンを中心に、粘り強い守備で耐えしのぶという、山形らしい?展開。
しかし、相手はプレミアの常連。最後は、個人技で押し切られたようです。

今年は、トップチーム、ユースチームも、昇格まであと少しという結果を残せたの
は、
本当に素晴らしいことだと思います。

私も、今年は数試合、石鳥居グランド、NDスタ、米沢などでユースの試合を応援しま
したが、
粘り強い守備と、中盤の切り替えの早さ、縦への早い攻撃は見ていて楽しかったで
す。

ユースの今井監督はもう指導歴も長くなったと思いますが、チームは年々力がついて
いるなぁと、その積み上げには感心します。
選手は、毎年入れ替わるわけですからね。

この経験値を、是非来年も活かしてほしいと思います。
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石丸監督就任~モンテのステップアップは可能か?

2019-12-15 08:11:54 | モンテディオ山形
昨日正式に、石丸監督の就任が発表されました。
おめでとうございます。

実績、ネームバリューにこだわらないという意味では、
実に山形らしいといいたいところですが、
それに頷くのは昔を知ってるサポですね(汗)

石丸さんといえば、愛媛の監督もされていたそうですが印象はなし(ウチに4-0で
勝ってるそうですが(汗))。
京都の監督の印象があります、かすかに(笑)

戦術に長けているとすれば、どのチームでも結果を残すと思いますので(木山さんの
愛媛時代のように)、ある程度の戦力がなければ上位は難しい監督かと思われます。

反町さんの下で、堅守速攻を学んでいるとのことですが、
J2の中位チームはみな同じですからね。
ウチも木山さんの3年間でやっとこれですからね。

どういうチーム作りをされるのか、期待半分、不安半分といったところでしょうか。。

個人的には、
2004年の鈴木淳さん、2006年のカモメさん(いや樋口さん)、2012年の奥野さんの就
任時の微妙な空気を感じます(笑)

世間にはあまり知られてはいないが、いいところに目を付けた若手指導者って感じな
ので、
是非福岡に行った長谷部監督みたいに確変してもらえるとうれしいですね。

まぁ、短期間で結果を出すのは難しいかもしれません。
2年契約とのことですが、「石丸の上にも3年」くらいの辛抱強さが必要かも。
大分、片野坂監督もコーチ上がりから3年目でJ1昇格でしたし。

甲府、新潟をシーズン途中で解任された吉田達磨さんのようにフロントが迷走しない
ことを望みます。(達麿は個人的には大好きです)

チームのステップアップという意味では、
まずは現有戦力をどれだけ残せるかでしょうかね。
早速加賀さんの退団が決まりました・・・

それとも、もしかしたら一から作り直しかもしれませんね。
それはそれで面白いですけどね。
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ユース、プレミア参入まであと一つ!木山監督お疲れさまでした(その3終)~3年目、躍動した選手たち

2019-12-14 08:08:56 | モンテディオ山形
広島で行われている、ユースプレミアプレーオフ。
昨日行われた1回戦大分戦を延長の末1-0で勝利!!
あと1勝で、プレミア参入ですね!
次は明日FC東京戦。頑張れユース\(^o^)/


木山モンテを振り返る、その3、ラストです。

(前回から続く)
そして、勝負の木山モンテ3年目。
水戸からバイアーノ、ガンバから井出といった、通好みの補強をして臨んだ開幕戦。
しかし、結果は岐阜に0-2で完敗。
監督は、良い部分は出せたとコメントしたが、正直やせ我慢にしか思えませんでした。

あぁ、やっぱり「監督3年目の呪い」は継続かと肩を落としながら、氷雨の降る三ツ沢で応援した開幕2戦目横浜FC戦。
正直、負け試合をシラフで見ている自信がなかったので、横浜駅前で一杯ひっかけてスタジアムへ(実は泥酔状態だった)(笑)
冷たい雨が降りしきるピッチ。そこで、誰よりも躍動する一人のルーキーを見ました。

坂元達裕。前評判の高かった末吉の陰に隠れていた新加入選手。

実は、1月の山形での練習初日(ホドルフォが勢い余って練習ピッチ脇の雪山にひっくり返った日)。
彼のことを新しいスタッフだと思ったもん最初、あんまり目立たなくて(笑)

横浜戦の感想でも綴りましたが、山形の欲しかったゴール前にダイアゴナルに走りこむ選手がそこにいたのです。
そして、彼は町田戦でも大活躍。主力であることが確定(笑)

その後は、成績の通り!


結果論からすると、
このチームの大躍進は、間違いなく前半戦驚異の13失点という守備の頑張りによるものですが、
はっきり言えば、出来過ぎだったと思います最終ライン。
上手くいきすぎたなと(言い過ぎ)(笑)

一か八かの(もとい、木山さんが3年間築いてきた)前線から連動したプレスに、最終ラインがハマったというべきかもしれません。

そして、どうしても前年まで5バックの守備で重くなる攻撃を、牛若丸坂元が活性化します。
前が活性化すれば、WBだって攻撃参加できますから三鬼の攻撃力も生きてくるし、
坂元がかき回す前線では、阪野にチャンスが回ってきます。

こうして、チームの好循環は、得意の(!)5月攻勢で一気に首位に。
前半戦を7年ぶりに首位ターン。

しかし、そこに落とし穴が。
まさかのトップスコアラー阪野の松本への電撃移籍。
ハマっていた前線からのプレスが鳴りを潜め、
チームも連敗を喫し、一気に暗雲が垂れ込めます。
(これを首位ターンの呪いという人もいた(自分))

阪野の移籍で、得点源として急遽補強したのは岐阜の山岸。
岐阜でも干され気味だったFWは、入団後のTGでもなかなかチームに馴染めず、
自分もグランドで試合を見ていて、なんのための補強だったんか?と疑惑の目。

しかし、しかしそんな山岸が、山の神2代目に鎮座するまでそう時間はかかりませんでした。(本当に選手の見る目がない自分・・・)

敗れれば一気に上位から転落するアウェイ首位柏戦。
山岸は前半の先取点、後半の追加点と1ゴール1アシストの大活躍。
上位撃破で、またチームは甦ります。

さらに、ケガから復帰の加賀の活躍で新潟を下すと、
チームは自動昇格圏内に再浮上。

終盤、最終ラインの疲れからか複数失点で負けが込んだ中での山口戦。
これに負ければPOにも赤信号がともる試合で、0-2からの劣勢を跳ね返したのも、
山の神山岸のハットトリック。

そしてPO1回戦。絶対不利のアウェイ大宮戦。
今季一番の出来といって良い、本田、中村を中心としたバランスの取れた試合で相手を圧倒、山の神の追加点で大宮を撃破。

こうして、思い出してみても、本当に面白いシーズンだったと思います。


この規模のチームをPO2回戦まで導いた木山さんは、素晴らしいリーダーだと思います。
そこは間違いない。何かと難しい3年目で結果を出したのも評価できます。

でも、一方でもしかしたら、2年目あたりから彼はこのチームに限界を感じていたのかもしれません。
「この規模、選手層でJ2を勝ちきれって、無理でしょ」と。

経営規模とか数字的にはそうかもしれません。

しかし、大分、そして徳島、水戸とウチと同じまたは下回る強化費で結果を出しているチームもあります。
上には上がいるというか、工夫には際限がないということも確かで、
そこまでには、木山さんでは至らなかったということかもしれません(結論)。

木山さんの3年間に感謝するとともに、
次のステージでの成功を祈りたいと思います。

本当にありがとうございました。
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石丸氏監督濃厚。木山監督お疲れさまでした(その2)~モンテの歴史を作った天皇 杯

2019-12-13 09:41:33 | モンテディオ山形
地元紙から松本山雅コーチだった石丸氏監督就任濃厚の発表アリ。
京都の監督した人ですよね?
早いなぁ情報(笑)
なんとなく、鈴木淳さんの時のような「微妙な」高揚感です(笑)
ま、正式決定しましたら詳しく。

木山さんの回想の続きです。

(前回から続く)
そして、ジャイロ、小林成豪などを加えて迎えた木山モンテ2年目。
期待を抱かせた4-3-3は、開幕戦水戸戦で見事に撃沈。
守備の要として獲得したジャイロの大怪我も響きましたが、
なんといっても、3ボランチが機能せず攻撃になりませんでした。
守備の破綻は続き、その後、急遽3バックに戻すことでチームはとりあえず安定。
得意の(!)5月からの10戦負けなしで、7位まで上昇しましたが、
またもそこがこの年のピークに(笑)
チームお決まりの夏大失速に陥り、
最終的には12位でリーグ戦フィニッシュ。

しかし、この年は天皇杯抜きには語れますまい。
柏、FC東京、川崎といったJ1上位勢を見事に撃破してのベスト4進出。
もちろん、2014年に準優勝という金字塔を打ち立てておりますが、
こっそり言えば、あの時は巡りあわせもよくて、決勝までにJ1と戦ったのは、
なんと鳥栖だけでした。

しかし、今回はガチでJ1との3戦をモノにしたのですから、こちらも語り尽くされる
年だと思います。
準決勝、ダービーに惨敗したのは返す返す悔しいところですが。

この天皇杯の躍進。
要因がリーグ戦の不調の原因だった5バックの守備というところもなんというか皮肉
なものでした。
しかし、川崎戦のユルキ、阪野のカウンターとか、見事でしたよねぇ~
J1に行けば、こうして戦えるという手ごたえを掴んだと思ったんですけどね。

(さらに続く)
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木山監督お疲れさまでした(その1)~理想と現実の3年間

2019-12-12 09:45:51 | モンテディオ山形
昨日地元紙の退団濃厚報道があって、数時間後にチームから速やかな正式発表。
フロント、仕事早いから(笑)

正式に木山監督の退団が決定しました。

まずは、今年1年、我々をワクワクさせていただいたことに感謝申し上げます。
ここ4年で一番楽しめたシーズンとなりました。

これまでの木山モンテ3年間の試合後のコメントとか眺めていたら、
なんか涙がでてきそうでした。
自分にとっても思い出深い3年間だったと思います。
本当に良い監督だったと思います。

いろいろ、じわじわ思い出に浸りたいのですが、
新しい監督が発表されちゃうと、もうそちらに気持ちが移ってしまいますので
(汗)、
心の整理として、今年躍進を遂げた木山監督の3年間を振り返りたいと思老います。


振り返ること3年前。
就任記者会見で、木山さんは、
チームから、J1に定着できるチーム作りという話をいただいたところにやりがいを感
じたと話しました。
これまでの、「昇格」だけではない、その先を見据えてというところに、
彼の心が動かされたことがわかります。

前のチームから、主力をごっそり引き抜いてきたことも、
決意の表れと我々には映りました。いろんな意味で(汗)

その年の開幕戦、京都戦での鮮烈な勝利は、
充分に可能性を抱かせるものでした。
(単純に、久しぶりに開幕戦勝っただけだったからかもしれません(汗))
木山モンテ初ゴールは、本田からサイドの瀬川、そして瀬沼へのピンポイントクロス
でしたね。
幅を使った展開から、サイド攻撃で仕留めるという、
わかりやすい形は、今年の戦い方にも一貫しています。

5月から10戦負けなしで5位まで上昇したあたりが、
その年のピークだったと思います。
しかし、ホーム徳島戦での1-6での惨敗あたりから、調子は急降下し、
その後は浮上できませんでした。
なんといっても守備の不安定さがネック。
最終ラインは菅沼頼り。そして5バックで守るため攻撃のスイッチが入らず、得点力
が激減。

終盤戦、窮余の一策で生み出した4-3-3。
持て余し気味だった茂木を、アンカーとしてトリプルボランチに持ってきたことで、
雄斗と優平が活性化し、攻撃に厚みが増しました。

最後2戦の快勝は、充分に翌年に期待を抱かせるものでした。

(続く)
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木山さんの退団濃厚か~山形の解体ショーの始まりか・・・

2019-12-11 09:25:30 | モンテディオ山形
早速、地元紙、信頼のおけるスポーツ報〇から退団情報が(笑)
お隣ですか?持っていきますよねぇ~
テグ兄弟だって、ウチのコーチから抜かれたし・・・
ま、その話は正式にプレスが出てからということで。

さて、
PO徳島戦の試合後、
木山さんがインタビューで応援に声を詰まらせておりました。
クールなようで、情熱型の監督です。

1年目の時、連敗してホームに戻った試合で、サポの大声援に「この光景を一生忘れ
ない」と感謝したり、
その年のホーム徳島戦で1-6で惨敗。翌年のホームで勝った時、「昨年の1-6の試合、
忘れていないですよね」と結構な負けず嫌いも披露(笑)
(でも、後半戦アウェイでまた1-5で負けるわけですが(汗))

これまでの監督で、3年目で一番結果を出した人は木山さんだけです。
そこは十分評価に値するところ。
これまで、「積み上げ」が一番不得意なチームでしたから。
彼の情熱と指導力がそれを可能にしたのだと思います。

記者会見では、去就については語りませんでした。
相田社長のコメントからは、チームからの継続要請を本人が保留していたのだと思い
ます。
4年目となると、チームとしては異次元の世界に突入します。


そして、監督の退団によって、チーム編成はガラリと変わってきますね。
その最悪の例が、1998年の石崎監督の辞任でした(石崎監督に恨みはありません
(笑))。
ライバル大分への監督就任とともに、シジクレイ、塩川、若松といったチームの主力
を持っていかれました。
その結果、翌年はチームは一からの出発、下位に低迷することに。

今回も、なんとなく構図が似ています。
木山さんは愛媛から山形に来る時に、阪野、児玉、茂木、瀬沼といった主力を引き抜
いてきてますからね(汗)

・・・それだけは止めてほしい(笑)


そして、連動して選手の動きも活発となるでしょう。
躍進のおかげで、坂元、中村駿、栗山といった主力は完全に上位チームにロックオン
されているはず。
木山さんの退団で、息をするようにチームを出ていく選手もいるでしょう。
そりゃプロですから当然です。
チームの解体の始まりかもしれません(それが必ずしも悪いとは思っていません
が)。
新しい監督次第で、社長の男気で残る選手はいるかもですけどね。


新しいモンテの出発です。
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