☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

悲しみの雨

2011-12-04 | 日常の出来事
今日は12月だと言うのに、朝から雨降りです。
いい話ではないのですが、昨晩ポールの親友の妹さんが亡くなられました。
闘病中だったわけでもなく、こんなはずではなかったという最後。。。。

とても元気で、笑顔の素敵な二人の子供を持つワーキングママさんでした。
2週間前の水曜日に持病の背中の痛みを取る手術をしたそうです。
旦那さん、ご両親、兄弟が側に付き添って、術後の経過を見ていたのですが、目を覚ました本人は家族と話をすることもでき
ひとまず安心かなと旦那さん以外は一度自宅に帰ろうとし、旦那さんも家族を見送りにほんの10分程、部屋を離れた時に様態が急変したようで、旦那さんが戻った時には心肺停止状態。。。。
蘇生が成功し、一命を取り留めたのですが、意識が戻らず、ずっと目を覚ましませんでした。

精密検査を繰り返す中。病院側から『術後に痛み止めとして投与したモルヒネの量を間違えた』と報告が入り、それが原因でリアクションを起こしたと。体温を一時ギリギリまで下げて状態を保持し、再び体温を戻して、その時に目を覚ますかどうかなどに期待しましたが、目を覚ますことはなく、家族はずっと病院の近くに泊まり込み状態で、1週間が過ぎた頃、『脳死状態』だと診断されました。
しかも、1週間後、病院側は『モルヒネ量は間違えていなかった』などと、話を変えて来たそうです。

二人の子供達はまだ小さくて、母親とお別れとなるかもしれない前日が誕生日で、6歳になった子と、今月末に4歳になる子がいます。
まだまだお母さんが絶対に必要な年齢。大人だって現実を受け止めるのが大変な状況で、子供達の事がすごく気になります。

詳しい原因を調べているそうですが、どうか嘘、偽り無くご家族に報告して欲しいです。
亡くなられた本人が一番こんなはずではなかったと思うし、突然パートナーを失った旦那さん、大切な親を失った子供達、かけがえの無い我が子を失ったご両親や兄弟。。。それぞれの気持ちを想像すると、本当に言葉に成りません。
人は完璧じゃないけれど、あってはならないミスによって、何の罪も無いいつも笑顔の素敵がご家族が深い悲しみと向き合うことになるなんて。。。本当に残念な出来事です。


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コメント
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