☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

本当に大丈夫!?

2012-03-07 | 日常の出来事
カナダ、日本に関係なく患者本人が『ちょっとおかしいな。』『気になるな』と思って受診をしても、血圧、血液数値がとりあえず正常範囲内だと『大丈夫』の一言で終ってしまう事が多いのかなと感じます。
医者の立場としては、『患者さんを病気にしないようにする』よりも、『病気になった患者さんを治療する』方のが良い仕事をしていると評価されるのでしょうか。

私の身近なところでも、普段から健康だったけど『ちょっとおかしいな。』と思って受診をしたら医者からは『特に問題ない』と受診され、でも最終的には癌と診断されたケースが5件もあります。そのうち3件は亡くなりました。
そしてどのケースも、本人が異変を訴えた時点では、特に精密検査をすることもなく『大丈夫』と言われ、患者はそれを信じて生活を続けたのに、次に気がついたときは手遅れ状態。月日だってそれほど経っていた訳ではないのに。
そんな話を身近で何度も聞いたので、お医者さんの言う『大丈夫』が私は心から信じることができません。でも自分の判断は素人だから、もっと信憑性がないし。言われた『大丈夫』を信じるしかないのがくやしい。

例えば、10年以上血圧値が40台/90台、脈拍は45前後の人がいました。
その人が最近血圧があがってきて 70台/120台、脈拍は60前後が平均に。
高いときで85/130を超える軽い高血圧状態。
そして階段をのぼっただけで息切れ。

単に年をとったから?運動不足が原因?
高血圧症の人からみたら、きっとこの値は正常値だから問題ないのかもしれません。
きっとお医者さんに行っても『大丈夫、問題ありません』言われるんじゃないかな。
でも、その人本人の今までの数値と比べると、血圧が上がったのは事実。
この事に対して、その人は血圧を今までの低い数値に戻す事ができるのでしょうか。
日常生活で気をつける事は?
塩分とか運動の改善をすることだけでいいの?

こういう患者の気持ちを理解して
ただ『大丈夫。問題ありません』というのではなく
これ以上悪化しないように気をつけられる事、もしこういう状態になったら受診する事
そういうアドバイスをくれるお医者さんだと、患者さんは『大丈夫』の中にさらに『安心』を感じられるんじゃないかな。

健康だとあまり医者に行く機会がないけれど、私のファミリードクターはそういう先生だといいな。


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