視力の弱い人は、メガネやコンタクトレンズをつけないと景色がよく見えません。レンズをつけることによって、視界がクリアに見えます
でも、レンズなしでも近づいて よ〜く見ると、レンズをつけていた時よりも細かい部分まで見える事もあります。
逆に、視力が良い人でも、傷だらけの雲ったレンズをつけたら裸眼で見えていた景色がよく見えなくなります。
サングラスなど色付きのレンズをつけたら、見える世界の色味が変わります。
人は様々なレンズを持って世の中を見ている、判断していると言われています。
このレンズは偏見、勘違いを生む事もあります
だけど全く何のレンズを持っていない人というのもいないのではないかなと思います。
ただ、どんなレンズを使うかどうか。その選択は自分ですることができます。
この考え方を理解すると差別偏見がどう生まれるのかがわかってきます
自分の中にある「男の子/女の子」その言葉から抱く好みやイメージ
マイノリティに抱くイメージ
〜人(国籍や人種)と聞いて抱くイメージ
〜障害 と聞いて抱くイメージ
〜大学 と聞いて抱くイメージ
〜出身 と聞いて抱くイメージ
この自分が持っているイメージが、その人が持つレンズ。その度が強くなっていくと先入観や偏見、固定観念になります。
だから、キーワードとなる言葉に抱いているレンズをかけて、その人を見てしまうと、「その人自身ではなく、レンズを通して見た姿を見てしまう」傾向が
多くの人達にあるんです
このレンズを完全に取り除く事は難しいと思いますが、何かの物事や人を見る時に「私は何かのレンズをつけて見ていないかな。判断していないかな」と、立ち止まれると冷静に「裸眼の姿」の方をよーく見る事ができてきます
我が子を観察する際も、「レンズ」を意識してみると、新たな発見や、その子の得意とする事にも気がつくかもしれませんよ〜。
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