☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て18年。2人の子供達の成長記録やカナダの幼児教育など梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

も〜いっかい

2021-12-22 | 子供の発達関連
コロナワクチン3回目の接種してきました。モデルナ製で2回目の半分量だそうです。まだ数時間しかたっていませんが、今の所、腕の痛みすらなくなんともないです。明日はどうかな。

小さいお子さん達の発達を観察していると、最初は形ある物を崩す事に楽しさを覚え、それに満足すると、今度は積み上げたり、形を作っていくことに楽しさを感じていくように思います。

この作り始めの時期、力加減がうまく行かずに壊れてしまう事はよくあるし、それによって積み木が自分に当たって痛かったとか、壊れたショックで悲しいとか。子供がネガティブな感情を抱いてるかなと感じた時

痛そうだったら「当たって痛かったね。大丈夫?」とか「痛いの痛いの飛んでいけ」などの声かけも必要ですが、壊れたショックな気持ち、フラストレーションを抱いている気持ちに対しての声かけでおすすめなのが、明るい気持ちで「も〜1回!」

「あ、壊れちゃったね。」「頑張って作っていたのに残念だったね」などの後に「も〜1回!」と明るい気持ちで伝えた後に、最初は関わる大人が一緒直してあげる。

この時「壊れちゃっても、また作れば大丈夫だよ」という気持ちが伝わるように自分も明るい気持ちで接すると、子供達も気持ちの切り替えが上手にできると感じます

そしてそんなやりとりを何度も、何日も繰り返していると
ある日、崩れた時に自分で「もーいっかい」と言いながら作り直している様子を、何人ものお子さんで見てきました。

観察していても、ポジティブに切り替えられている様子が伺えて、いいなと感じます。

逆に、周りで見ていた大人が「ダメだなー/下手だなー/また壊れたー」などと、ネガティブな反応で返したり、たまーに 少し上の世代の方で見る事がありますが、なだめようと思ってされているのだと思うけれど 子供が痛かったり悔しくて泣いてしまった際に その原因になった場所や物を叩くようにして、その子の為に物や場所を叱る「これがやったのか!」と言う感じで。

これはね。。。。正直疑問です

これは、自分に危害を加えたもの、自分の気持ちをネガティブにした存在を叩いたり、叱ってやっつける。という発想ではないかと

まだ分別のよくついていない年齢のお子さんにとっては、この行為はお友達同士のやりとりにも反映されてしまわないかと

大事なのは、誰でも失敗はする。
そこからどうやって気持ちをポジティブに切り替えて
またやってみよう。挑戦しよう!という気持ちにさせるか

その導きとして、うまくできない失敗に ネガティブに反応しすぎず
壊れたら「もーいっかい」
ヒントがあれば「ここをこうしてみたら?」と提案したり
本人が気がつかない程度にサポートをして「自分でできた!」体験させてあげると

「もっとやってみよう!」
「もう1回やってみよう!」
という意欲につながるので、休暇中にお子さんと過ごす機会が増える方、お試しくださいませ〜。


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