![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/bd/437d9175b7e3aac8bbbed33aadc614a1.jpg)
低年齢のお子さん達が感情コントロールを身につける為の大切な第一歩として「感情表現や感じている気持ちを知る」という過程があります
嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい、怒っている、つまらない、わくわくする、驚く、眠い、つかれた、痛い、何かに嫌だと感じる、。。。ect..
その言葉と実際の気持ちが合致するまでに、顔の表情の違いや それが何を表現するかなどを理解する段階があります
嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい、怒っている、つまらない、わくわくする、驚く、眠い、つかれた、痛い、何かに嫌だと感じる、。。。ect..
その言葉と実際の気持ちが合致するまでに、顔の表情の違いや それが何を表現するかなどを理解する段階があります
久しぶりに使ってみたこちらのツール
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/bd/437d9175b7e3aac8bbbed33aadc614a1.jpg)
嬉しい、悲しい、わくわくする、イライラする(どうしていいかわからない)、怖い、怒ってるの6つの感情の写真があります
クルクル回せるように作ったので、それで子供達の気を引きやすいという点もありますが
回しながら、写真の子がどう言う気持ちかを子供達に聞いてみます
泣いてる=悲しい happy=嬉しい=わらってる 怒ってる などは 子供達の方から意見が出ました
こちらの絵本も「読んで」と持ってきてくれる絵本の1つ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/2b/60a0e3bb01de158d3b464a2dbb60f1fb.jpg)
様々な表情があり、1年以上読んでいるかなと思いますが、少しずつ顔の表情と言葉が一致してきてる子達がいるのを感じます
特に「嬉しい」「悲しい」「怒ってる」は、子供達の中では説明はできないんだけど、他の絵本を読む時も時々そこに出てくる登場人物の気持ちを聞いていますが、上記の3つは 言葉と感情がその絵本の表情から理解できているように感じます
嬉しい: 目が細くなっていて お口が大きく開き 柔らかい優しい表情
悲しい/泣いている: 目に涙が出ている。悲しくて泣いている時は目尻が少し下がっている。
怒っている: 顔の中心にエネルギーが集まっていて、目や眉毛が吊り上がっている
ワクワクする: 目も口も大きく開いている
どうしていいかわからない(イライラする): お口が閉じてるけど何か言いたい。この後怒っちゃうかも
怖い: ぎゅっと縮まった感じで肩も少し上がってる
そんな説明と共に実際にみんなで表情作りをやってみたりしました
また、「どんな時に嬉しい?/悲しい?」という質問をしてみましたが、これに対しては説明するのが難しい様子だったので
聞き方を変えてみました
ママやパパと遊ぶ: 「楽しい」
もっとママやパパといたかったのに私をここ(我が家)においてお家や仕事に行っちゃった
:「寂しい 悲しい」
ママとパパが「おうちに帰るよ」と、迎えに来た時は「悲しい?嬉しい?」:「嬉しい」😀
葉っぱで遊んでいる時: 楽しい
大切なおもちゃ壊れちゃった :悲しい
本が破れちゃった :悲しい
お友達にブロックのタワーを壊されちゃった: 悲しい
最近兄弟が生まれたお子さんに、初めて赤ちゃんに会った時はどういう気持ちだった?と聞いてみたら:
「わくわくした」
おばけがいたら?:「怖い」
もしブルドーザーがここにきたら ワクワク?怖い?:「怖い」
どうして怖い?:「大きい音が怖い」
ゴミ収集車がきたら ワクワク? 怖い? :「怖い」
これは私的には意外な答えでしたが、ブルードーザーと同様に 今日のメンバー達は大きな音が怖いと言ってました
どんな時涙がでるかな?
転んで涙が出てきた。どうして?: 痛い
ほんの数分の会話ですが、色々な気持ちを理解していることがわかりました。
ちなみにですが、1年前、1歳だった子達は当時 朝パパやママが車で行ってしまうと泣いてしまう際に 「パパが行っちゃって嬉しい?」「パパが行っちゃて寂しい?」「パパが行っちゃって悲しい?」のどれにも「うん」とうなづいていました。
「うれしい」「さみしい」「かなしい」と何となく「〜しい」と、音が似ているから おそらく「寂しい」か「悲しい」が適切ですが「嬉しい」も子供達の中では同様でした
でも1年後の今は、2、3歳の子達は「うれしい」と「寂しい/かなしい」の違いを理解しています😀
まだ言葉で上手に伝えられない発達段階のお子さん達にも 転んでしまって「いたかったね」「びっくりしたね」 お友達に叩かれて「いたかったね」「いやだったね」 ママが迎えにきてくれて「嬉しいね」 おともだちが優しくしてくれて「嬉しいね」 寝る時間の前に あくびをしていたら「ねむたいね」「疲れたね」など 今その子が抱える気持ちを言葉にして伝えることで 感情を言葉で知る。理解するという学びを得ることができます
また、言葉で話せる子には 感情に触れる状況になった時に「どう言う気持ちか」を聞いてみると(怒っている時は落ち着いた後に)、その子自身も自分の気持ちを知る/理解する 事につながります。そして、感情や意思に共感して、必要な状況であれば代案プロセスに進めます。
自分が今どういう気持ちなのかを知ることで、次の何がそういう気持ちにさせているのかに向き合う一歩になります。
これは、大人も同様に使えます
自分が何にイライラしているのか、その背景には何が関係して、どういった気持ちが隠れていたのか。自分の感情に向き合う事で、自分自身の感情コントロール力を鍛える事ができます
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