春. 夏. 秋. 冬. 河童の散歩

八王子の与太郎河童、
つまづき、すべって転んで、たちあがり・・。
明日も、滑って、転んで・・。

白萩の大悲観寺① 観音堂、仁王門。

2019-10-03 19:17:36 | Extra
 
数年前、結核で隔離され、
院内から出られない2か月ばかり、
時間を持て余していた時、
知人が持ってきた、平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」を、
「ニヤ〜」の薄笑いで、
ベットに散らばした、文庫本全巻の32〜3冊。

肩の張らない本だった。
一気に読んだ中で、印象に残った短編に、
「白萩屋敷の月」がありました。

一昨日スタンド、大悲願寺の枯れ始めた「萩」の、
立ち話を聞いて、昨日訪れました。
八王子の在から40分ばかりところの秋川渓谷の傍です。
 

👇周りには樹齢五百年を超える大杉に、
囲まれていました。
1613年に建てられ、
1859年安政6年に再々建された物仁王門。
天井に
地元五日市の、
絵師、藤原善信、森田五水の画が、
色剥げしていますが、梵字を真ん中にして、見えます。


 
 
 
👇観音堂は1794年に建立し、
1824年から1827年にかけて、
観音堂内陣に欄間彫刻や向拝を追加して、
昨年、少しの色が残っているのを頼りに、
彩色を終えたと云います。
 
 
 
 
 
👇絵巻物で見たことはありますが、
閻魔さんがいて、嘘をつけば舌を抜かれる、
彫刻の地獄絵は初めて見ました。
 
 
 
 
 
👇観音堂左に堂宇が・・。
詳しいことは・・判らないまま。

 
 
 
 
 
 
 
 
時間をかけて、ゆっくり拝観してもいいですね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※  戸時代初期には、
仙台藩主・独眼竜の伊達政宗公の末弟である秀雄が、
この大悲願寺の15代目の住職を務めていた記録が・・。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする